北千葉道路、何と事業費260億円も増、開通年度も31年度へ

北千葉道路（国道456号線）の事業計画の再評価（H23.10.31）が発表されている。
情報はこちら。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000045939.pdf

何と事業費260億円も増、開通年度も平成31年度となっている。
主な理由は地元の要望を受けたものだ。
例えば、農道が分断され遠回りになるので、トンネル（横断ボックス）を作るため、盛土工法に変更。
わずか４本の小さな道路のために70億円もの事業費が増え、工期も延びた。

完成が７年後になったため、成田空港や周辺地区の活性化は手遅れになり、羽田や他の空港に貨物輸送は移るだろう。

森田千葉県知事や成田市長（前市長は贈賄で逮捕されている）の大失態である。
無駄な公共投資と言われても仕方ないだろう。

土建屋が支配する千葉県。
利権中心のコンクリート至上主義の千葉県。
まともな道路政策や交通政策を行わず、土建屋と官僚達の食い物にされてきた千葉県。
この事実をマスコミも議員も誰も伝えないのは重大な問題である。