(毎日新聞からの転載です)
成田スカイアクセスの開業で都心はますます遠のく?--17日からの北総鉄道の新ダイヤで、京成電鉄の新型特急スカイライナーの通過待ちに加え、特急料金不要の「アクセス特急」が停車しない一部の駅では、都心までの所要時間が増えるため、利用者から不満が上がっている。
「試運転列車を運行しております。十分ご注意ください」。白井市の北総線白井駅。アナウンスが流れた直後、スカイライナーが時速130キロでホームを通過して行った。
同駅と西白井(同)・小室(船橋市)・印西牧の原(印西市)の計4駅では、これまで平日164本の電車がすべて停車していた。17日からはスカイライナーとアクセス特急計105本が通過する。時間帯によっては都心への所要時間は最大9分増える
スカイアクセス開業に伴って運賃は下がるが、白井駅を利用する白井市の主婦(45)は「日中は20分に1本しか来ない。そのうえ通過待ちの時間が増えるなんて……。少し安くするから我慢しろということかしら」と不満そうだ。
一方、アクセス特急が停車する印旛日本医大(印西市)と千葉ニュータウン中央(同)は逆に都心への所要時間が最大18分短縮され、利便性が高まる。スカイアクセスにより北総線沿線で明暗が分かれそうだ。
成田スカイアクセスの開業で都心はますます遠のく?--17日からの北総鉄道の新ダイヤで、京成電鉄の新型特急スカイライナーの通過待ちに加え、特急料金不要の「アクセス特急」が停車しない一部の駅では、都心までの所要時間が増えるため、利用者から不満が上がっている。
「試運転列車を運行しております。十分ご注意ください」。白井市の北総線白井駅。アナウンスが流れた直後、スカイライナーが時速130キロでホームを通過して行った。
同駅と西白井(同)・小室(船橋市)・印西牧の原(印西市)の計4駅では、これまで平日164本の電車がすべて停車していた。17日からはスカイライナーとアクセス特急計105本が通過する。時間帯によっては都心への所要時間は最大9分増える
スカイアクセス開業に伴って運賃は下がるが、白井駅を利用する白井市の主婦(45)は「日中は20分に1本しか来ない。そのうえ通過待ちの時間が増えるなんて……。少し安くするから我慢しろということかしら」と不満そうだ。
一方、アクセス特急が停車する印旛日本医大(印西市)と千葉ニュータウン中央(同)は逆に都心への所要時間が最大18分短縮され、利便性が高まる。スカイアクセスにより北総線沿線で明暗が分かれそうだ。