玉ノ井部屋お相撲さんブログ


NO CHANKO, NO LIFE.

大相撲 玉ノ井部屋現役力士たちのブログです。

浴衣の話。

2005年07月08日 17時32分57秒 | 東桜山
こんにちわ!

東桜山です!


いよいよ明後日から名古屋場所が始まりますね。

休場するからか、「もう始まるんだぁ」となんか他人事のように
感じてしまってます・・・。(反省)

玉ノ井部屋のみんなには頑張ってもらいたいです。


今日は浴衣のトリビアを書こうと思います。

上の写真はとりあえず置いといて。



お相撲さんは冬に着物。夏は浴衣を着ます。

衣替えというか、その切り替わりは3月場所が終わって4月の中ごろから
浴衣を着始め、九州場所に乗り込む10月末まで浴衣で過ごします。

九州場所から3月の大阪場所後までは着物と、ちょうど
一年の半分づつを着物と浴衣とで分けて着ています。


着物や浴衣は1年に1度、部屋からお仕着せとして配られ
部屋のイベント(千秋楽打ち上げ)などで着用します。


またよく関取の名前が入った浴衣を若い力士もきていますが、
あれは関取から頂いたり、また兄弟子からもらったりして着ているのです。



関取と言っても5月場所から9月場所までの幕内力士だけが
自分の名前の入った浴衣地を作ることが許され、
それは後援会の方や力士同士に配ったりするのです。


最近では斬新なデザインの浴衣も増えてきていて
近年では武双山関の迷彩柄浴衣や、武蔵丸横綱のアロハ浴衣など。


また有名人とのコラボレーション浴衣なども登場し
武双山関の所ジョージさん浴衣や栃東関のユーミン(松任谷由美)さんデザインのがあります。



また力士の間では自分で気に入った生地を買って来て
仕立ててもらう力士もいます。




うちの部屋の磯東はなぜかピンクが好きで
雪駄もピンク、着物もピンク、頭の中身もピ・・。

まぁそんなことはいいですが(笑)



そんなわけで浴衣もピンクが欲しい!・・ということで
日暮里にある生地の問屋街に向かったんです。


そこには磯東が好きそうなピンクのアロハ生地が・・。
(上の写真を参照ください)



2,3年前に作ったのですがいまでもお気に入りで
よく着ているのをみます。


「こんどアルバローザ(注。女子高生とかが好きなブランド)の
 浴衣作ってもらおうかなぁ」と、
違う方向に進みつつある
磯東でした。


ギャル力士だなぁ・・・。