たまびと日記 2

記憶力が衰えないようにとブログに記録しているのに、
記録したものはどんどん忘れていくという悪循環に陥っています。

曽我の隠れ岩

2024-05-18 10:00:00 | 他府県
富士宮市「白糸の滝」近くにある三叉路がラウンドアバウト(環状交差点)になっていました。
信号がない左回りの一方通行で、10年くらい前に多摩市の桜ヶ丘ロータリーがラウンドアバウトになった時に見に行ったことがあります。


山野草の販売所があるのどかなところです。


ここからは私のマニアックな旅が始まります。
“いえびと”も娘2も私と行動をともにすることはなく、娘2は「相変わらずお墓が好きだね~ それと滝も」と言うのです。
そう、観光客などいるはずもないお墓を見に行ったんです。
この辺りはお芝居で有名な「曽我の仇討ち」の舞台です。
NHKの「鎌倉殿の13人」でも紹介されていましたが、頼朝が富士の裾野で催した巻狩りの時、
曽我十郎(祐成 すけなり)五郎(時致 ときむね)の兄弟が親のかたき討ちをしたというあの話です。


仇討ちに至ったいきさつは語りつくせないほど複雑なのですが、ここは討たれた工藤佑経(すけつね)のお墓とされています。


お墓の近くにコジャノメ(小蛇目)がいました。


近くには仇討ちの時に曽我兄弟が潜んでいたと伝えられる巨大な岩があります。




富士山も一人で見ました。


と言いたいところですが、バス停に観光の外国人青年が座りこんでいたので「富士山見ましたか」と話しかけて一緒に見ました。
そこから戻る私の姿を待っていた娘2に撮られてしまい、「おばあさんて誰にでも話しかけるよね~」とあきれられました。

コメント
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