多摩川の鳥：トラフズク

　ところでトラフズクだが、「枝が邪魔だな」「葉に隠れているな」「目を開かないな」と言う下の喧騒にお構いなく、枝に泊り幹に寄り添って昼寝をしている。
　トラフズクは漂鳥で、冬は農耕地や川辺のポツンとある常緑樹に数羽で休む。夜行性。耳のような大きな羽が特徴。多摩川で見られるのは珍しいそうだ。

柳の下

岸辺の散策路に柳が数本有る。　　　　　　　　私の好きな柳である。
ここ数日柳の下に２０余人も集まる。　　　 　　オペラグラスに望遠カメラ
盛んに柳の中を狙っている。　　　　　　　　　　その先にいたトラフズク　５匹も。

多摩川の橋：多摩川大橋

国道１号（第二京浜）の橋である。太平洋戦争中に下部構造が完成し、間に合わせで木製の橋が架橋されたこともあった。現在の橋は１９４９年に完成した。片側３車線で、両側に歩道がある。現在歩道の拡張工事が行われている。
竣工：１９４９年３月　　開通：１９４９年４月３０日橋種：道路橋
橋長：４３５．７６ｍ　　　　　　幅員：２２．８０ｍ
構造：ゲルバープレートガーター橋
遠くからだと青色のアーチがあるように見えるが、それは併行する専用橋のものである。

写真は大田区多摩川の上流側から撮影

多摩川の中：緋一点

多摩川に大きな鯉がいて　　　　　　　　誰かが餌をやるのだろ
水門の橋に集まってくる　　　　　　　　いずれの鯉も太ってる
緋鯉が一匹泳いでた　　　　　　　　　　真鯉に混じって悠然と
雌なら仲間の羨望か？　　　　　　　　　雄なら仲間のはぐれ者？

写真は大田区矢口の水門にて

風紋

緑地とロードの水溜り　　　　　　　　　空を写して輝くも
川に沿いて吹く風に　　　　　　　　　　揺られ揺られて波模様
留まることなく湧きたちて　　　　　　　流れる水があるがごと

写真は大田区西六郷の多摩川緑地にて