
これは、
俺の高校時代の現国担当教師マツモトことわが輩(2021年1月30日記事『さらばわが輩😭歯をべっき😱‼️』参照)が体験した、
できごと。
マツモトことわが輩は、
戦前の国文学にハマり、
自分のことを「わが輩」と言っていた。
このわが輩は、
伊達メガネでナニもかも冷ややかな視線を投げかけ、
全く冗談が通じん男やった。
俺が高校を卒業して2年後に結婚。
翌年と翌々年に娘が産まれている。
そして3年後に教頭になった。
平穏に数年が経過。
その間に、
私詩丸(ししまる)というペンネームで自作の詩を自主出版している詩人がいた。
私詩丸(ししまる)の詩は美しくも深い洞察力に満ち、
わが輩を虜にした。
その私詩丸(ししまる)が世界の始まりと真実を探求する旅に出て、
すべての真理を詩として発表することになっていた。
ところが、
私詩丸(ししまる)は旅を終えると、
この、
世界の始まりと真実の真理を詩化した書物を封印して、
どこともなく旅立ち、
一切の執筆をやめた!
私詩丸(ししまる)の行方はわからなかった。
が、
この問題の最後の詩集が、
山形県の蔵王山のとある宿屋にあることがわかった。
そして、
その最後の詩集は、
『天宇受売受(アメノウズメ)のポエジー』と題されているという。
わが輩はこの事実に興味を持った。
天宇受売命(アメノウズメ)は八百万の神にあって、
芸能の神様やったからや。
わが輩は、
自分をここまで詩の力で夢中にさせた私詩丸(ししまる)の思想が知りたくてたまらなくなった。
そして、
わが輩は決意した。
私詩丸(ししまる)が知った、
世界の始まりと真実の真理の詩『天宇受売命(アメノウズメ)のポエジー』を読みたいと。
わが輩は校長先生に、
山形県の蔵王山に行って研究したい旨を伝えた。
校長は『DRAGON BALL』にハマっていたので、
詩情のわかる男やなく、
たびたび研究と称して休んでいたわが輩に、
「行きなさい。退職金を手にして」と冷たく言い放った。
わが輩は驚き🫢
「あなたには文学の価値と徳を理解されていない」と言うと、
校長はキレて😠
「ナンやと⁉️かめはめ波喰らわすぞ❗️」と凄んだ!
わが輩は悲しかった。
いくら教育委員の教育長の息子だからといって、
高校の校長の資質がないコネ野郎とは一緒にいたくなかった。
学校から退職要求を受けたことを知った妻は、
わが輩が旅行支度しているところにきて、
「考え直してください」と懇願した🥺
が、
わが輩は、
「あの人が、わたしを------わたしを呼んでいる。私詩丸(ししまる)、私詩丸(ししまる)、私詩丸(ししまる)、私詩丸(ししまる)」と憑かれたように呟くので、
妻と子供達はわが輩に必死にしがみつき、
「行かないでください!」と必死に嘆願した🥺🥺
わが輩は強く、
「その手を離してください!お願いですから、その手を離してください!」と言ったが、
妻と子供達は更に強くしがみつき、
「いいえ!離しません!!絶対に離しません!!」と抵抗するので、
わが輩は妻と子供達を蹴り倒し、
「離しやがれ❗️」と怒鳴って、
出て行った。
その時、
わが輩の妻が後ろから、
「キツネの穴蔵に迷い込んだら、一生出られませんことよ」と言って笑った。
わが輩は気にすることなく、
山形県の蔵王山へと向かった。
JRで大声でタベるオンナ達を注意したら、
「キンタマおやじ」と罵られた。
日本語が堪能なイタリア人家族と出会って仲良くなり、
懐石料理のご馳走になった。
ショッピングモールで親しくなった女の子にもらったシュークリームを食べて、
食中毒になった。
こうして、
わが輩は山形県蔵王山に到着した。
山形県蔵王山は、
超古村にして、
自然に囲まれるというよりも自然の一部になってるようなところやった。
わが輩は、
私詩丸(ししまる)が献上した『天宇受売命(アメノウズメ)のポエジー』を所有する宿屋に来た。
宿屋の主人はわが輩に干し飯(ほしいい。乾燥させた米粒)を出してもてなした。
わが輩が宿屋の主人の案内で、
私詩丸(ししまる)がいた、
誰にも使わせていない部屋に案内した。
わが輩は、
そこで、
立派な用紙箱に入った『天宇受売命(アメノウズメ)のポエジー』を手にした。
ここまでの道のりがいかに長く辛かったことが脳裏によぎった。
わが輩は、
『天宇受売命(アメノウズメ)のポエジー』に私詩丸(ししまる)の手紙があることを知り、
読んだ。
そこにはこう書かれていた。
「いまここに、世界の始まりと真実の真理を詩にして、天宇受売命(アメノウズメ)に奉納する」
わが輩は緊張に満ちて、
『天宇受売命(アメノウズメ)のポエジー』を開いた。
最初に「始まり」と書かれて、
ずっと白紙やった😱
最終ページまで白紙で「完」と書かれて終わった。
わが輩は『天宇受売命(アメノウズメ)のポエジーを抱いて泣き出し、
「これを手にした者が世界の始まりと真実の真理を自分で得なければならない。しかし、わたしが失った代償のナンと大きいことか⁉️」
と、
いつまでも爆泣きした😭😭😭
週の真ん中が終わりました〜😊🍀
わが輩さんは真面目で教頭に迄なったのに✨
どうしても文学魂?が抑えられなかったんですね😣
でも奥さんや娘さん達を蹴り倒して💔学校を辞めてしまった代償は大きかったですね💧
でも道中にさえ◯タマオヤジと罵られシュークリームで食中毒になったかと思えば💧懐石料理をご馳走になれたり😍
人生とは?が濃縮されてると思いました😌
折角手にしたアメノウズメのポエジーが😭💔
どんなに号泣しても覆水盆に返らずですが💧
ここから✨わが輩さんご自身がこれ迄学んだ力でアメノウズメのポエジーを完成させ✨ご家族に振り返って貰える様に一旗揚げてほしいと思いました✨
素晴しい大作でした👑
そしてタイトルの写真とても美しくステキでした😌✨
ありがとうございました❤️
この手の記事は、
調べ上げるのが大変で、
私自身、
国語力が無いとマツモトことわが輩によく言われたことを思い出します。
だからこそ、
調べ上げを徹底して記事化するプロセスは、
わが輩から伝授されたかもしれないと一瞬考える時もあります。
それほど、
わが輩は、
国語が好きで文学が大好きでした。
私には無縁ですけど、
活字依存症と言われる方が存在するそうです。
活字依存症は、
とにかく読み物がないと落ち着かないビョーキで、
しかも速読しますから、
大抵の書物は読破しています。
とにかく読み物がないとどうしようもない依存症ですので、
本屋さんにしては親友登録したいところでしょう。
しかし、
活字依存症の方々は、
ただ読み物を読み漁るばかりではありません。
しっかりと批評します。
つまらないものはどこがつまらないのか指摘するそうです。
ある意味、
こんな、
活字依存症にまでは至らなくも、
わが輩は、
詩の力に魅了されて、
自身の日常を、
踏み越えられたんですね。
jasmine様のリアクションとコメントに感謝いたします。
寒暖差が激しいです。
喉が弱いとのことですので、
くれぐれもご健康に過ごされ、
10月の季節を満喫されますように。