
あの、
禅寺に、
実地試験に赴き、
於道(おどう)という指導坊主にしごかれた毎日を送った、
俺の元ダチ、
求道(くどう)の体験談。
その日は、
ガチガチガチに冷え込んでいた❄️
求道(くどう)は、
暖房一つ無い室内で、
身を丸くして、
震えながら座っていた。
そこに鈴の錫杖持った於道(おどう)が来て、
「求道(くどう)はん。いつも厳しく指導してることを反省してます。やから、お詫びに、滝打ちさせてあげますさかい」と言った。
求道(くどう)はこのとんでもない言い訳に驚いて、
「滝打ちですか🥶❓こんな寒い日に嫌です!!」と言った。
そしたら於道(おどう)は不機嫌に、
「悉有仏性(しつうぶっしょう)に不愉快なことを言われる😠修行も実地の範囲にありんすよ!」と語調を荒げた。
求道(くどう)は負けずに、
「こんな寒い日に滝打ちとか、どうかなさっています!」と言い返した。
於道はキレて、
「どうかしてるって、それは拙僧がクソッタレ肛門坊主ということか😡⁉️」と叫んだ!
求道(くどう)は必死に、
「嫌なものは嫌でございます‼️」と言い返した!
すると於道(おどう)は、
目を閉じて静かに拝み出し、
「求道(くどう)さん。お釈迦様がお滝に行きなさいと言わはってる」と言った。
求道(くどう)は戸惑いながら、
「そんなこと言われても---」と呟いた。
於道(おどう)は凄み利かせて、
「おんどれの道は二つある。ここで即身成仏するか、お滝で行して高評価のうちに下山するか?」。
求道(くどう)は泣く泣く、
於道(おどう)とともに、
滝へと赴いた。
滝業用の薄い白衣に着替えた求道(くどう)は、
恐る恐る滝に入ろうとして、
その、
あまりの冷たさに悲鳴上げて、
飛び退いた!!
於道(おどう)は、
「シツうブッしょォ~ッ‼️」と叫んで、
求道(くどう)の頭を鈴の錫杖で叩いた!
求道(くどう)は、
その激痛に絶叫した😱❗️
於道(おどう)は涙を流して、
「どうして気付かんのか⁉️これがお釈迦様の慈愛やと、なんで気付かんのか⁉️」と絡んだ!
求道(くどう)は目を閉じて、
ゆっくり滝に進んだ。
その背後から、
於道(おどう)が、
「お釈迦様の為なら、百万の氷🧊を抱きしめます‼️」と叫んだ!
求道(くどう)は、
ヤケクソに滝に入り、
すぐに悲鳴上げて出てきた!
於道(おどう)は、
「シツうブッしょォ~ッ‼️」と叫んで、
錫杖で求道(くどう)の頭を叩いた!
求道(くどう)は絶叫しながら、
「仏様、仏様、なぜわたしをお見捨てになったのですか❓」と、
心に呟いた。