
俺のところの二階に住む、
前副自治会長の桃尻おやじが体験した話。
地方の成金やった桃尻おやじは、
親族の反対押し切って、
代々所有していた藍畑のひとつを潰して、
豪華なマイホーム建てた。
親戚には、
「藍畑は私の傘下❗️よさんか‼️インネンつけるのは😡」とガチギレした!
時に、
近年稀に見ると言いながら毎年来る強い勢力の台風の接近を告げられても、
桃尻おやじは、
どうせそれると言って取り合わなかった。
台風接近当日、
次第に雨風強くなり、
暴風と化す!
けれど、
桃尻おやじは、
布団で電気スタンドの灯りで読書にふけっていた。
そして、
強風で家が揺れているにも関わらず、
睡魔に誘われ、
本持ったまま眠りに落ちた。
お日様のまぶしさに目を開けた桃尻おやじは、
布団に身を起こして、
驚いた🙀
ナント、
家がなかった😱
藍畑やった😱😱
布団と電気スタンドと手にしていた本以外、
何もなくなっていた😱🙀
ただただ、
藍畑のみ。
桃尻おやじは布団引きずりながら、
「わたしの家はどこ❓わたしの家はどこ❓」と言いながら、
さまよい歩いた。
なぜこんなことになったのかというと、
桃尻おやじが、
台風舐めて、
本読みながら眠りこけてた時に、
暴風によって家が飛ばされ、
もう一つの親族所有の藍畑にまで吹き飛ばされた訳やけど、
不思議なことに、
昨夜寝ていた同じ状態で、
藍畑に飛ばされていたんやった。
親族は陰で、
「藍を傘下にしたんやない。藍の傘下やったんや。最初っから」とヒソヒソ噂された。