画像は、昔の精米機。
俺のひいじいちゃんの話。
俺のひいじいちゃんは、
長崎県のとある孤島(現在、偉そうに、市になりっている)の百姓やった。
米と大根が、主産物やけど、
大根はガチに硬いので、採ったら2日ばかり置いて、その後、包丁入れて、干し大根にしていた。
米の方は、
稲刈りしても、
精米しないといけないので、
庄屋さんのところに一つだけある精米機が命綱やった。
ある日、
そんな精米機が置いてある小屋が火事になった。
百姓どもの必死の消火活動も空しく、
精米機は燃えた。(ケイジロウ、ノートルダム寺院と違って、昔の孤島の誰も知らないド田舎の精米機が焼けたところで、誰も寄付を申し出るもんはおらんよ)
百姓達は、
茫然自失😱❕😱❕😱❕
と、
燃えている精米機の側で、
五十代くらいの痩せた坊主頭の男が、
両手に風車持って、
笑いまくって立っていた。
百姓達は、その男に近付き、
「火ぃ着けたのお前やろ?」と言った。
男は驚き、
「と、とんでもねぇ!?火ぃ着けたのオラだよ!」と言った。
百姓達は、ガチギレして、
干し大根用の硬い大根持って、
男をぼこぼこ、叩き始めた!!
村長さんがあわてて来て「この人は、知恵が、みなさんと違うんです(知恵遅れと言う暗喩か?)」と、必死で弁解した。
男もよろよろとしながら、
「これは、乾き衣だよ」と言った。
そしたら、百姓達は、更にガチギレして、
「乾き衣と言うことは、濡れ衣やないと言うことやろが❗お前が、火ぃ着けたんやろうが!!」言うて、
再び、
大根で男をぼこぼこ叩き出した。
そして、
再び、村長さんが制止した。
男は、よろけながら、
「キリスト様に誓って、オラやない❗」言うた。
百姓達は、究極にガチギレして、
「お前、浄土真宗やろが❗」言うて、
大根で、叩きまくった。
夜明け頃に、
ぐったりした男の体を、
トラックが運んだ。
後から、わかったことやけど、
精米機の出火原因は、
漏電やった。
ケイジロウ、
こういう、
封印された、
残酷な物語が、
日本のド田舎の、ところどころに埋もれている。
まさに、
ド田舎暗部や❗