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ケイシロウとトークアバウト

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ワンス・アポン・ア・ド田舎

2019-04-21 22:54:22 | 日記

 

画像は、昔の精米機。

俺のひいじいちゃんの話。

俺のひいじいちゃんは、

長崎県のとある孤島(現在、偉そうに、市になりっている)の百姓やった。

米と大根が、主産物やけど、

大根はガチに硬いので、採ったら2日ばかり置いて、その後、包丁入れて、干し大根にしていた。

米の方は、

稲刈りしても、

精米しないといけないので、

庄屋さんのところに一つだけある精米機が命綱やった。

ある日、

そんな精米機が置いてある小屋が火事になった。

百姓どもの必死の消火活動も空しく、

精米機は燃えた。(ケイジロウ、ノートルダム寺院と違って、昔の孤島の誰も知らないド田舎の精米機が焼けたところで、誰も寄付を申し出るもんはおらんよ)

百姓達は、

茫然自失😱❕😱❕😱❕

と、

燃えている精米機の側で、

五十代くらいの痩せた坊主頭の男が、

両手に風車持って、

笑いまくって立っていた。

百姓達は、その男に近付き、

「火ぃ着けたのお前やろ?」と言った。

男は驚き、

「と、とんでもねぇ!?火ぃ着けたのオラだよ!」と言った。

百姓達は、ガチギレして、

干し大根用の硬い大根持って、

男をぼこぼこ、叩き始めた!!

村長さんがあわてて来て「この人は、知恵が、みなさんと違うんです(知恵遅れと言う暗喩か?)」と、必死で弁解した。

男もよろよろとしながら、

「これは、乾き衣だよ」と言った。

そしたら、百姓達は、更にガチギレして、

「乾き衣と言うことは、濡れ衣やないと言うことやろが❗お前が、火ぃ着けたんやろうが!!」言うて、

再び、

大根で男をぼこぼこ叩き出した。

そして、

再び、村長さんが制止した。

男は、よろけながら、

「キリスト様に誓って、オラやない❗」言うた。

百姓達は、究極にガチギレして、

「お前、浄土真宗やろが❗」言うて、

大根で、叩きまくった。

夜明け頃に、

ぐったりした男の体を、

トラックが運んだ。

後から、わかったことやけど、

精米機の出火原因は、

漏電やった。

ケイジロウ、

こういう、

封印された、

残酷な物語が、

日本のド田舎の、ところどころに埋もれている。

まさに、

ド田舎暗部や❗