![]() | キン肉マン 37 (ジャンプコミックス) |
ゆでたまご | |
集英社 |
こういうことを企画して判断して世に出せる人たちと自分が同世代だということを実感し、その事実に劣等感と寂しさと「コミックバンチ創刊以降の過去の栄光すがり付きはもう病気だな大丈夫か」って妬み嫉みと、そのすべてを上回る懐かしさでハートが窒息。
●お知り合いのツテによってとあるお子様の小学校入学式の撮影をやらせていただきまして、本日パッケージ化が終わったとこです。
・で、撮影してるさなか、昔を思いだそうにもなんだかさすがに小1のときのことは思い出せず。つかむしろ、ここにいる親御さん方の何人が同級生なのか、とかそんなことがよぎったり(笑)
・編集中に思わず、母親に電話したり。
「なー、おれって小学校の入学式、なに着てったの?」
「卒園式のときに来たスーツをもっかい着せたがね」
「あーあれ着てたんだんだおれも。なんで短パンなんだろーね」
「こどもらしいがね」
「おーなるほど。おー。あ、卒園式、急に思い出したわーなんか。すっげぇ嬉しかったような気がする、そのスーツ。でも入学式はさっぱりだ?なんで?」
「しらん」
「なーあのスーツ、もう来年には着れんのだよなー。すげぇなー」
「そうだよーこどもは金がかかるんだ!」
「うへぇ。すまんす」
●そう、知り合いに「おれの最古の記憶は2歳だ!」と豪語する私もなぜか小学校1,2年のときの記憶はほとんどない。なぜなんだ?
1年も2年も4組だったのと、三角食べしか思い出せない(笑)
・思い出そうと努力してると、どうしても小学3年あたりからの記憶が蘇ってくる。まあ私にとってのいわゆる【ものごころ】っつうのはこのへんになるんだろうな。
・当時、確かハギモトの欽ちゃんが【視聴率100%男】って呼ばれてて。
「しちょうりつ100ぱーせんと、ってどういう意味?」ってねぇちゃんに聞いて
「日本人全員が観てるってことだがね」
「すげぇ!きんちゃんすげぇ!」
「いや、足して、だけどね。欽ドン!と欽どこと週刊欽曜日足してね」
「????」
「欽ドン!は20%くらいだから、10人のうち2人くらい観てる」
「????ぜんいんみてるんじゃないの?????」
「あーだから足すと100ってすごいんだよ」
「なんでーなんでー」
「あーうっさいわおまえどっかいけ」
なんて会話を繰り返してた。
割合って概念はなんとなくわかってたが「足して100%」ってロジックは本当に理解できなくて
「なんで?ぱーせんとって足せるの?なんで?」
ってずっと考えてた。
ゆで理論に出会う前まではな。
●「ベアークローを二刀流にして200万パワー!!!!」(この時点で、えー)
・いやもうこれ読んだ時、衝撃で衝撃で
「そっか!足していいんだ!!」
とか思った私、テラ素直。この経験さえなけりゃ、もう少し数学が得意になれたはず(笑)
●んで、いま、その熱さと勢いはそのままに、画力が数段アップした姿で、進行中なう!のキン肉マンが連載しているという。Webで。
・なんとも懐かしくも複雑な気分で、でも嬉しかったりするのです。38巻ももう出てるんだって。
・つうかあれだな。“あの”キン肉マンでも当時は36巻で打ち切りみたいな最終回迎えてんだな。やっぱ今の週刊マンガは続きすぎだなー。
-----------(ちなみに)--------------------------------
・生まれて初めて【いんたーねっと】繋いで、
最初に検索したのは
【宮沢賢治】(宮沢賢治記念館のWebサイトが出てきた)
二回目が
【野口英世】(野口英世記念館のWebサイトが出てきた)
三回目が
【パロスペシャル】(笑)
名前の由来が書いてあるサイトがあって「マジで!実在する技なの!」ってびっくりした記憶があります。自分の知らないことを知っている人が知り合いにならないまま教えてくれるって思わされた出来事でした。これがなければ今ほどネットやってないかもしんない。
・イントロのブラスアレンジがもう最高で最高で。
・ってこれ言うの二回目だっけ?
・先の母親との電話で「そういやあんた子供の頃、とにかくキン肉マンの歌、歌っとったな」って言われました。相当好きだったらしい(笑)
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