(↑ 「南沢あじさい山」にて)
タイトルの年号を間違えたわけではありません。こちらの過去記事の最後でつぶやいた公約?の一部を実行します(^^; ちょうど1年前に撮ったアジサイの画像を整理したので、紹介します。
東京都あきる野市にあり、「花咲か爺さんが作ったあじさいの名所」として知られる「南沢あじさい山」と、東京都青梅市にあり、ツツジの名所として有名な「塩船観音寺」を訪れていました。
「南沢あじさい山」については、たまたま昨日の6月20日付東京新聞朝刊の「首都残景25」欄で紹介されました。深沢にあるこの山で代々林業を営んできた南澤家(:HP表記。くだんの記事では南沢家)の18代目である南澤(同様)忠一さんが、たった一人でアジサイを植え続けること50年…10年前から弟さんが、3年前からは地元の若い起業家高水健さんがサポートているそうですが、今やその数約1万株(:HP情報。くだんの記事では1万5千株)。高水さんがネットで宣伝したことにより、いつのまにか観光名所となったそうです。そもそもは、先祖代々が眠るお墓への道に彩りをと、忠一さんが林道にあじさいの苗を植えたのが始まりとか…。
いずれの名所も、東京の多摩西部の豊かな自然と一体となり、アジサイが瑞々しい景観を作っていました。
コラージュ画像を中心に紹介します。(★これより下の画像をクリックすると、大きい画像が見られます。★撮影日は2020年6月17日です。)
初夏の里山2020 ~西東京の紫陽花~
◆南沢あじさい山◆
あじさい山全体のイラスト図でわかるように、山の斜面・林道沿い・渓流沿いにいろとりどりのアジサイが植えられています。(このパノラマ画像では、斜面沿いの道がまるでV字のように見えますが、実は直線なのです(^^ゞ)
森の中でアジサイが自然に溶け込んでいて、その静かな景色に圧倒されながらも、とても心が落ち着き、安らぎを感じました。フラワーガーデンのアジサイ園とは一味も二味も違います。
山の上に出ると、また風情が変わりますね。
アジサイには木漏れ日が似合いますね。
コラージュ画像では、この山全体の風情やスケール感が伝わりにくいですねぇ…gooアルバムの方がよかったかな(^^ゞ
くだんの記事によると、御年91歳になる忠一さんの夢は、「ハナモモやセッコクランなども植えて、深沢を花の町にする」ことだそうですw(☆o◎)w 弟さんや高水さんらに支えられ、夢が実現するといいですね
◆塩船観音寺◆
くだんのお寺のサイトには、「『塩船』とは、周囲が小丘に囲まれて船の形に似ているところから、仏が衆生を救おうとする大きな願いの船である『弘誓の舟』*になぞらえて名づけられた」とあります。(*ブログ管理人注:「ぐぜい」の船)
約2万株というツツジがその丘の斜面を覆うように植えられており、見頃(4月下旬~5月上旬)の景色はさぞ圧巻でしょうね。
7月中旬にはヤマユリ、9~10月は4種類の萩、お彼岸頃は彼岸花も一緒にと、四季折々花が楽しめるようです。
ツツジの季節は終わっていましたが、ツツジの尾根の東側にある尾根の斜面(「霞丘陵自然公園」)に、サツキが少し咲き残っていました。
中央の2本の巨木は、「塩船観音の夫婦杉」と呼ばれている東京都指定天然記念物の大杉です。詳しくはこちらをご参照ください。
上段右端の景色は、丘の最も高い所に立つ観音像の足許からの眺めです。
アジサイは、ツツジの尾根の向こう側(東側)、裏山とでも申しましょうか、その道沿いに植えられています。ツツジの圧倒的な存在感に比べれば、アジサイの影は薄いといえるかもしれませんが、雑木林の足許で木漏れ日を浴びて静かに瑞々しく輝く様は、まさにアジサイの真骨頂という雰囲気でした。場所も景観も、ツツジが陽ならアジサイは陰、でしょうか。アジサイの隠れた名所といえると私は思います。
いつか、ツツジの季節にも再訪したいと思います。
今熊山からあじさい山へ行きました。
全山を占めて咲くあじさい、見事ですよね!!
先日TVでも観てなつかしく思い出したばかりでした。
帰りの五日市までの歩きのきつかったこと、あの道はもう歩けません。
あの頃もう腰はかなり悪かったはず。
そうですか、腰がすでに不調だったにもかかわらず、ハイキングコースの途中で寄られたのですね。すごいですね。元々健脚でいらっしゃるからできたことなのでしょうね。
そうですか、テレビでも放映されたのですね。私もNHKのニュース番組か何かで知って行きました。
中澤のおじいちゃま、アジサイの手入れをしながら、いつまでもお元気でいてくださるといいですね。ちゃんと後継者がいるというのもすばらしいです。