
(↑ 町田市「奈良ばい」)
2022年4月2日、花曇りではありましたが、町田市の「図師小野路歴史環境保全地域」として保全されている地域の「奈良ばい谷戸」(通称「奈良ばい」)を歩きました。小野路は、朝日新聞社(「森林文化協会」共催)が創刊130周年を記念して選定した「にほんの里100選」に東京で唯一選ばれた里山です。また、町田市と「NPO法人 みどりのゆび」とが協働して整備している市内のフットパス22コースのうちの一つで、同NPO法人発行のガイドマップを見ながら歩くことができます。
さらに、NHKの教養番組「趣味どきっ!」で2021年秋に8回にわたって放送された「道草さんぽ」シリーズの「道草さんぽ(6)『里山さんぽ』」でも紹介されました。
なお、昨年の同時季の様子が「春の里山2021 ~町田の谷戸巡り(1) 奈良ばいと東谷戸~」で、秋の様子が「秋の里山2021 ~町田市の谷戸巡り~」・「秋の里山2018 ~町田市図師小野路~」などで見られます。
gooアルバムで紹介します。
春の里山 ~町田市小野路の芽吹き~
(★スマホで見る場合は、「PC版サイト」に設定してください。★画像は48枚あります。★バーの左下の<三角マーク>をクリックすると、スライドショーが始まります。手動で送るときは、画像上の左右にある<三角マーク>をクリックしてください。★バーの右下の<拡大/縮小ボタン>をクリックすると画像が大きくなり、同ボタン or Escキーで元の画面に戻ります。★コメントは全部にはついていません。★撮影日は2022年4月2日です。)
最後までご高覧お疲れさまでしたm(__)m
昨春は4月3日に訪れていましたが、今年より数日以上季節が進んでいました。山桜が散り、花桃も満開をだいぶ過ぎていた代わりに、樹々の新芽が淡く萌え、雑木林がことのほか美しかったです。ぜひくだんの昨年の画像と比べてみてください。
アルバムに出て来たキブシ(木五倍子)ですが、花の雰囲気から「黄色い藤」を連想するからでしょうか、「キフジ」が別名にもなっていますね。「きふじ」の方が言いやすいのもあるかもしれませんね(^^ゞ
在来種のタンポポと西洋タンポポとの違いについて、くだんの過去記事で解説しています。よろしければご参照ください。植物の生存戦略に驚かされます。
【野イチゴ豆知識】
アルバムでも解説しましたが、モミジイチゴ(別名 キイチゴ)は、葉がモミジに似ていることからついた名前で、オレンジ色に近い黄色の実をつけるので、別名がキイチゴ(黄苺)です。もう一つのキイチゴ(木苺)は、ラズベリー(フランス語でフランボワーズ)やブラックベリーに代表される種類の総称です。
他にも、名前に「イチゴ」がつく植物は沢山ありますね。白い花をつけるものがほとんどですが、ヘビイチゴは黄色の花、ナワシロイチゴは濃いピンク色の個性的な花(花びらが閉じたままで開かない)ですね。
食べられる野イチゴの一覧が「画像で見る野イチゴの種類と特徴&花言葉」というページで紹介されています。美味しさまで表示されていますよ。併せてご参照ください。
イチゴ属はなかなか名前と実物がつながりません。一致させて覚えるのは至難の業ですね(^^;
じゃなかった多摩丘陵になるのでけっこう自然が残ってたりしますね。
もう随分前だけど団地の中に
「マムシに注意」なんて立て札があったりしました。
とはいえ Google地図で航空写真を見ると今は随分と家が増えましたね。
…になってしまって申し訳ありませんm(__)m
再びコメントをくださり、どうもありがとうございますm(__)m
「マムシに注意」が団地内にあったとはびっくりですw(☆o◎)w
そうなんです、多摩丘陵、特に私の市は多摩ニュータウン(ニューでもなくなりましたが)の中でも田園風景の多いのんびりした所ですが、近年開発の一途でとても残念です(^^;
でも、よく散歩する親水公園には今でも「マムシに注意」があるし、この町田の里山でも見かけます。
ただ、里山を散策し始めて十数年になりますが、今のところまだお目にかかったことはありません(^^;
アオダイショウとヤマカガシはよく見かけますね。ヤマカガシは、以前住んでいた近隣町(新興住宅地)のマンション内にも出てきて、当時小学生だった息子たちが有毒とは知らずに枝でつついていたことを知ったときは、ヒヤッとしました(^^ゞ