ブラザース・フォアのマーク・ピアソンさんに触発されて、パンジョーを替えました。
今まで持っていたブルーグラスバンジョー(5弦リゾネーター)は、1978年製のトーカイT-850Rとオークションで買ったブルーリッジというブランドの派手ハデきんきらきんのクリアヘッドバンジョー(造りはアリアのSB-600に酷似)でした。
Tokaiのバンジョーは1970年代当時、ギブソンのフルコピーに挑戦したもので、RB-3のスペックで作られているそうです。非常に重く、音もとても良いバンジョーでしたが、マークさんのバンジョーの音と違うのです。バンジョーはセットアップで見違えるほど音が変わると言われていますが、それにしても、です。マークさんのリゾネーターはウォルナット、私のはマホガニーです。これは違ってもしかたがない。ブルーリッジの方はシカモアなので、こちらの方が近い感じなののですが、やはりウォルナットかメイプルのリゾネーター、ネックのバンジョーが私の好きな音であるようです。
そして見つけたのがカリフォルニアにあるSaga Musical InstrumentsのGold StarバンジョーのModified Usedです。1970年代はこのバンジョーも東海楽器で作られており、行きつけの楽器屋さんでアーチトップのバンジョーを弾かせてもらい、感激した記憶があります。機種はGF-200。きれいなトラ杢のメイプルリゾネーター、ネック。弾いてみてその音のでかさと重さに圧倒。トーカイも重いと思っていましたがそれを上回る。ぱーんとはねるような音と早いレスポンス。これはゲットするしかない。
もったいないと思いながらもT-850Rを手放し、これを交換しました。家人も音の違いには一聴して解るくらいの違いでした。
さあ、これからはこれを1ステージ持っていられるだけの体力を鍛えなきゃ。
これからブリッジ、チューニングキーなどを少しずつ私流にレンジしていきたいと思います。