TakoBonの "The Happiest Music Life with The Brothers Four"

アメリカン・モダン・フォーク・パフォーマー、ブラザース・フォアの生涯ファンを自称する、自己満足的脱線情報発信ブログ

初めての、そして最後のD-28

2013-06-14 20:11:55 | 楽器の話

私にとってマーティンのD-28というギターは特別のもので、いつまでも買えないものでした。値段が高い、とかではなく、訳もなく、究極のギターと自分で決めてしまっているのです。だから、普通はあまりない、はじめに買ったマーティンがD-45DX(CFM)という変なやつです。
それからJ-40,J-12-40,O-18T,00-21ときてもまだD-28は買えない人でした。
でも今回、アコースティックプラザ井上楽器の井上社長さんにとてもよい一本を紹介いただき、初めての、そしておそらく最後のD-28を手に入れることにしました。60年代後期のもので、リフィニッシュされていますが、ギター弾きにとってはオリジナルコンディションより、プレイヤーズコンディションが問題。きっちり調整されて45歳とは思えない元気で美しい音で鳴ってくれます。赤みがかったブラジリアンローズウッドのサイド・バックで、音の反応スピード、少し硬質だが気品のあるとてつもない大きな音、ロングサスティーン、いつまでも弾いていたい音です。これから一生持っているよい友人みたいなつきあいをしたいです。
井上社長、ありがとうございます。これからもいろいろ教えてください。