TakoBonの "The Happiest Music Life with The Brothers Four"

アメリカン・モダン・フォーク・パフォーマー、ブラザース・フォアの生涯ファンを自称する、自己満足的脱線情報発信ブログ

MP3プレイヤー雑感

2006-01-15 22:29:48 | オーディオ
現代はまさにデジタルオーディオ時代で、私も通勤時間が長いのでたいがいデジタルオーディオを持ち歩いています。メモリ型、ハードディスク型、映像も再生できるマルチメディア型などいろいろ試しました。持ち歩くには電池の持ち、軽さがやはり選択条件になります。
しかし、これを家で聞く、ということは余りありません。どうしてもゆっくり聴くときの音じゃないんですね。外にいるときは周りが雑音だらけですからこの程度でいいですが、静かな家では小さな音でBGMで聞く以外には再生レンジの狭さが気になります。レンジとは特に周波数域では高音側と、ダイナミックレンジのことです。私は極端なアナログ派ではないですし、あの小ささで10年前とは隔世の感のある音質はむしろ楽しむべきなのでしょう。これはデータフォーマットの問題ではなくて、おそらくアンプの問題なのではないかと思いますが。

愛地球博についてのメッセージ

2006-01-08 20:42:08 | ブラザース・フォア
愛地球博は地球環境を考えることがテーマでしたね。
ブラザース・フォアはそのイメージに「グリーン」があるようにこの万博にはふさわしいキャスティングでした。
http://www.expo2005.or.jp/jp/N0/N1/N1.6/N1.6.6/N1.6.6.1/

1990年には大阪で開催された花博でもテーマ曲を提供しています。
そのときのテーマ曲は「Winds Of Green」。とてもきれいな曲で、何度聞いても涙が出てきそうになります。オリジナルレコーディングはすでに廃盤ですが、「Tokyo Tapes」というタイトルのCDで聞くことができます。

The Echo Brothers

2006-01-07 23:54:00 | パフォーマーとして
昨年開催されたフォーエバー・フォアのクリスマスコンサートに私の所属するエコー・ブラザースがゲスト出演させていただきました。
フォーエバー・フォアのホームページにそのときの写真が掲載されています。
このバンド、実はこの日に初めて全員がそろう、という恐ろしいスケジュールで行われたものなのです。特に私は関西、3人は東京近郊という地理的ハンディがあり、私のリハーサルは一回のみ。でもなんとかかたちになったのは、お手本であるブラザース・フォアの録音があるからです。
今日も私抜きでリハーサルしたはずです。私の替わりには、エコーブラザースのプロデューサーであるキクチ氏が入っているはず。彼がいなくてはこのバンドは続けていくことはできません。キクチ氏は兄弟バンドであるフォーエバー・フォアのメンバーでもあります。このバンドは既に東京、中京地区でパフォーマンス経験のある実績あるバンドです。
このバンドのことはまた紹介しますが、驚異のレパートリー数を誇ります。

J-12-40

2006-01-07 23:41:56 | 楽器の話
Martinは12弦ギターをいろいろ作っていますが、一番知られていないのがこのモデルではないでしょうか。
かつてはEric Claptonが所有していたことで知っている方もいるかもしれません。12弦とは思えないほどの素晴らしい演奏性、倍音のとてもきれいな響き、パワーと文句なしの名器だと思います。
もともとJモデルはMartinのクリス・マーティン氏がDモデルに次ぐ新しいボディ・スタイルを目指して作られた比較的新しいモデル。
良い12弦を探していたときにブラザース・フォアのオリジナルメンバー、マイク・カークランド氏(あえて私の大事な友人の一人、といっておきましょう)に相談したところ、氏もこれを使用しているとのことで強く推され、買うことにしました。対抗馬はD-12-28でした。
今は既に廃版になっているようで、私のギターにもカスタムと書いてあります。新大久保の黒澤楽器にデッドストックが入荷したようです。12弦弾きの方は一度おためしあれ。

テナーギター

2006-01-07 23:16:46 | 楽器の話
今日はテナーギターを少し弾きました。テナーギターは今ではほとんど見ることのない楽器ですね。60年代のモダンフォークブームの時にはキングストン・トリオとブラザース・フォアがこれをよく使っていました。普通のギターよりだいぶ小振りで(マーティンではOサイズ)、4弦、アンサンブルのなかでは文字通り高音域を受け持ちます。ブラザース・フォアはデビューアルパムのほとんどの曲をテナーギターでこなしているようです。よーく聴いてみると他のアルバムと音が違うのに気がつきます。
ブラザース・フォアのリズムギタリスト、ジョン・ペインさんの話を聞くと、60年に6弦を買った、といっていましたから59年の7月にコロンビアで録音したデビュー版は間違いなくテナーギターですね。
私のはMartin O-18Tというもので、1965年ものです。サイド、バックはマホガニーで、トップはスプルース、いわゆる18スタイルです。
マーティンのマホガニーモデルに共通の甘くきれいな高音が特徴です。音数がすくないので一本で弾くのはなかなか技術がいりますが、アンサンブルの中でオブリガートを弾くと実に良い味が出ます。