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長靴を履いた開高健

小説家開高健が書かなかった釣師開高健の姿や言葉などあれこれ

『開高健とトリスな時代』茅ヶ崎市美術館

2010-11-21 20:32:42 | ■知の喜び(NEWS)

11月21日から来年1月16日まで、茅ヶ崎市美術館で、『共催展 生誕80周年 開高健といくつもの肖像 開高健とトリスな時代~「人間」らしくやりたいナ』という何とも長いタイトルの展示会が開催される。

それにしても、“トリスな時代”という表現はいかがなものか? 

言葉を大事にしていた開高さんが目にしたら、「あかん、あかん」と否定すると思うのだけどね。

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新発見!「裸の王様」の草稿や「夏の闇」の創作メモなど

2010-04-25 16:40:51 | ■知の喜び(NEWS)

「裸の王様」の草稿や「夏の闇」の創作メモなど約50点が新たに見つかったそうだ。
生誕80年を盛り上げるために、関係者が一生懸命さがした成果なのだろう。

現在、開高健記念館として公開されている茅ヶ崎邸に、少し前までまだ手つかずの場所があったが、あそこはもう手をつけたのだろうか?

以下、asahi.com(4月20日)より転載。

作家・開高健(1930~89)の芥川賞受賞作「裸の王様」の草稿や、自身が第2のデビュー作と位置づける作品「夏の闇」の創作メモなど約50点が見つかった。開高の創作過程を伝えるメモや草稿はほとんど残っていないため、創作イメージをどう膨らませたのかが分かる貴重な資料だという。

見つかったのは、すべて400字や200字詰めの原稿用紙。大半がペン書きだった。遺品を保存する開高健記念会が、開高の自宅や仕事場を整理中に見つけたという。「夏の闇」の創作メモは70年ごろ、構想を練っていた際に書かれたと見られる。ベトナム戦争を体験した主人公「私」らのセリフやエピソードが羅列してあり、作中に盛り込んだものについては線を引いて消してあった。

草稿は51年~59年ごろのもので、中国を舞台にした「流亡記」や、青年期の苦悩をつづった習作も残されていた。

今回の資料は6月12日から横浜市の神奈川近代文学館で展示される。(高津祐典)

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