2月11日月曜日


校区内の保護者から子供が、学校帰りに「ジャガイモ畑を
荒らしたので注意し欲しい。」と電話があった。
朝の連絡会でそのことを伝えると、4年生?の先生が私の
クラスの子供です。
そうして担任の私がお詫びに行っているので、した子の保
護者に「校長先生が行くと大げさになるので行かないでくだ
さい。」との事でした。
朝の連絡会が終ってから、すぐ現地を見に行った。現地は
道端に有り僅かな空地を、綺麗に耕してジャガイモを植えて
いた。そこに父兄が4~5人で、話をしている処でした。
現場を見て有りうる事だと思った。が畑を耕してジャガイモ
を植えている人に学校としてのお詫びを言った。
父兄は僅かばかりのことで私が行ったので少しばかり恐縮
している様だった。
其処で私が子供達は「今学校で理科の学習で、ジャガイモ
を習い・学校でも植えていますと言って。 此処のジャガイモ
は学校のよりも育ちが良いので、もう「ジャガイモが実ってい
ないかを見た。」のだと思います。
そうして「実ってないのを確認して、また土をかぶせたので
しょう。」と言いジャガイモは一度掘ったら、土をかぶせても
「育たない」事を教えて無かったのでこんな事になって済みま
せんでした」とお詫びを言った。
集まっていた父兄の方々から、そんな事とは知らずに「こん
な事で電話してすみません。」と逆に謝りを言はれた。
何か少し変な気持ちでしたが、学校の事を想う校区民の優し
い心が伺えてとても嬉しかった。
校区で起こる様々な出来事で、悪い事のお詫びは校長が行く
と学校の気持ちが直接に伝わって解決がすぐに出来るのです。
こんな事の積み重ねが繰り返されることによって、公教育の
信頼が得られる事を知って欲しいのです。それと共に校長が校
区民と自由に対話の出来る、雰囲気を教育委員会は作って欲し
いのです。校長ももっと積極的に、校区民の中に入って行くべ
きだと思います。
校区民はもろ手を挙げて、待っていることを自分で見つけて
欲しいのです。
今学校では公教育と言う事で、規則に縛られて何も出来ない
学校の実情です。
校長先生は管理事務が多くて、忙し過ぎるのです。校長先生
をもっと自由に、伸び伸びと勤務される様には出来ないもので
しょうか?……。