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82歳からの旅

私の記録

 ~ 二人で老いの生活をするとは ~

2014年01月11日 08時42分47秒 | 随筆
       1月11日土曜日 
      二人で1人前の生活をする、其の1日のようすを時間
     の経過と行動で示してみる。
     
      朝目覚めると、私は新聞を読む。それから約30分~
     1時間ばかりあるく。その間妻は食事の準備をする。
     
      朝食を一緒に食べて、後片づけは一緒にする。
     
      それから整骨院に車で行く(予約制です)乗るのに
     はゆっくり(80歳の障害1)です。10時の予約で
     あると12時近くまでかかる。週2~3回スーパーに
     行きます。
      午後の場合は半日かかります。帰ったらそれぞれが
     自由に,好きなことをします。

      夕飯の準備は妻がして、風呂の掃除やそのたをしま
     す。後の時間は自由に好きなことを、します。

      行動は遅い方に合わせるのです。だから私も障害1
     の人に合わせて行動するのです。

      一日の生活の中身が、大変少なくなってきたのです。
     こんな生活を余儀なく、しているのです。

      朝食前に30分~一時間位かけて体力作りに歩く。
     そうして軽い体操をする。午後にはバイオリンを弾
     いたり~パソコンをしたりです。これもたいした事は
     出来ません。

      これが後期高齢者の,とっても優雅な生活です。 
     ああ何と素敵な羨ましい生活でしょうか?ネ・・・
     皆さん アハハハハ・・・

     













                         

生活が便利になって、失った物と心

2013年10月29日 19時58分01秒 | 随筆
             10月29日火曜日    
  科学や文明がめざましく進歩して、生活が便利になり増した。そのために多くの良い物や・心使いなどが失われてしまいました。

 若い頃勤め帰りに町で遊んで、遅く帰りました家の者は皆寝ていました。静かに食事をしてから、風呂に入りました。

 すると膝が悪くて寝ていた母が、風呂が「冷めてぬるいやろう。」と言いますので「冷めてない良いので良いよ。」と私が言っても母は「悪い足を引きづりながら、風呂の湯を」暖めてくれました。
 
 現在はどうでしょう。「風呂の中の「スイッチを入れると」すぐに冷めた湯は沸きます。此のスイッチによって、入浴している人への、思いやりの心は必要がなくなりました。

 核家族になって若い夫婦の家庭は、大変気楽な生活が出来て良くなりました。然し反面老人の生活の知恵、を排除したり失ったりしました。

 と言えばこれだけですが、これは日本社会にとって莫大な損失と思います。一家庭の問題ではなく・・・
あらゆる面で現れて来ています。

 子育ての分野で然り・地域社会でよその子に注意をしない・悪いことをしていても、見て見ぬふりをする。こんな事は戦前(昭和30年代頃まで)にはなかった事です。老人をまず家庭から、排除したのです。地域社会に出てまで、しなくなったのだす。

 家族を核家族に、分解してしまったのです。諸々の状況の中で、年寄りが消極的になったのは自然の成りゆきです。

              未完  






   

昭和・平成時代になって、無造作に捨てた大切なもの~其の心とは

2013年10月28日 10時02分02秒 | 随筆
           10月28日月曜日  
 私の家に甘柿の木があって、秋になると美味しい甘柿がなります。でも今はそれを食べる人は、私だけです。それで小さい柿が鈴なりに、なっていて熟して畑に落ちて汚いのです。

 田舎に妹がいますが、妹も柿が実って熟して畑に落ちて汚いと言って困っています。

 私達が幼い時は食べ物が有りませんでした、それで柿などは貴重な食べ物でした。それで農家は何処の家も、柿の木の2~3本は植えていました。

 それが過疎化の現象で農村から若者が去り、高いところになっている柿が採れないのです。又消費文化の影響もあるのか、柿は買って食べています。

 売っている柿は実も大きくても少なく、家になった柿よしも綺麗にしています。でも家で出来た柿も食べて見ると、其の味も美味しくて捨てる物でもありません。のに・・・・・・

 私たち戦後の食べ物のなかった時代に育った者にとっては、納得のいかない事です。サツマイモの蔓さえ、食べていたのですから。

 柿の話から・・・昭和の時代まで田舎では、渋柿は皮をむいて干し柿にして軒下につるしていました。むいた皮は干して、それも食料にしていました。

 農家では暑い日中や・寒い日に働いて、作った物に捨てる物などありませんでした。
米で例えると
 米の茎(藁)は ・ 牛の食料に  ・藁葺き屋根の材料に沢山使う 
  ・ 藁細工の原料に 畳 履き物の草履作りの ・田んぼの肥料にする等
 
お米      ・ 日本人の主食として食べる
 玄米を白米にすると、米ぬかができる ・ ぬか漬けの原料に・ 牛の食べ物に
                          ・ 肥料になる
 米がら(出来たお米の皮・籾がら)   ・ 炭を焼く時に使う
                    ・ 芋など冬に保存するときに、寒さを防
                      ぐために使う
                    ・ 腐らせて肥料にする等
 一つだって捨てる物などありませんでした。 

 科学や文化の進歩によって、労働や生活が便利になって来たのはいいことです。然し捨て去った物や、失った物も少なくありません。 

 人類が永い間に苦労して見つけ・作り出した物を、私達は次の世代に継承しなければなりません。言い換えれば文化遺産を次の世代に、継承する義務があるのです。

 戦後にいや核家族になってから、失ったり忘れ去られた物や心の如何に多いことか。勿体ない・勿体ない事よ。       

 人間は土を生かして生き、使った物は土に返して腐らせるのです。私達を支え生かしてくれる、地球をその儘で次の世代に残してあげるのです。鉄は酸化してボロボロになりますが、ビニールや、原発などは汚染水でさえ次の世代には残せません。

 今の生活は便利で比較的に、安くて電気が作られていいのですが受け継いだ子供や孫はどうするでしょうか????・・・・・・地球上にいらない物が、永い年月の間に溢れてくる事は間違い有りません。
 
            私どうしましょうかね    
 
    困り果て頭が狂いそうです・困った困ったよ。nt>

秋の関門海峡クルーズに参加して ・・・・・・その2

2013年10月25日 13時42分45秒 | 随筆
        10月25日 金曜日  
 
 子供についての私の思い私は子供達が此のツアーに、沢山参加した事を大変喜んでいます。その子供達が、門司の歴史や産業や文化などを学ぶ絶好の機会に、参加したことです。

 今度のクルーズ中には、関門海峡の船舶安全通過の為に部崎の灯台作り尽くした、

 「僧 清虚のいわれの灯台や。源平合戦の古戦場(満珠・干寿島)安徳天皇が入水したみもすそ川・宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘した巌流島・豊臣秀吉が朝鮮征伐の時に、関門階級で座礁した場所など」沢山の子供が楽しく】喜んで聞く場所がたくさんあることです。

 まだ他に、地名に大里(内裏)・白木崎・葛葉・百済町等々 その中の一つでも取り入れれば、今度のツアーはより有意義なツアーになったと思う。 こんな事を思いながら、ツアーに参加するのも年のせいだと思った次第です。

 こんな話を聞いて一つでも覚えた子供の笑顔が、見えるようで私まで楽しかったのです。
                

   

秋の関門海峡クルーズに参加して考えた事 その1の続き

2013年10月24日 07時33分14秒 | 随筆
         10月24日 金曜日  
 
 前日は本題からそれていましたが御免なさい。

 私の家は普通木造モルタルの建物で、質素な暮らしでした。子供達にも欲しがる物はそう買って上げませんでした。然し子供の希望や能力に応じて、学業だけはさせてやりました。

 一方、私が豪邸を建て優雅な暮らしをし、子供達にも欲しい物を買い与えて上げ喜び楽しい生活をしたとする。ところが 私の亡き後残した遺産の中に、多額の負債がある事が解った時に・・・・・・。

 其の豪邸や多額の借金等の遺産を残した父や母を、子供や孫はどんなに思うでしょうか?果たして喜ぶでしょうか?。否

 今の日本の政治は景気を良くすると言って、大都市に大きな豪華な建築などをどんどん作っています。その為に地方の暮らしは、益々不便になり悪く成って行くばかりです。

 それなのに国は多額の借金をかかえ、それを子供や孫達に残しているのです。

 こんな事で日本の未来は展望出来るのでしょうか、子供や孫達に日本の未来を自慢できますか?。


 次に「秋の関門海峡クルージング」はとても良い催しでした。然しこんな良い催しを、北九州市の教育委員会にして欲しかったのです。そうして郷土の歴史や文化などについて、参加した子供達にわかりやすく解説して欲しかったのです。

 それが無理ならば社会教育課等から、専門の解説者を派遣しても出来ると思いました。又北九州市の社会教育の一環として、郷土の文化や歴史などの啓発のプログラムを作り実施して欲しいのです。そうすればそれに参加した大人も・子供も、北九州市を自慢できる事が増していくのではないでしょうか?。

 秋の海峡クルージングを民間業者にさせて、「中身の解説は北九州市から派遣させて」民官一体となって行う。 そうして郷土の歴史や文化等の啓発に、もっと力を入れて欲しいのです。
 
 それによって、自分たちの住む郷土に、良い理解が具体的に出来ると思います。又自分たちの住む、郷土を愛する心も育つのではないでしょうか?。 

            
 
 門司に住む子供達に、郷土を楽しく解かりやす知らせる事によって「自分たちの町を愛する心が育つ」のです。郷土を自慢することの出来る、子供を楽しみ乍ら育てる催しには大賛成です。

 子供の参加は増えること、間違いないと思います。このようにして育てられた子供達が、大人になって門司・北九州市は文化の薫る町へと変わっていくのです。
 
 こんな催しのある町は、大人のとっても・子供にとっても、住みたくなる町です。北九州市の市長さん、どうぞ宜しくお願いいたします。