日本キリスト教団竹田教会のブログ

大分県竹田市竹田にある日本キリスト教団竹田教会などのことを尾崎明が書いています。

日本基督教団竹田教会の2月5日(日)の礼拝の説教をもとにして。

2012年02月06日 | 説教より

日本基督教団竹田教会の2月5日(日)の礼拝の説教をもとにして。

日時:2012年2月5日(日)10時ー11時

場所:大分県竹田市大字竹田 日本キリスト教団竹田教会(小羊保育園の隣りです)

説教者:日本基督教団竹田教会 主任担任教師(牧師) 尾崎明。

説教題:「よく祈りなさい」

聖書:「ペトロの手紙一」4章7節.

 

 

  万物の終わりが迫っています。 だから、思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈りなさい。

 

 

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   (説教をもとにして

 

 

 みなさん きょうは礼拝によくおいでくださいました。

 

 救い主イエス・キリストの使徒ペトロは 紀元1世紀に ガラテヤ、 カパドキア、アジアなどの各地に離散している人たちを励ますために 手紙を書いています。それが「ペトロの手紙 一」です。

 

 

 その4章7節に次のように記しています。

 

 「万物の終わりが迫っています。 だから、思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈りなさい。」

 

(「ペトロの手紙一」4章7節)。

 

 「万物の終わり」「世界の終わり」「世界の終末」が迫っています。だから「思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈りなさい」と強く教えられます。

 

 

 ひとりひとりの人生でも「終わり」が近づいています。だから「思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈りなさい」と教えられます。

 

 

しかし、すべての終わりであると同時に その期間 その区間の終わりとも考えることができます。駅伝に例えることができます。駅伝はいくつかの区間に分かれています。その区間を全力で走ります。区間の勝利をめざして走りますが 納得する順位と走りができなくても 次の区間の走者に託します。

 

 同じように考えると あきらめないで 次の区間 勝利に向けて 頑張ることができます。また 次の世代にバトンを渡し 夢を託すことができます。

 

 

 ここで大事なことは 「よく祈る」ことです。自分の力・計画に頼るのでなく 全能の神さまに頼ることです。

 

 

 2000年前と同じように 2000年後の今も「万物の終わりが迫っています」。 だから、この「時」に 人と世界は「思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈り」ながら、 この「区間」を主(イエス・キリスト)と共に 歩みたいものです。

 

  

 みなさん 寒い日が続いています。困難・苦痛を抱えている方々にイエス・キリストが共にいてくださいますように祈ります。

 

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聖書の言葉は日本聖書協会発行「新共同訳聖書」より引用しています。

 

大分県竹田市大字竹田 日本キリスト教団竹田教会http://taketa.church.jp/