くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

奥州片倉組と鬼小十郎まつり!!

2011年10月11日 | 観祭記
今年で4回目を迎えたこの時代祭
観祭は(今回で)3回連続ですが、今回は、祭自体の人気の他に、戦国BASARA片倉小十郎の声をしている声優の森川智之さんが来る・・・という事で、混雑を見越して早めに出発し、白石城(会場)には10時前に到着。
城の北側に車を止め、まずが鎮守様である神明社へ参詣。

そして、大手門より城内へと入りました。

城外も多くの人がいましたが、城内にはそれ以上の人が!
各売店が軒を連ねるところにも多く人がいましたが、祭のメイン会場でもある御成御殿址の芝生広場の周りには、もっと多くの人が(^^ゞ
恐らく、祭の中で行われる武将隊サミットと道明寺合戦を観る為なんでしょうが・・・背丈があまり高くない私には酷な状況なので(爆)
見晴らしのよい、三階櫓(天守)へと昇りました。

ごつごつと大き目な石で組まれた急峻な石段を昇り、玄関にて見付けたのが...

奥羽越列藩同盟旗です。
横行覇道なる薩長勢によって、全くいわれのない、不当な朝敵の汚名を受けた会津松平家と庄内酒井家の赦免嘆願を主目的として、仙台伊達家米沢上杉家などを中心に結成された同盟は、ここ白石で、奥羽11藩の関係者が集って評議と盟約が交わされました。
そして、輪王寺宮公現法親王(のちの北白川宮能久親王)を奉戴して盟主とし、盟約の地であるここ白石に公議府が置かれ、薩長主導の西軍に抗していました。
ゆえに、佐幕派な私は、この旗を前にして、心強くも儚い思いが込み上げてきて、涙せずにはいられないのです。。。
列藩同盟を含めた徳川(幕府)方は、国に殉じながらも負けてしまったので、九段の靖国神社に奉祀されていません。全く...(以下自粛)

ちょい、少し話が逸れてしまいましたが(^^ゞ

玄関に靴を置き、列藩同盟旗を前に、威儀を正して一礼した後、櫓内へ。
今年も行われていたBASARA大会を横目に上へ。

受付(300円)を済ませ、またも急峻な梯を2回昇って最上階の3階へ行きました。


BASARA大会の後ろ、階段脇の広間には、片倉小十郎の甲冑が飾られていました。


白石城下を一望できる天守上階から、(外廻縁に出て)祭を暫し観ていました。
風が少し強くて肌寒かったんですが、祭の先陣、白石市消防団が魅せた梯子乗りは圧巻でした。

毎春我が街で開催されていた時代祭でも梯子乗りは披露されていましたが、普段見上げるこの巧みな技の連続も、上から見下ろして観るのもまた格別です。

次々と繰り出される巧みな技の数々に、感嘆の声と拍手が鳴り止みませんでした。


この後、“東日本武将隊サミット”なるプログラムになっていたんですが、その準備も、天守の上からよーく見えました(^^ゞ
あとで、その方々が羽州米沢のおきたま愛の武将隊であることを知りましたが、立ち回りや台詞確認などを入念にしているのを見ると、不思議と緊張感が伝わってきます。
その奥では、片倉組も入念な準備をしている姿が見えました。

消防団の巧みな技の数々は、40分程度で無事、拍手喝采の中で終了。
続いて、いよいよ“東日本武将隊サミット”の時間。
この一番手は、勿論、ここ白石が居城の奥州片倉組
その先陣は、“伊達成実”殿、“茂庭綱元”殿、“白石宗実”殿、“留守政景”殿の4人。

残念ながら、スピーカーが天守に向いていなかったので何を言っているのかはよく聞こえませんでしたが、何かコントめいたことをしているのは、伺えました。
そうそう、レッツ・ゴー・3匹の挨拶ネタと、ダチョウ倶楽部の十八番をしていたのは、所作と雰囲気で解りました。

けど...いや私は、もちろん前者も知ってますから。
ええ、これ、好きです。
全般的に、結構(今回は)ウケていた印象がありました。
私の横にいた消防団の男性が、一旦降りて観てきたらしく、残っていた別の方に感想を求められたら「身近なことを取り上げていて、面白かった」とも言ってました。
身近なこと・・・他の武将隊には無い、生活感など・・・と、私なりにこれを解釈しました。

4将の出番が終わった後、片倉組全員による演武を経て、、、

新たなメンバーでとなる“猿飛佐助”が登場。

会場を大いに沸かせていました。↑左端の黒い装束の男性が、それ。
何せ動きが俊敏で、バクテンなんて軽々と熟していました!
いままで、時代祭でも武者衆でも、会ったことのないタイプのツワモノです。
しかも、まだまだまだまだ若い!感じで、何より爽やか(^^ゞ
これ程の人、武者衆には、残念ながらやっぱり心当たりがありません。
ある意味、私が憧れ(=目指していた)タイプのツワモノです。

猿飛佐助の紹介後、他の武将隊が登場してきましたが、私はここで天守を降りて城外へ。
昼時になって腹も減ってきたので、名物の温麺を求めに御城下に向かいました。

あっ、ちなみに森川さんは私が温麺を食べている間に登壇したようです(笑)


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