竹島研究室

竹島問題を研究する。

韓国側の動向(7/24):竹島問題で韓国退役軍人が抗議 対馬市民反発で現場騒然

2008-07-24 18:57:26 | 韓国側の動向
●竹島問題で韓国退役軍人が抗議 対馬市民反発で現場騒然

 中学社会科の新学習指導要領の解説書に竹島(韓国名・独島)の領有問題が初めて記述されることを受け、韓国の退役軍人ら二十一人が二十三日、対馬市役所前で、日本側に謝罪と撤回を求める抗議行動を展開した。これに反発する一部の市民が駆け付け、現場は一時騒然となった。

 「大韓民国傷痍(しょうい)軍警会」の慶尚北道の会員や鄭政浩(チャン・ジョンホ)大邱支部長(63)らが午前十時から二十分間、市役所前の歩道で抗議。「独島は韓国領土 対馬も韓国領土」と主張する横断幕を掲げ、同様の主張を書いたTシャツを着用。韓国国歌を歌い、日本に謝罪と撤回を求める声明書を呼み上げ、シュプレヒコールで拳を突き上げた。

 このうち六人が韓国旗を身にまとい、バリカンで頭を丸刈りにした。一部メンバーは指先をかみ切って流れ出た血で韓国旗に「独島は私たちの土地だ」とハングルで記し、抗議の意志を示した。

 一方、一部の市民が道路の反対側で日本国旗を掲げ、「韓国は間違っている」「対馬は日本領土だ」「帰れ」などと抗議した。現場周辺は報道陣や市民が集まり、怒号が飛び交った。

 この様子を見た市内の三十代の自営業男性は「対馬でなく、本当に抗議したければ国会議事堂前など中央でやってほしい」と困惑した表情で話した。

 抗議団は対馬市役所敷地内での抗議行動を二十二日、市に申し入れたが、市側は拒否。財部能成市長は「対馬が韓国領土というのはあり得ない。間違った歴史認識は撤回してほしい。竹島問題は国の問題であり、市では対応しようがない。両国間で早期に問題解決され、未来志向の日韓友好交流への進展を期待する」とのコメントを出した。

7月24日のながさきニュース
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20080724/03.shtml



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