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竹島研究室

竹島問題を研究する。

Web竹島問題研究所更新情報

2008-08-28 02:43:56 | 日本側の動向
Web竹島問題研究所更新情報

■研究情報

[2008年08月26日] 杉原通信第10回をアップしました。
 第10回 朝鮮通信使と竹島問題

http://www.pref.shimane.lg.jp/soumu/web-takeshima/takeshima04/sugi/take_04g10.html

日本側の竹島報道(8/27):きしむ「境界」:日中韓の底流/2 竹島/下 すれ違う領有権根拠

2008-08-27 22:47:11 | 日本側の動向
●きしむ「境界」:日中韓の底流/2 竹島/下 すれ違う領有権根拠

 韓国は竹島(韓国名・独島)を実効支配している既成事実をもって、国際司法裁判所への提訴に持ち込もうとする日本の提案を「領土問題は存在しない」とかわしてきた。

 一方で、日本の学習指導要領解説書の表現にまで過敏に反応するのは、韓国側が竹島問題を領土問題にとどまらず、歴史問題と結びつけているからだ。

 竹島問題には長い経過があるが、現在の緊迫状態が生まれたのは96年2月、韓国が島での港湾施設建設計画を公表したのがきっかけだ。当時の池田行彦外相が「歴史的にも国際法上も日本の固有の領土だ」と抗議したのに対し、金泳三(キムヨンサム)大統領は日本の政治家の歴史認識発言を批判する際に用いる「妄言」という表現で反論した。

 日本が朝鮮半島の植民地支配を謝罪した95年村山富市首相談話の直後。冷戦終結を受けて、日本とアジア諸国の歴史認識が政治・外交課題に浮上する中、竹島問題も焦点となった。

 日本は政府答弁書などで「我が国は遅くとも17世紀半ばには竹島の領有権を確立」と主張。韓国側は「領有は6世紀初頭の新羅時代から」だが、1905年に「日本が朝鮮半島侵奪の過程で最初に奪った」(いわゆる「竹島編入」・盧武鉉(ノムヒョン)前大統領特別談話)との主張に重点を置く。1910年の日韓併合につながる植民地化の流れの発端と位置づけるわけだ。

 日本が領土問題として国際調停を求めても、すれ違い続けるのはこのためだ。日韓基本条約(65年)で賠償問題決着を優先し、植民地支配など歴史認識の歩み寄りを先送りしたのが遠因にある。

 ただ、96年に緊迫した後も、99年の日韓新漁業協定では、韓国が竹島の領有権問題を棚上げする柔軟な態度を示した。04年に韓国で「竹島切手」が発行され、翌年、島根県が竹島条例を制定して緊迫した時も、06年には日韓共同で島周辺水域の放射能調査を行った。

 竹島問題は緊張と緩和の努力が波状的に繰り返されてきた。今回も両国の知恵が求められている。韓国の柳明桓(ユミョンファン)外交通商相は、06年の共同調査を韓国外交通商省の第1次官として実現した当事者でもある。=つづく

毎日新聞 2008年8月27日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20080827ddm005010045000c.html


日本側の竹島報道(8/26):きしむ「境界」:日中韓の底流/1 竹島/上 世論に耐える両首脳

2008-08-26 21:15:09 | 日本側の動向
●きしむ「境界」:日中韓の底流/1 竹島/上 世論に耐える両首脳

 アジア外交と日米同盟の「共鳴」を掲げる福田政権。アジアでは中国、韓国との連携が基軸だ。9月21日に神戸市で初の独立開催が予定される日中韓首脳会談は、小泉純一郎元首相の靖国神社参拝で荒れた日中、日韓関係を安定させようとしてきた福田外交の中間総括でもある。だが、ナショナリズムを刺激しやすい領土・領海問題が絡むと、わずかなきしみで歯車は逆戻りする。3国の知恵と意思が試される国の境をめぐる問題を整理する。

 「韓国自身が強い国になれば、日本が私たちの領土を不当に欲しがることもなくなる」

 8月15日、ソウル。韓国の李明博(イミョンバク)大統領は、日本の植民地支配からの解放を祝して毎年行われる光復63年記念式典で演説した。

 竹島(韓国名・独島)問題を理由に、駐日韓国大使を事実上召還してから1カ月しかたっていなかったが、言及は間接的な表現にとどめた。盧武鉉(ノムヒョン)前大統領が、在任中の同式典で「独島問題、歴史教科書、靖国神社参拝、日本軍慰安婦問題」と、日韓が対立する課題を殊更に列挙した挑発的な態度とは明らかに様変わりした。

 隣国の反発を承知で靖国神社参拝を続けた小泉元首相。それに対抗するように竹島問題や歴史問題を外交の焦点とした盧前大統領。2人の元首脳は、自国内の強硬論が時に突風となっても政権浮揚に活用する外交手法だった。李大統領と福田康夫首相は共に、そうしたやり方からの転換を意識している点で共通している。

 今年4月の福田・李両首脳の日韓会談では、双方とも竹島問題を取り上げなかった。会談後の会見で、韓国の記者から竹島問題を含めた歴史問題について尋ねられた李大統領は「質問が出なければよいと思っていた」と苦笑しながら、「過去に縛られて未来に向かうことに支障があってはいけない」と言い切ったほどだ。

 だが、7月に日本が新学習指導要領の解説書に竹島問題を明記すると、韓国は強く反発。日韓関係はたちまち「後戻り」の危機にさらされた。李大統領は米韓牛肉摩擦で支持率が20%前後に急落したばかり。世論に弱みは見せられず、駐日大使の帰国に続き韓昇洙(ハンスンス)首相の竹島訪問など、3カ月前とは一転し、強硬姿勢を打ちだした。

 解説書が火種になったが、日本政府はむしろ韓国への配慮に努めた。決定前に官房長官、外相、文部科学相の3閣僚が集まって文言を調整し「我が国の固有の領土」との明記をやめた。文教族の閣僚経験者は「首相自ら、文科相と直前まで何回もやりとりしていた」と福田首相が陰で主導したと明かす。

 だが、李大統領と同じく内閣支持率が低迷する福田首相も、自民党内強硬派の反発を警戒し、過度の配慮には踏み込めない。解説書が韓国世論を沸騰させてしまって以降は、ひたすら沈静化するのを待つしかなかった。

 15日の演説で、李大統領が対日批判を抑えたことを、日本側は李大統領の日韓関係改善へのメッセージと受け止めている。外務省幹部は「日中韓首脳会談では、日本側から竹島問題は持ち出さない。言い合えば冷却期間が無駄になる」と語り、慎重に対応する考えを強調する。=つづく

毎日新聞 2008年8月26日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/world/news/20080826ddm005010033000c.html

日本側の動向(8/21):首相補佐官に渡海氏起用 教育再生担当

2008-08-22 19:54:59 | 日本側の動向
●首相補佐官に渡海氏起用 教育再生担当

 福田康夫首相は21日、渡海紀三朗前文部科学相を教育再生担当の首相補佐官に起用する方針を決めた。現在の教育再生担当補佐官の山谷えり子氏は退任、社会保障担当補佐官の伊藤達也氏は留任させる。町村信孝官房長官が22日に発表する。複数の政府筋が明らかにした。

 渡海氏起用の理由について、政府筋は「閣僚としての実績を評価した。改造前の福田内閣で最も首相に忠誠を尽くした」と指摘した。

 渡海氏は昨年9月の福田内閣発足時に文科相として初入閣。科学技術開発費の重点投入や校舎の耐震整備などに取り組んだ。日韓双方が領有権を主張している竹島(韓国名・独島)の新学習指導要領解説書への記述問題では「領土問題を教えないわけにはいかない」と強く主張した。

2008/08/21 23:48 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082101001261.html
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●首相補佐官に渡海・前文科相起用へ

 政府は、教育再生担当の総理補佐官の山谷えり子氏を退任させ、新たに渡海前文部科学大臣を起用する方針を決め、22日に正式に発表します。

 教育再生担当の総理補佐官は、安倍政権発足以来、山谷氏が務めてきましたが、内閣改造を契機に福田内閣の独自色をアピールするため、福田総理が人選を進めてきました。

 こうした中、福田総理は自ら渡海氏に21日夜、電話で就任を要請し、渡海氏もこれに応じる考えを伝えたということで、22日に町村官房長官が正式に発表する予定です。

 渡海氏は福田内閣発足の際、安倍内閣からの留任の閣僚が大半となる中、福田総理が任命した数少ない閣僚の一人で、日本と韓国の双方が領有権を主張する竹島の問題では、新しい学習指導要領の解説書に「我が国の領土・領域」と明記された際にとりまとめにあたりました。(22日00:39)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3929700.html


日本側の動向(8/21):教育現場での「竹島」を解説 24日松江で講座

2008-08-21 17:57:02 | 日本側の動向
●教育現場での「竹島」を解説 24日松江で講座

 文部科学省が中学校社会科の新学習指導要領解説書に初めて記述したことで、再び脚光を浴びる「竹島」(韓国名・独島)の領有権問題について、教育現場で実際にどのように教えているかを知ってもらうため、島根県が二十四日午後一時半から、松江市内中原町の県立図書館で講座を開く。入場無料。同県が、本年度に計九回開く「竹島問題を学ぶ」講座のひとこまとして企画した。

 当日は、県内の小学校で校長を務め、現在は出雲市の高浜幼稚園園長の伊藤博敏氏が「学校教育と竹島問題」と題して講演。日本の中学校教科書の竹島に関する記述の変化や、韓国との指導方法の違いなどを解説する。

 また、同県隠岐の島町の布施中学校の常角敏教頭が、同町教育委員会が竹島の歴史や隠岐とのつながりを盛り込み、作成した「ふるさと教育副教材」を、授業でどのように活用しているかを紹介する。

 定員は八十人。問い合わせは、県竹島資料室(電話0852・22・5669)。

('08/08/21 15:15)
http://www.sanin-chuo.co.jp/event/modules/news/article.php?storyid=505654162


日本側の動向(8/20):日中韓首脳、来月21日会談 神戸で 竹島問題沈静化受け

2008-08-21 08:40:04 | 日本側の動向
●日中韓首脳、来月21日会談 神戸で 竹島問題沈静化受け(08/20 14:15)

 政府は二十日、日中韓三カ国が日本での開催に合意していた首脳会談を、九月二十一日に開く方針を固めた。開催地には神戸市が浮上している。竹島(韓国名・独島)領有権問題で参加に否定的だった韓国が、日韓関係改善の姿勢を示し始めたとみて、開催可能と判断した。韓国側の正式回答を踏まえて最終決定する。

 町村信孝官房長官は二十日の記者会見で「韓国に一定の提案をしており、回答待ちだ」と述べ、韓国に同首脳会談開催を打診していることを明らかにした。政府高官は「韓国側は『独島問題と首脳会談は別だ』と言っており、開催できるのではないか」との見通しを示した。

 同会談については日中韓の外相が六月、日本で九月に開催することで合意していた。

 七月に文部科学省が新学習指導要領解説書に竹島を明記したことに韓国が反発し、開催が危ぶまれたが、一時帰国した権哲賢(クォンチョルヒョン)駐日大使が今月五日に帰任したほか、李明博(イミョンバク)大統領も直接的な日本批判を控えるなど、問題は沈静化しつつある。

 同会談では、地球温暖化対策や北朝鮮問題を協議する見通しだ。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/112734.html


日本側の動向(8/17):09年度概算要求の中国5県重点要望

2008-08-17 20:16:21 | 日本側の動向
●新たな過疎対策求める 09年度概算要求の中国5県重点要望 '08/8/17

 二〇〇九年度政府予算の概算要求に向けた中国五県の重点要望が十六日までにまとまった。ほとんどの県が原油高対策の充実を緊急課題に挙げたほか、新たな過疎対策に取り組むよう求めた。

 【地方財政】五県とも地方交付税の総額確保や充実を要望。岡山、山口、鳥取は国と地方の財源配分を五対五に見直すよう求めた。広島は地域による偏りの少ない地方税体系の実現を要請した。

 【消費者・医療福祉】山口、岡山は一元的な窓口となる消費生活センターの充実を要請。多くの県が医師確保対策推進や、後期高齢者医療制度の見直しや改善を求めた。

 【交通】岡山は羽田空港再拡張に伴う地方路線の発着枠の確保を、山口は米軍岩国基地民間空港の早期再開を求めた。島根は離島航路維持のため、補助制度見直しを要請。中国横断自動車道と山陰自動車道の整備促進を関係各県が要望した。

 【国際関係】鳥取は北朝鮮による拉致問題、島根は竹島の領土問題の早期解決をそれぞれ要請。山口は米兵による凶悪事件の多発を受け、米兵教育の徹底や日米地位協定の見直しを求めた。

 【その他】広島は原爆症認定の新基準について、被爆者の立場に立った運用と在外被爆者への援護推進を要望。鳥取は交通の不便な中山間地域での投票機会確保のため、投票用紙の巡回回収など選挙制度の改正を求めた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200808170088.html

日本側の動向(8/16):竹島問題研が初の活動報告書

2008-08-16 10:05:55 | 日本側の動向
●竹島問題研が初の活動報告書
'08/8/16


 日韓両国が領有権を主張している竹島(韓国名・独島=トクト)問題で、島根県は県の研究組織「Web竹島問題研究所」の2007年度の活動をまとめた報告書を作成した。07年9月に発足した同研究所の活動報告書は初めて。

 A4判118ページ。県のホームページで発表しているリポートなどを掲載した。竹島を自国領と主張する韓国の文献解釈は間違いとする下條正男所長の論文をはじめ、国際法や地図から見た竹島問題の分析が載っている。県民から寄せられた質問・要望と県の回答もある。

 冊子にすることで読みやすくし、資料として保存するのが狙い。当面、700部を作成。県立図書館など県内の関係機関で読むことができる。各都道府県にも配る方針。

 県竹島資料室は「できるだけ多くの人に読んでほしい」としている。同資料室=電話0852(22)5669。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808160043.html


日本側の動向(8/10):「韓国といたちごっこ」 大量の違法漁具、香住

2008-08-10 19:41:38 | 日本側の動向
▲山口県沖で回収した違法漁具を陸揚げする乗組員ら=9日、香美町香住区若松、香住漁港西港


●「韓国といたちごっこ」 大量の違法漁具、香住

 日本海の水産資源保護のため、山口県沖で韓国の違法漁具の回収を行っていた兵庫県但馬漁協香住本所所属の漁船5隻が9日、香美町香住区若松の香住漁港西港に帰港した。回収した大量の漁具を前に、漁船員らは「一向になくならない。韓国漁船とのいたちごっこだ」と憤りをあらわにした。

 日本側が底引き網漁を休漁している六-八月にかけて、日本の排他的経済水域(EEZ)で韓国漁船が違法に漁具を設置するケースが頻発。このため水産庁から事業委託を受けた全国底引網漁業連合会が主体となり、毎年この時期に撤去作業に乗り出している。

 今回は香住漁港を二日朝に出発し、山口県沖水深約百八十-三百五十メートルの日本海で作業を実施した。帰港した漁船からはバイかごや刺し網、ロープなどが次々と陸揚げされ、乗組員らが横付けしたトラックの荷台へと積み込んでいった。

 共進丸(九五トン、十人乗り込み)の福本吉彦船長(47)によると、回収した漁具には、カニやバイ、エビなどがかかっていたという。但馬漁協の吉岡修一組合長は「いつまでこのような仕事を続けなければならないのか。何年たてば断ち切れるのか。漁具が設置され、漁場が狭くなっている」と強い口調で話していた。

2008/08/10
http://www.nnn.co.jp/news/080810/20080810010.html



Web竹島問題研究所更新情報

2008-08-09 22:44:37 | 日本側の動向
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■活動情報
[2008年08月04日] リンク集に(社)日本青年会議所中国地区島根ブロック協議会作製の竹島問題啓発動画「わたしの竹島ですが、何か?」 を加えました。

http://www08.jaycee.or.jp/2008/chugoku/shimane/modules/pico2/index.php?content_id=3

日本側の動向(8/9):島根のJCが竹島啓発VTRを自主制作

2008-08-09 22:36:05 | 日本側の動向
▲日本青年会議所中国地区島根ブロック協議会が制作したVTR「わたしの竹島ですが、何か?」の一場面


●島根のJCが竹島啓発VTRを自主制作

 日韓両国が領有権を主張する竹島問題の啓発用VTRを、日本青年会議所(JC)中国地区島根ブロック協議会が自主制作した。七月中旬からインターネット動画共有サイトで公開しており、既に半月余りで二万件のアクセスを記録している。

 VTRのタイトルは「わたしの竹島ですが、何か?」。挑発的なことが注目を集める一因だが、内容は、竹島(韓国名・独島)を実力支配する韓国に対する非難ではなく、領土問題に無関心な日本人の国家主権意識の欠如を問いただしている。

 同協議会の幸増浩一郎会長は「竹島の日だけでなく、通年で啓発を続けなければ、問題が風化する」と制作理由を説明。「島根県民として最も身近な領土問題に率先して行動したい」と述べた。閲覧はタイトルをキーワードで各種検索サイトからできる。

 同協議会は啓発用VTRとは別に、啓発の一環で、島根県などが昨年製作した啓発用ポスターを千五百部増刷し、全国七百十一カ所の青年会議所などへ配布した。

('08/08/10/21:18)
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=505318004

日本側の竹島報道(8/5):【湯浅博の世界読解】米国の“変節”に嫌気

2008-08-05 21:35:15 | 日本側の動向
●【湯浅博の世界読解】米国の“変節”に嫌気

2008.8.5 19:54

 ビアスの「悪魔の辞典」によれば、政治とは主義主張の仮面をかぶった利害のぶつかり合いだそうだ。損得勘定が違ってくれば、逆に主義も主張も変わることになる。

 欧州大陸の歴史は、まさに離合集散の繰り返しで、同盟国といえども「いつ裏切られるか」に神経をすり減らしてきたという。

 日本人が同盟国の“変節”をたっぷりと体感したのは、ご存じ、北朝鮮をめぐるテロ支援国家指定の解除問題と、つい最近の竹島をめぐる地名変更がそれに該当するだろう。

 日本固有の領土たる竹島について、米政府機関の地名委員会はこれまで「韓国領」としていたものを、先ごろ、「主権未確定」に変更した。ところが、韓国から抗議を受けると、とたんに「韓国領」に戻してシラッとしている。ブッシュ大統領が6日に訪韓するから、直前に刺激を与えて抗議デモに囲まれたらかなわないとの判断なのだろう。

 しかし、それが誤りであることは米国の外交文書をみれば明らかである。サンフランシスコ講和条約の起草過程を通じて、当の米国が竹島を明確に「日本領」としていたのだ。

 駐日政治顧問代理シーボルトから国務長官あての電報(1947年11月14日)は、「この島に対する日本の領土主張は古く、正当と思われる」と明言している。当時のラスク国務次官補から韓国大使あての公文書でも、「朝鮮の一部として取り扱われたことは決してなく、1905年ごろから島根県隠岐支庁の管轄下にある」(51年8月10日)と通告している。

 竹島をめぐるブッシュ政権の判断は、明らかに過去の文書を無視して「悪魔の辞典」のルールに従っていた。これを変節とも狡知(こうち)ともいう。

 しかし、日本人の心情からするとそれは信義にもとる所業にほかならない。日本の世論が米国の変節に嫌気していることは、本紙とFNNが実施した最新の世論調査で明らかだ。

 米国の軍事行動を後方支援する新テロ特措法の延長について、賛成32.3%に対して反対が53%に達した。昨年11月の調査では、逆に5対4で賛成の方が多かったから米国支援に疑問を呈している。

 これまでの日本は、北朝鮮の暴発を防げるのは米国の軍事力しかないとの考えから、イラクやアフガンで支援してきた。まして「拉致はテロだ」と公言したのは米政府高官だった。

 過去の米外交を見ると、敵対国が核開発に成功すると、たちまち融和策に転じる傾向がある。ドゴール大統領のフランスが核実験に踏み切ると、あっという間に変心したのがそれだ。続くイスラエル、中国、インド、パキスタンによる核実験に対しても手のひらを返している。

 京都大学の中西輝政教授は、アングロサクソンにありがちな傾向を「勝てない相手なら手を結べ」とするプラグマティズムの発想であるという。

 ウォールストリート・ジャーナル紙はテロ指定解除は「日本への裏切り行為」で同盟を損なうと警告していた。北朝鮮をどう扱うかをめぐっては米国内に見解の対立があるのが救いである。

 中国への対抗から日米同盟が欠かせないなら、ここはビアスの流儀にしたがい、祖国のためにウソつく愛国的な外交芸を駆使して米国を取り込むしかない。

(東京特派員)

http://sankei.jp.msn.com/world/america/080805/amr0808051958009-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080805/amr0808051958009-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080805/amr0808051958009-n3.htm

日本側の竹島報道(8/5):駐日韓国大使の帰任を歓迎 米政府高官

2008-08-05 21:20:31 | 日本側の動向
●駐日韓国大使の帰任を歓迎 米政府高官

 米国家安全保障会議(NSC)のワイルダー・アジア上級部長は4日、日本が新学習指導要領解説書に竹島(韓国名・独島)を初めて明記したことに抗議して一時帰国した韓国の権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日大使が帰任することについて「(日韓)関係が好転していることを示す前向きな印だ」と歓迎した。

 そのうえで、日本と韓国が竹島の領有権を争っている問題について「両国間で進展を図ることを期待する」と述べた。米アラスカ州に向かう大統領専用機中で同行記者団に語った。(アラスカ州アイルソン空軍基地=弟子丸幸子)(13:52)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080805AT2M0501K05082008.html
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●駐日大使帰任「喜ばしい」 竹島問題で米政府高官
2008.8.5 11:40

 米ホワイトハウスのワイルダー国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は4日、新学習指導要領解説書への竹島(韓国名・独島)記載に抗議し、一時帰国した韓国の権哲賢駐日大使が帰任することについて「日韓関係が好転している前向きの兆しと米政府はとらえており、大変喜ばしい」と歓迎した。

 上級部長はアジア歴訪に出発したブッシュ米大統領に同行、給油地の米アラスカ州に向かう途中の大統領専用機中で記者団に語った。竹島の領有権問題については「日本と韓国の外交問題」と確認した上で「日韓の間で一層の進展が図られることを望む」と述べた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080805/kor0808051138001-n1.htm




日本側の動向(8/2):外務大臣会見記録(平成20年8月2日)

2008-08-04 20:39:25 | 日本側の動向
●外務大臣会見記録(平成20年8月2日(土曜日)13時35分~ 於:本省記者会見室)

日韓関係
(問)竹島の問題で、韓国とあまり良い状況ではなくなってきているのですが、9月には日中韓の三カ国首脳会談が日本で予定されていて、それに向けてどのように関係改善を目指していくのでしょうか。

(外務大臣)日本が以前より主張していることを子供たちに教えるということを決めたということであり、それは国際社会の中では普通のことです。日韓関係というのは極めて大切なことですから、そこに問題があるから全体を壊してしまうということがあるとしたら良いことではないので、大局的な観点から行っていきたいと思っています。あまり具体的なことを述べることが役に立つとは思いません。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/gaisho/g_0808.html