竹島研究室

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韓国側の竹島報道(8/14):「日本 被害意識が独島事態で一杯」韓国学中央研究院国際学術大会

2008-08-16 21:35:56 | 韓国側の動向
▲13日「韓国を眺める他者の目」というテーマで開かれた建国 60周年記念国際学術大会で崔書勉国際韓国研究院長が基調講演をしている。
韓国学中央研究院提供


●「日本 被害意識が独島事態で一杯」
 韓国学中央研究院国際学術大会

 韓国学を研究する外国人学者たちが「韓国人、韓国イメージ」に関して充分な討論をした。

 韓国学中央研究院が 13日「韓国を眺める他者の視線」というテーマでソウルの一ホテルで開催した建国 60周年記念国際学術大会で彼らは独島領有権問題から切り出した。

 福原裕二日本島根県立大教授は「日本の独島領有権主張には問題点が多い」とし「特に歴史的事実に即さないで、漠然とイメージだけで歴史を眺める「印象論」が主流をなしているというのが問題」と指摘した。

●「独島論難は李承晩ライン区画設定時出て」

 彼は「日本で独島領有権問題が論点化され始めたのは 1952年 1月李承晩ラインが引かれた時」と述べ、「独島問題が特に論点化されたのは当時独島周辺で操業中だった日本漁船が韓国に拿捕されたというデマが日本に出回ったから」と述べた。しかし当時済州海域や韓国西海岸では日本漁船が拿捕されたことがあるが独島周辺ではそんな事実が全然なかったものの、そうしたデマが日本全域に拡散して独島領有権主張につながるようになったというのだ。

 俵義文日本子供と教科書ネットワーク21 事務局長も「このような韓国に対する否定的印象論が右翼思想と巧みに結合して中·高等学校歴史教科書を歪曲するようになる決定的きっかけとして作用した」とし「李承晩ラインが区画設定された後、しばらくひっそりしていたが、日本経済のバブルがはじけ始めた1980年代中盤「朝鮮半島が敵対国の支配下に入って行けば日本の独立は危なくなる」というなど被害意識が拡散して韓国歴史歪曲記述が表面化した」と説明した。彼は「なおかつ 1990年代中盤「新しい歴史教科書を作る会」が結成され、こうした動きが極限まで達するようになった」と付け加えた。

<以下略>

キム・ギュファン記者 khkim@seoul.co.kr

2008-08-14 25面
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20080814025002

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●「海外韓国学支援拡大せよ」
 韓中研「韓国を眺める他者の目」学術大会

(ソウル=聯合ニュース) キム・テシク記者 = 韓国を外国ではどのように眺めているか?

 韓国学中央研究院(院長キム・ ジョンベ)が 13日ソウル鍾路区サマセットパレスホテルで「韓国を眺める他者の目」というテーマで開催した国際学術大会は「各国教科書とメディアに現われる韓国関連叙述の変化」という副題が標榜するように外部に映った韓国像を究明することに焦点を置いた。

 このために今度の大会が選んだ他者は日本とアメリカ、オーストラリア、中国、ロシア、ドイツの 6ヶ国だ。これらは韓国と歴史・経済的に密接な関係にある。

<中略>

 福原裕二日本島根県立大教授は、日本で提起された独島に関する右翼側主張の虚構性を明らかにするのに力を注ぎ、この「独島/竹島」、あるいは「竹島/独島」問題が日本教科書に載せられてはいけないと強調した。

http://blog.yonhapnews.co.kr/ts1406
taeshik@yna.co.kr
2008/08/13 20:42 送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2008/08/13/0200000000AKR20080813195300005.HTML


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