水運物語1 「出石の河岸」
【閲覧数】1,202件2009年12月14日~2019.10.31)
昭和10年出石(いだいし)の河岸
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現在
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高瀬舟の発着場、筏流しの中継点でもある。揖保川上流(波賀・一宮)で切り出された木材は、筏にして運ばれ、出石で一部引き上げられたり、更に束を連結して、龍野・網干へ下っていった。
旧山崎町は、古くから交通上の要所で山崎を中心に道路網が四方にのびていた。もうひとつの重要な交通が水運であった。
17世紀のはじめころ、揖保川を整備し、南は網干港まで、高瀬舟により物資が南へ運ばれた。また、橋のない時代は、渡し舟が活躍した。