「近畿大学 文化会写真部 夏季学外展示会~私の夏~」
at:イロリムラ[89]画廊展示室1・2・3、プチホール
これまた久しぶりだなイロリムラ。レビュー書くのも8年ぶり。
時々、近くを通ったりスケジュールを確認したりはしてたんだが…(言い訳乙)
基本、学生さんか或いはOBが開催する事が多い…様々な大きさと形状のスペースを持つ何とも贅沢なギャラリー(何度図面を見ても間取りが掴めないという不思議な箱w)。
…え?あ、ここもあの展示と同じヤツ?何ヶ所でやってんですかコレ。…的なアトラクション要素も(絶対に違う件)。
もちろん巧拙&玉石混交ではあるが、それぞれの想いが伝わる楽しい展示だった。
不慣れな大箱にややテンパりながら(特に身内以外の来場者がいたり←オレの事だがw)懸命に通常運営を進める辺りが懐かしくも微笑ましく…熱気とやる気がヒシヒシと伝わってくる。
アンケート用紙もベテランさんになると爽やかに挨拶しながらスルリと手渡して来られるが…
イロリムラだとまずそこからして若干食い気味に、突っかかりながら
「こ、コレ…アンケートなんすお時間あたたたらよろしくお願いしまっす(誇張表現)」
→コンビニ店員のコピペかよw
っ
客「コレ、オネチィース」 (これ、お願いします)
店「チス、コレッスネ、ウィッス」 (はい、こちらですね。かしこまりました)
客「ウィ」 (はい)
店「……」ピッピ (……)
客「オウェ!?ウェウェウェ、ウィウィウィ」タタタッ (あ、あれも買わなきゃいけないんだった)
以下略
同所での他の展示
っ「COLOR PARTY WEST 2014(BLACK)」at:イロリムラ[89]画廊展示室1・2・3、89α
っ「第2回 大阪府立泉北高校 美術部OB展」at:イロリムラ[89]画廊
っ「MoNSTER BoX MuD はるやみ kii」at:イロリムラ cref(クレフ)
っ「Tuesday~Cinq~」at:イロリムラ[89]画廊展示室3
っ「大阪大学美術部 春部展+さよなら展」at:イロリムラ[89]画廊展示室1・2
っ「関西大学写真部デジタルパート11月展『ハイ&ロー』&卒展」at:イロリムラ[89]画廊展示室1・2・3、89α
at:イロリムラ[89]画廊展示室1・2・3、プチホール
これまた久しぶりだなイロリムラ。レビュー書くのも8年ぶり。
時々、近くを通ったりスケジュールを確認したりはしてたんだが…(言い訳乙)
基本、学生さんか或いはOBが開催する事が多い…様々な大きさと形状のスペースを持つ何とも贅沢なギャラリー(何度図面を見ても間取りが掴めないという不思議な箱w)。
…え?あ、ここもあの展示と同じヤツ?何ヶ所でやってんですかコレ。…的なアトラクション要素も(絶対に違う件)。
もちろん巧拙&玉石混交ではあるが、それぞれの想いが伝わる楽しい展示だった。
不慣れな大箱にややテンパりながら(特に身内以外の来場者がいたり←オレの事だがw)懸命に通常運営を進める辺りが懐かしくも微笑ましく…熱気とやる気がヒシヒシと伝わってくる。
アンケート用紙もベテランさんになると爽やかに挨拶しながらスルリと手渡して来られるが…
イロリムラだとまずそこからして若干食い気味に、突っかかりながら
「こ、コレ…アンケートなんすお時間あたたたらよろしくお願いしまっす(誇張表現)」
→コンビニ店員のコピペかよw
っ
客「コレ、オネチィース」 (これ、お願いします)
店「チス、コレッスネ、ウィッス」 (はい、こちらですね。かしこまりました)
客「ウィ」 (はい)
店「……」ピッピ (……)
客「オウェ!?ウェウェウェ、ウィウィウィ」タタタッ (あ、あれも買わなきゃいけないんだった)
以下略
同所での他の展示
っ「COLOR PARTY WEST 2014(BLACK)」at:イロリムラ[89]画廊展示室1・2・3、89α
っ「第2回 大阪府立泉北高校 美術部OB展」at:イロリムラ[89]画廊
っ「MoNSTER BoX MuD はるやみ kii」at:イロリムラ cref(クレフ)
っ「Tuesday~Cinq~」at:イロリムラ[89]画廊展示室3
っ「大阪大学美術部 春部展+さよなら展」at:イロリムラ[89]画廊展示室1・2
っ「関西大学写真部デジタルパート11月展『ハイ&ロー』&卒展」at:イロリムラ[89]画廊展示室1・2・3、89α
「Q.E.D.iff-証明終了-(22)」
著者:加藤元浩
※過去作など「まとめ記事」はこちらっ資料室(仮):「加藤元浩」へGO!
・「盗難、収賄そして殺人」
…まぁ多分そういうキャラだろうな、とは予想していた。サスペンスだとココからハメられるパターン(長編だったらやってたのかも知れんが)。
「Q.E.D.」では定番のような展開ではあるが…実は「コッチ側」じゃなくて「アッチ側」を描きたかったんだろうなと邪推(にしては「アッチ側」がマヌケすぎるが)。
つかキックさんもはやレギュラーww
・「他人の生活」
…幸い?そんな騒動になるような器とかは手元に無いので…有ったら有ったで時に面倒な事に巻き込まれるんだろうな、と。
著者得意の「雑音まみれにして本筋を紛れさせる」ストーリー。正面から挑むつもりなら燈馬なみに頭を整理してかからないと迷い込むハメになる。
それぞれの歴史と視点と考え方があり、正解は一つではない。
解っていても難しい。
蛇足…表紙折り返しの著者コメント、ちょっと意外な視点から生活必需品について語られたのでココも是非目を通してね。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
著者:加藤元浩
※過去作など「まとめ記事」はこちらっ資料室(仮):「加藤元浩」へGO!
・「盗難、収賄そして殺人」
…まぁ多分そういうキャラだろうな、とは予想していた。サスペンスだとココからハメられるパターン(長編だったらやってたのかも知れんが)。
「Q.E.D.」では定番のような展開ではあるが…実は「コッチ側」じゃなくて「アッチ側」を描きたかったんだろうなと邪推(にしては「アッチ側」がマヌケすぎるが)。
つかキックさんもはやレギュラーww
・「他人の生活」
…幸い?そんな騒動になるような器とかは手元に無いので…有ったら有ったで時に面倒な事に巻き込まれるんだろうな、と。
著者得意の「雑音まみれにして本筋を紛れさせる」ストーリー。正面から挑むつもりなら燈馬なみに頭を整理してかからないと迷い込むハメになる。
それぞれの歴史と視点と考え方があり、正解は一つではない。
解っていても難しい。
蛇足…表紙折り返しの著者コメント、ちょっと意外な視点から生活必需品について語られたのでココも是非目を通してね。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
「凜の弦音」
著者:我孫子武丸
関連記事まとめページっ資料室(仮):「ノベラーズ」&「ハナシをノベル!!」
形は短編集ではあるが一応「長編」と言う事らしく…著者の作風からはちょっと外した感の有る「青春モノ」に仕上がっている。
軽くこじれた人間関係が端々に見られるが、それほど体力も必要なく一気に読める一冊。
第一話「甲矢と乙矢」
…一部レビューでは「不要」とまで言われる、濃いめの「ミステリー部分」。とはいえヒロイン・凜と師である棚橋先生の人となり、部活動の様子や主要な登場人物など、のちのストーリーの道付けには重要な一節である。
まんま「ヒント」になっているタイトルが物語の端々にしっかりと意味を持って登場。凜のキャラクター紹介でもある嚆矢(…弓道だけに←)の短編は著者らしい筆致でグイグイ読ませる。
第二話「弓の道、矢の道」
…一話とは毛色の違うミステリー。…あとがきでも触れられてはいないがこれもわりと「あるある」だろう。
授業でチョロッと弓道をかじった時の事を思い出した。
第三話「弓と弓巻き」
…軽やかに裏切られるまさかの展開wチラ見えする違和感はそういう事でしたかww
ここまででこの一冊の流れが完全にできあがる。
第四話「打ち起こし」
…学生時代にオレが習ったのは「正面打ち起こし」で新世界の射的場でもそれで射った←誰も聞いてない。
棚橋先生に替わる「新顧問」登場。それに伴い凜の心はザワツキ始める。
第五話「射詰」
…ここから最後までは何となく既視感が有ると思ったが…「花鈴のマウンド」を濃縮したらこんな感じになる、と思い至る←恒例超絶ド級マニアック
こういう「裏の有るキャラ」ってのは読んでてイライラするけどスパイスとしては絶妙だな。
第六話「射即人生」
…いるいる。それが悪いとも、逆に凜がどう、とも思わないが…そういう人は確かにいる。
ライバル?になるのか色々と秀でた「波多野郁美」の登場は「なんてっ探偵アイドル」の藤巻ゆかりを連想した←恒例超絶激古ド級マニアックネタ乙

第七話「弦音」
…凜の成長と新たなステップの一区切りになる一章。
六話で辿り着いた境地が正しいのか、凜は相変わらず迷いながらそれでも一歩を踏み出す。
青春「ミステリー」のつもりで読んでいたがコレは立派な青春小説。ヒロインに共感する人ほど引き込まれて行く事だろう。
続巻「残心 凜の弦音」は刊行済み。
もちろん読むつもり。
著者の他の作品
っ「人形はライブハウスで推理する」
蛇足…著者の風貌で弓を引かせるとなんか幕末の志士感がスゴい(語彙力
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
著者:我孫子武丸
関連記事まとめページっ資料室(仮):「ノベラーズ」&「ハナシをノベル!!」
形は短編集ではあるが一応「長編」と言う事らしく…著者の作風からはちょっと外した感の有る「青春モノ」に仕上がっている。
軽くこじれた人間関係が端々に見られるが、それほど体力も必要なく一気に読める一冊。
第一話「甲矢と乙矢」
…一部レビューでは「不要」とまで言われる、濃いめの「ミステリー部分」。とはいえヒロイン・凜と師である棚橋先生の人となり、部活動の様子や主要な登場人物など、のちのストーリーの道付けには重要な一節である。
まんま「ヒント」になっているタイトルが物語の端々にしっかりと意味を持って登場。凜のキャラクター紹介でもある嚆矢(…弓道だけに←)の短編は著者らしい筆致でグイグイ読ませる。
第二話「弓の道、矢の道」
…一話とは毛色の違うミステリー。…あとがきでも触れられてはいないがこれもわりと「あるある」だろう。
授業でチョロッと弓道をかじった時の事を思い出した。
第三話「弓と弓巻き」
…軽やかに裏切られるまさかの展開wチラ見えする違和感はそういう事でしたかww
ここまででこの一冊の流れが完全にできあがる。
第四話「打ち起こし」
…学生時代にオレが習ったのは「正面打ち起こし」で新世界の射的場でもそれで射った←誰も聞いてない。
棚橋先生に替わる「新顧問」登場。それに伴い凜の心はザワツキ始める。
第五話「射詰」
…ここから最後までは何となく既視感が有ると思ったが…「花鈴のマウンド」を濃縮したらこんな感じになる、と思い至る←恒例超絶ド級マニアック
こういう「裏の有るキャラ」ってのは読んでてイライラするけどスパイスとしては絶妙だな。
第六話「射即人生」
…いるいる。それが悪いとも、逆に凜がどう、とも思わないが…そういう人は確かにいる。
ライバル?になるのか色々と秀でた「波多野郁美」の登場は「なんてっ探偵アイドル」の藤巻ゆかりを連想した←恒例超絶激古ド級マニアックネタ乙

第七話「弦音」
…凜の成長と新たなステップの一区切りになる一章。
六話で辿り着いた境地が正しいのか、凜は相変わらず迷いながらそれでも一歩を踏み出す。
青春「ミステリー」のつもりで読んでいたがコレは立派な青春小説。ヒロインに共感する人ほど引き込まれて行く事だろう。
続巻「残心 凜の弦音」は刊行済み。
もちろん読むつもり。
著者の他の作品
っ「人形はライブハウスで推理する」
蛇足…著者の風貌で弓を引かせるとなんか幕末の志士感がスゴい(語彙力
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ