バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

CRF250RALLY 夏休みキャンプツーリング 草津高原オートキャンプ場→毛無峠

2018年09月10日 | CRF250RALLY
幾つになっても「夏休み」という言葉は心躍るもの。
今回はすでに過ぎ去りし夏休みの思い出なのですが…。

2018年8月の「山の日」を中心に、草津高原オートキャンプ場へ3泊4日のキャンプツーリングへ行ってまいりました。
さすが山の日だけあって、いつもはワリと静かなキャンプ場が、ご家族連れとライダーたちでほぼ満員の大賑わいでした。

ここのキャンプ場の良いところは、皆さんがとてもわきまえた行動をしていること。誰も騒がず、自分たちの世界で高原の夜を満喫している…。
キャンプ場入り口付近はちょっと汚いけど(案内看板が割れていたり、受付小屋付近にゴミ(←キャンパーが有料で託していった行ったゴミを処理中)、あと、頭上に送電線が走っていたり不満なところもあるけれど、おおむね過ごしやすい“良い”キャンプ場です。
管理人のオジサンも、一日中なにか仕事をしている。なので、トイレも炊事場も清潔を保っている。

3泊4日のベースは、こんな感じです。





今回はなぜか、自分たちへのご褒美ということで、特上の上州牛でお互いの夏休みを祝福。
※相棒は2018年4月で“キャリアアップ転職”を果たし、初の夏休みを心待ちにしていた。






今回の目的地は、万座を超え、長野の県境にある「毛無峠」。
草津高原オートキャンプ場からは、本来であれば志賀草津道路から上信スカイラインへ入るのが最も近いルートだけど、今回は残念なことに殺生河原以降が通行止め(火山活動のため)。※皆さま、志賀草津道路は刻々と状況が変わるのでご注意を!


なので、万座鹿沢口方向まで下りることに。国道292号線を下ると、右手に県道59号(草津嬬恋線)が出てくるので、右折。
この道路、両側にキャベツ畑がドーンと広がる素晴らしい景色。特に南側は、うねりのある起伏にびっしりと大玉のキャベツが実っていて、キャベツの波のような状態。「さすがキャベツの名産地 嬬恋村」と思う。
※ごめんなさい。走ることに夢中で写真はないです…。

万座ハイウェー。素晴らしい景色の中を万座温泉へ向かってグングン上る。コーナーは時にタイトなRもあるけれど、大き目のRが多く、とにかくかっ飛ばせるのでスピードの出しすぎ注意。

万座温泉付近。映画「私をスキーに連れてって」で育った世代の私には、“あの”シーンが思い浮かぶ。


万座温泉から万座峠へ。上信スカイラインはぜひ走ってほしい。ちょっと道が狭いのと、路面の凹凸が多く、クルマでは気持ちよさは感じられないかもしれないけど、バイクならば全く問題なし。長野方向に走る右手側に広がる黒湯山の景色は、ただ圧倒されるばかり…。

そして毛無峠。

見たこともないような荒涼とした景色。







茶色のダートが、谷の底のほうにずっと続いているが、その先にはかつて小串鉱山という硫黄鉱山があったとのこと。確か最盛期は2000人くらいの村があり、人々の生活があったそうだ。

峠から見て、少々恐怖を覚えるその景色。実は昭和の初め、大事故で多数の人が亡くなった場所でもある(→復活して昭和40年代の廃鉱まで操業していたそうですが)。

ちょっと行きずらいな…と思ったら、めったにこけない相棒が立ちごけし、フロントブレーキのオイルが漏れるというアクシデントに見舞われる。
これは素直に退散したほうが良い…ということで、応急処置を施してベースに帰りました。
※その晩、テントの中でひとり金縛りに逢ったことは言うまでもありません。私、少々勘が強いところがありまして…苦笑。


ただ、3泊4日、まったく林道を走らないのももったいないので、次の日は毛無峠から長野の高山村へ降りる林道湯沢線を走ってきました。

この林道は、砂利が深いです。今回は下りしか走れませんでしたが、断然登り方向がお勧めと思います。12キロあるダートは、頂上付近は深い砂利ですが、下るにつれてとても走りやすい道が現れます。当時はガレ場も少ない印象でした。


今回はめいっぱい走りすぎて、そして雨が多く、写真が少なくてすみません…。




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