バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

伊豆 湯河原 林道ツーリング

2013年11月23日 | XR250
11月23日、今日は本当にすばらしいバイク日よりでしたね。
ライダーとしての幸せを存分に味わったかたがたも多かったのではないでしょうか?
※ちょっと交通量は多めでしたが…。


私はここのところ仕事がたて込んでいましたが、リフレッシュと“自分へのご褒美”を兼ねて泊りがけで伊豆・湯河原にツーリングに行ってまいりました。

伊豆は頑張れば日帰りでいける距離。でも、今回は軽く林道を走って、その後ゆっくりし過ごして旨い魚でも食べようという、贅沢なツーリング。
そして今回はひとりではなく、林道仲間二人が一緒。





一日目、白銀林道。伊豆に数ある林道の中でも、比較的知名度の高い林道。

ターンパイクをまたぐように道は進む。人通り(というか、クルマ通り)がほとんどないのか? 枯れ葉をはじめ、枯れ木、落石がそこら中に散乱しており、舗装部分でも若干注意が必要な状態です。

ちなみにこの白銀林道は、全長は20km程度で、舗装が7割、ダート部分が3割といった感じ。支線が多く案内も少なめで、迷いやすい。
なお、ダートは「舗装→ダート1」、「舗装→ダート2」、「舗装→ダート3」という3段階で現れ、終点で椿ラインに合流する。
硬く締まったダートが中心で、とても走りやすく、ビックオフや、ダート初心者にはちょうど良いかも知れない。
※私たちも「リハビリにちょうど良い」という意見で一致。

写真はダート2を抜けて直ぐに現れる、「星ヶ山公園」。







ご覧の通り、真鶴半島から相模湾が一望できます。

背中側には、伊豆の山々を照らす夕陽。写真にある鐘は「友逢の鐘」と言うそう。

海の深い蒼を反射するかのような空。日が沈むにつれて、どんどん深い青に変わってゆく。


ちなみにこの「星ヶ山公園」には、一面にさつきが植えられている。
シーズンにはこんな景色が楽しめるそうです。
※湯河原町のHPの画像をお借りしました。






二日目、現地で仲間と解散し、ひとりで真鶴半島へ向かった。

真鶴岬。ここは「日本の白砂青松100選」とある。「なぜこの小さな半島にこんな大きな木があるの?」と、不思議な感覚を覚える。樹齢200~400年という。江戸時代のころ、度重なる大火により消失した街の復興資源目的でに植林されたとのこと。



そして、相模湾を一望しながらいただく今日の一杯。水は西伊豆の海洋深層水をつかっており、さっぱりとした味わい。
海を眺めながら、最高に贅沢なひと時を過ごさせていただきました…。







今日のように、晴れて穏やかな日だけではないことは良く分かる。荒れた海の恐怖もあるだろう。坂も多いし…。
でも、何故か「住んでみたい…」と思える、夢のある場所。


西湘バイパス。キラキラと輝く海。一度、会社の新人研修のときに、ここの海から「社会人になる抱負」を大声で叫んだっけ…。当時の私はどんな内容を叫んでいたのだろう? もう忘れちゃったな…。
久々に思い出し、ひとりメットの中でにやけてしまいました。

最高の休日を与えてくれた皆に、感謝。