怒りの鉄拳

毎日更新日記

銀座旋風児 嵐が俺を呼んでいる(1961)

2006-08-01 11:28:27 | 邦画・
(あらすじ)
深夜の京浜国道を疾走するトラックから一人の男が投げ出された。殺された男は、東京税関の木田明だった。東都タイムズの荒木記者は、木田と飲んで別れたばかりだっただけに驚いた。そのころ、浜離宮公園の木蔭の闇にパトカーが待機していた。女中の前に男が現われた途端、警察の手が廻ったことを知った相手の仕打ちに、その男は狙撃されてしまった。旋風児二階堂卓也がこのカラクリを見破っていた。モンキーの兼という片目のつぶれた殺し屋と格闘したが、さすがの卓也も捕えられなかった。「東京税関、関税課長の令嬢誘拐さる、当局犯人をとり逃がす」「京浜国道で殺人、これも東京税関の係官」と新聞は報じた。卓也は木田が死ぬ直前荒木に渡した小型カメラの謎を追いD・P屋をたずね歩いた。さらに、柴田税関課長の娘で木田の恋人だった京子に会った。木田が常に柴田といい合っていたということ、正子が誘拐されても警察に届けるなと柴田が言っていたことを聞かされた。卓也の助手明子は女中になって柴田家に潜入した。柴田が行万不明になった。深夜、柴田を乗せたタクシーが、とある寺院にとまると、黒マスクをした男が柴田の前に現われた。柴田は「佐伯君だね」と言った。男はうなずいた。が、男は卓也だった。木田が撮したフィルムの中味は何かと詰めよったが、銃声がした。佐伯とモンキーだ。警官隊がきたが、二人はヘリコプターで逃げた。情報屋の政吉がネガを見つけ出してきた。写真は外車の輸入証だった。佐伯一味はトラックに乗り名古屋市に向っていた。急停車した途端、運転手の顔から手拭がずり落ちた。政吉だった。佐伯は一人の中京国際ハイヤーのビル地下室に着いた。蔭から卓也が姿を現わした。高級外車を外人名義で無為替で輸入させ、それを柴田にワイロを使って目をつむらせ、数倍の値段で転売していたブローカーが佐伯、またの名は陳徳宝なのだ。大乱戦の末、佐伯は捕えられた。
監督 野口博志
原作 川内康範
脚本 織田清司
音楽 山本直純
出演 小林旭 、浅丘ルリ子 、青山恭二 、松尾嘉代 、山内明
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銀座旋風児 目撃者は彼奴だ(1960)

2006-08-01 11:26:18 | 邦画・
(あらすじ)
庶民経済会の前会長の謀殺事件を追っていた梅沢刑事がある夜殺害されたが、目撃者は行きずりの小山田一郎というサラリーマン、そしてもう一人銀座旋風児二階堂卓也であった。翌日、卓也は小山田を呼び出したが、謎の女に妨害された。小山田の口はかたく、事件はただ梅沢刑事の手帳にしるされたメモから経済会に関係があるということしか分らない。卓也は大芝居を目論んだ。ある夜、料亭「四条」では庶民経済会の新会長木戸川義策が二世のハンフリー・白川に腹黒い案をうち明けたが、きき手はハンフリー・白川に非ず、卓也だった。情報屋の政が乗用車に乗った怪しい紳士の顔をみた。卓也の留守中、卓也の助手明子と東都タイムスの荒木記者を覆面の男が襲った。警察は物的証拠を楯に小山田を梅沢刑事射殺の犯人に仕立てた。卓也は前会長を射った弾丸と刑事を射った弾丸が同一であること、射程距離からみて猟銃しか可能でない点をあげて、小山田の犯人説をくつがえした。卓也は政と東京中の銃砲店を歩いたが、一つの店から出て来た男を見て政は驚いた。乗用車の男野原なのである。野原は旋風児に狩猟大会で殺そうとその招待状を渡した。このすきに政は店の地下から人質として捕われていた明子と小山田の恋人を救った。狩猟大会の日、広大な丘陵地帯で卓也は野原と会った。野原がさそい込んだ林の中から数発の銃弾が卓也をねらったが、卓也のリチャードにはかなわない。断崖ま近く、パッと藤づるをつかんだ卓也の銃口は野原ではなく、愕然と立ちすくむ木戸川に向けられた。駈けだそうとする木戸川の足元に卓也の手練の連発銃がうなった。上映時間 82分
監督 野口博志
原作 川内康範
脚本 織田清司
音楽 斎藤高順
出演 小林旭 、浅丘ルリ子 、小沢昭一 、青山恭二 、松本染升

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銀座旋風児 黒幕は誰だ(1959)

2006-08-01 11:25:26 | 邦画・
(あらすじ)
銀座旋風児・卓也は日本開拓公団汚職の核心であるニセ札事件を探知した。神戸で殺し屋の手から印刷工の加川を救った時、ニセ札の首謀者・公団理事長腰林の名を聞いたのだ。このネタを京都タイムズの荒木に知らせ、腰林の家を襲ってニセ札をつきつけた。腰林はあわててボスの新日本生産促進連盟・黒川に知らせた。彼の命令で加川が殺し屋鉄と池谷に狙われた。が、加川の身柄は地検に保護されてい、卓也も一味の動きを情報屋の政から聞いてい、飲み屋の女・お春を一味の本拠・料亭“きらく"に住みこませた。黒川に一度捕ったのを、卓也が救ったが、さらに黒川の拳銃に撃たれ、彼女は警察病院に収容された。鉄は毒入り弁当を加川にさしいれ、その悶絶を目撃した。が、それは変装した卓也の演じた芝居だった。彼の助手・明子は促進連盟の地下室に潜入したが、捕まった。鉄の兄貴分・高見沢と腰林が仲間割れし、腰林は殺された。その地下室では、卓也が明子と加川の妻子を救い出していた。東タイに汚職とニセ札事件を結びつける記事が出た。地下工場へ向う黒川のあとを、卓也はつけた。が、黒川は罠にかけ、鎧戸の中へ卓也を押しこめた。爆薬を仕掛け、捨ぜりふを残して去った。明子と政が“きらく"に駈けつけた時、眼前で“きらく"は吹き飛んだ。黒川らが有楽町で一味の車に乗りこんだ時、運転手に化けていたのは卓也だった。お春の持っていた鍵が役立ち、地下室を抜け出たのだ。黒川はニセ札の入ったボストンを持って逃げだしたが、卓也の鉄拳には無駄だった。黒川は汚職官吏の弱味につけこみ、資金を出させ、ニセ札を十億円作った。香港でドルに換えるつもりだったのだ。--明子や鉄の待つ病院のお春の室に、花束が届いた。雲ノ如クマタ旅ニ出ルと名刺にあった。上映時間 75分
監督 野口博志
原作 川内康範
脚本 川内康範
音楽 小川寛興
出演 小林旭 、浅丘ルリ子 、南風夕子 、青山恭二 、宍戸錠
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銀座旋風児(1959)

2006-08-01 11:23:47 | 邦画・
(あらすじ)
銀座の“旋風児"とは、二階堂卓也のことである。神出鬼没の行動のせいだろう。職業は装飾デザイナー。男らしくて、粋だそうだから、女どもが大騒ぎするという。卓也はボス王徳宝が大粒のダイヤを売りさばき、キャバレー“モナコ"の建築資金にしているのを知った。情報屋の政の報せで香港へ発った王の後を追った。香港で、王を狙撃しようとした明子という女と知り合う。彼女の父は戦時中、軍属だった王(実は堀田という日本人)中村、木原、丸山の一味にスパイだと無実の密告をされ、殺されたのだ。堀田は国民の強制献納品のダイヤを大量に奪って、第三国人になりすまし銀座のボスになったという。卓也は明子を男装させ、羽田へ連れ戻った。彼は一味に対する挑戦広告を東都タイムズに載せた。モナコの奥の一室に、丸山を除く三人が集った。東タイの荒木は木原の娘久美子の婚約者だった。彼が話を聞こうとした時、木原は何者かに殺された。むろん、王一味の仕業である。彼らは更に荒木殺しを俵藤組に依頼した。が、荒木は卓也から真相を聞かされ、行方の知れぬ丸山を探しはじめた。生証人だ。卓也を好きなおでん屋お春の店の常連が、丸山だった。彼は王一味を脅迫しようとして、モナコの地下室に閉じこめられる。政の報せで、卓也はモナコへ乗りこんだが、地下道へ落しこまれた。--モナコが開店の夜、司会者になりすましていたのは、卓也だった。明子もバンドの一員に加っていた。彼女と丸山とをつきつけられ、王一味は一網打尽とあいなった。<数億円の貴金属、国民の手にもどる>と東タイが、卓也の活躍を報じた。彼の行きつけの喫茶店へ、女どもが押しかけた。が、テーブルに紙片れが一枚残っているきりだった。<風ノ如クマタカエリ来ム>それにはこう書いてあったという。上映時間 83分
監督 野口博志
原作 川内康範
脚本 川内康範
音楽 小川寛興
出演 小林旭 、浅丘ルリ子 、青山恭二 、白木マリ 、渡辺美佐子
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