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燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

理容店から生まれた音楽

2005-06-08 12:57:26 | 音楽
6月6日の日経朝刊文化面に、
「バーバーショップ・ハーモニー」についての寄稿文が載っていた。
これは、19世紀後半にアメリカで生まれた音楽で、
当時の社交場であった理容店に人々が集い、
歌や楽器の演奏を楽しんだことがその名の由来とか。

理容店にそのような性格があったとは全然知らなかった。
18世紀頃までは簡単な外科手術も行っていたはずだから、
理容店と外科が分かれて初めて楽しい社交ができるようになったのだと思う。
すぐそばで人が抜歯されたり血を抜かれたりしていたのでは、
とてもじゃないが、楽しいおしゃべりなんかできそうにない。
でも、歌に夢中で手元が疎かになったら……やっぱり外科か。

そんな歴史とは関係ないと思うけれど、
「アメリカの理容店は下手!」という意見をいくつかネットでみた。
思わず書きたくなるほど下手な理容師さんって……な、なんだか痛いなあ。
ざっとみたところ、誉めている意見はないようだった。
現地にお住まいの方はどうしているのか聞いてみたい。

寄稿によると、バーバーショップ・ハーモニーの音楽的な特徴は、
ハーモニーを徹底的に追求した編曲でア・カペラ(無伴奏)で歌い、
振り付けや掛け合い、ジョークなどでお客を楽しませること。
男声、女声、混声があり、4人で歌う「カルテット」と、
数十人から百人以上で歌う「コーラス」がある。
芸術性よりもエンターテインメント性を重視するそうだ。
日本では戦後、進駐軍によって学生合唱団に伝えられて盛んになったものの、
残念ながら70年代には廃れてしまったという。
このハーモニーを再び根付かせようという近年の活動について書かれてあった。

さすがにコーラスでジョークはキツいと思うけれど、
カルテットなら漫才みたいで面白いだろうな~。

ふと、行きつけの美容室を思い浮かべた。
さすがに歌こそ歌わないものの、お客を驚か……いや、楽しませるという点では、
バーバーショップ・ハーモニーにも負けないと思う。
もっとも、あのディレクターの傾向を考えると、
次に「音楽」が来てもちっとも不思議じゃないけれど!


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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以前・・・ (NONNON)
2005-06-08 22:40:26
アメリカの理容室には行ったことありませんが。



フランスでは、カットのあとシャンプー台に移動して、余分な毛を洗い流すということがないと聞いたことがあるような・・・



チクチクすると思うんですが。海外ではこれって当たり前なのでしょうか。



>バーバーショップ・ハーモニー



横山ホットブラザーズ風だったら、楽しいでしょうね♪





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チクチク (燈子)
2005-06-09 15:14:56
フランスの人は髪質が柔らかいからチクチクしないとか??(まったくの憶測~)



カットの後で洗い流さないというのを、

私は別の美容室で体験したことがあります。

気になって聞いてみると「うまくカットしたから大丈夫」。

ほんとかなー?と思いながら帰ったのですが、翌朝、短い髪の毛が何本も枕に……。

やはり洗い流したほうがよさそうです。(それでも少しは残るんですけど)



>横山ホットブラザーズ風



すごく楽しそう~♪

本当にあったらいいのになあ~♪(爆笑しちゃって危ないかな?
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