燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

無題

2021-12-03 11:09:15 | 日々つれづれ
 日記って、やっぱり日記なのね。
 その日に書きたいことは、なるべく日を置かずに書き出さないと、次第に心の入り口で淀み始めてしまうような気がする──それが楽しいことでない場合なんかは特に。
 書かないでいると、それらはやがて、まるで、沼地、あるいは、いつまでも乾かないセメントのように重たく広がって、足元に横たわるので、迂回できずに、もはやほかのことについて書くことさえできなくなる感じ。

 いや、もしかすると、沼地ではなく、もとは湿地だった畑なのかもしれない。
 そこには、書かれなかった気持ちを種とする言葉が埋まっている。
 もっとも、それらは、常にいちいち掘り起こさないといけないというものでもなくて。
 掘り起こしは、時にはなかなかの体力や気力が要求されるし、それらは別に売り物でもなんでもないのだから、そのまま寝かせたまま、熟成だの発酵だのさせておけば、いずれはふかふかになるほど混ざり合って、なんだ、書くほどのことでもなかったなと思う程度に消化吸収されてしまうのかもしれない。

 まあ、このご時世だし、なるべくなら楽しいことを見つけて書きたいなあとは思ってるんだけど、そうそう楽しいことばかりではないし、そもそも、山あり谷ありいろいろあるのが人生ってもんだろうし、自分の本心に目をつむって楽しいことばかり書こうとすれば、どこかに負荷がかかって、いびつな日記になっちゃうよね、たぶん。
 結局、たとえ楽しいことでなくても、それがその時に書きたいことなら、心のままに書くしかないんだよなあ。
 そういえば、私の日記のスタンスって、確か、「書きたいときに、書きたいことを、書きたいだけ、書く」だったよな。
 それが、ここ数年で、様々な要因でライフスタイルが劇的に変わって、確実にそのスタンスのバランスが少しずつ崩れてきていて、心のままに書くことが難しくなっちゃったんだなあ。

 いやもう、前置きが長すぎる。。。

 一行の文字数とか、全体の文章量とか、少しでも読みやすくしたいと思ってるのに、一向に簡潔に書けないのはなぜなの?
 スタンスの最後は「簡潔に書く」に修正するか。
 日記を書くにもリハビリが必要なのかなあ?

 で、肝心の本文は、カテゴリも変わっちゃうことだし、おいおいね。


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