みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2020年防府旅行 3日目その2(阿弥陀寺1)

2020-06-28 19:18:08 | 2020年防府旅行
2020年2月23日8時過ぎ
いよいよ阿弥陀寺へと進みます。


杖が提供されていますね。
足が痛い身としては、ありがた~く使わせていただきましょう。


ほう、喜捨ですか。
……まあ、良いでしょう。ちゃりんちゃりん。


ちなみに道のすぐ右側は、小川が。
作られたのが、わりと最近な感じですね。


800年ほど前の東大寺再建で必要な木材確保を当地で行い、その後開かれたお寺だそうです。


仁王門の金剛力士像は、快慶の一派が造ったそうで。
やはり重源が関わっていると、仏師も一流どころですね。


ということで、仁王門


と行きたいところですが、なにやら右側に橋があり、その向こうに大変存在感のあるものが見えます。
この先にこちらへ渡れる橋があるかどうか分かりませんし、ここはひとつ行ってみましょう。仁王門はお預けです。


でかい
東大寺用の木材取得のことをあしらっているんでしょうね。


横には水車もありました。
残念ながら今は動かしていなかったですが、明らかに動いた後がありますね。


さて、巨木モニュメントの横にはなにやらレリーフというかプレートというか、説明がありました。


同じく、俊乗房重源上人絵伝。
ただ、雨の影響もあるのでしょうが、読めない部分が多い。。。





ちなみにかなりブラブラしてますが、宝物館の見学を予約したのは9時なので、
さらにまだ40分はブラブラできます。

さて、改めて仁王門です。


阿形
説明の紙と板がかなり新しい




吽形





道ばたの石碑。
「梵字だ!」ってだけで撮りました。



当時の湯屋


金属製の解説板は、劣化が激しい……。


ちなみに外から見ると、普通の建物です。


中は……暗くて分からん!


続いて石風呂。鎌倉時代のサウナですね。


「毎月第一日曜日 石風呂を焚きます」
そう、つまり現役です。


お一人300円なら、まあ良心的ですかね。



さて、さらに進みます。

おお、なにやら右手に上がる道がありますが……さすがにこのまま進むのが通常ルートでしょう。


ところで左手には川(さっきとは別)が流れているのですが、その向こうに広場があり「周防別所」の碑が。
迂回すれば目の前まで行けますが、ちょっと足の痛みを考えてスルー。


いよいよゴールが見えてきました。
最後に階段があるのは、まあ神社なんかでもお約束ですね。


ところで意外なことに、階段を上っているときはほとんど足が痛まないです。
平地はダメなのが辛いところですが。


さすが、あじさいが売りのお寺。
2月なので当然寒々しい光景ですが、3~4ヶ月後にはあじさいが美しく咲くんでしょうねぇ。




さあ、いよいよ……


と思ったら、最後の踊り場で、右手に何かあります。


偉い人は、「御腰掛石」的なものがほいほい記録(伝承)に残るのですごい。


……座り心地が悪そうなのは、やはり800年の間に風化・浸食されたんですかね。


川(2本目の川)を挟んで向こう側に、なにやら注連縄(神仏習合!)が巻かれた岩があります。
記憶違いでなければ、あれが影向石だったはず。



さあ、ついに最後の門をくぐります。
これを越えたら、本堂エリアです。


いざ!



というところですが、長くなったので分割します。
ちなみに今回の経過時間は約20分です。

続く!


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