バルちぁんの徘徊 (М78星雲)

バルちぁんの「自己満足・自己陶酔・妄想徘徊」

どんな字病

2011年09月09日 08時55分19秒 | 独り言
柳田國男のいう「どんな字病」というものがあります。
それはなに・・・

中国で生まれた漢字は多く「字」そのものが意味をもっている、いわゆる意字です。
文字のない日本に漢字が入ってきて、古代人は日本語に漢字をあてるようになりました。

三重県の中西部に「名張」という地名があります。
(現在の名張市です)
日本語で「なばる」というば隠れるという意味です。
山の中で隠れるような奥深いところから「なばり」と名付けられました。
本来なら「隠」と書いて「なばり」と読ませるのが正しいのです。

それを発音に分かりやすく「名張」という字にあてたものが「どんな字病」という。

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4 コメント

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変遷 (mamaさん)
2011-09-09 09:27:06
漢字→草書→ひらがな→当て字、
になったカンジ?
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バリバリ (kourei)
2011-09-09 21:32:31
名張と同じく藤堂氏ゆかりで、私の本籍地でもある愛媛県今治(いまばり)と、アイヌ語のユーパロ由来の夕張を思い出させます。
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mamaさんへ (バルちぁん)
2011-09-10 11:54:35
うーん、わかんないです。
ありがとう!!
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koureiさんへ (バルちぁん)
2011-09-10 11:55:29
さすが・・・歴史には詳しい専門家さんですね。
ありがとう。
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