1月19日(土)・20日(日)の2日間に亘って、U-14/U-13山口県地区トレセン対抗戦が行われた。山口県の7地域(開催地域の1地区を加えた8チームが参加)の各地区のトレセン選手が一堂に会す恒例のサッカー行事である。
息子のチームは厚狭地区代表として参加した。
昨年は厚狭地区の中心選手として参加した。
7地域の中に、自他共に認めるライバル地域があり、山口県の最高峰の戦いと言っても過言ではない対戦がある。
選手も指導者も育成者も、この”ガチ勝負”を楽しみにし、注目している。
今回は2度対戦する機会があり、1勝1敗の痛み分けである。
昨年は息子の同点ゴールで、2-2のドロー。
2年間の対戦成績は、1勝1敗1引分。完全にドローである。
そんな戦いがある。
コウスケはベンチから”声”で、ゲームに参加した。仲間を鼓舞し続けた。
試合前のウォーミングアップのメニューを考え、時間管理を行い、気合いを注入して仲間を送り出す。今、彼ができることはそれが全てだった。
相手チームのほとんどが顔見知りで、ケガをする前は、山口県代表として戦っていたチームメイトがたくさんいる。
そんな彼たちとグランドで”ガチ勝負”することはできなかった。この対抗戦はU-14までが対象で、今回が最後の対抗戦となる。
だから、来年このステージは用意されない。
彼はどんな気持ちで仲間たちの戦いを見守っていたのだろうか?
しかしながらこの2日間、彼の目は不思議と輝いていた。