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省庁次官級給与13倍に!公務員を懐柔・・・ミャンマー

2006-03-27 03:25:38 | 海外
省庁次官級給与13倍に!公務員を懐柔…ミャンマー


 【バンコク=太田誠】ミャンマーの軍事政権が公務員の給与を4月1日から最大13倍に引き上げる。

 24日付の政府決定によると、公務員の最低賃金が月額5000チャット(実勢レートで約600円)から1万5000チャット(同約1800円)と3倍に、省庁次官級では1万5000チャットから約13倍の19万チャット(同約2万2000円)になる。職位が上がれば上がるほど上昇幅も大きい。公務員は薄給の上、首都機能移転に伴いヤンゴンの北約320キロにあるピンマナに転勤させられたことで不満を募らせており、大幅賃上げは公務員の懐柔策と見られる。

 決定直後、公務員や家族らが金の販売店に押し掛け、価格は24日だけで約13%も上昇。ミャンマーでは自国通貨への信頼が薄く、預金代わりに金や米ドルに交換する人も多い。対ドル公定レートは1ドル=6・7チャットだが、闇レートでは24日に1ドル=1200チャットまで上がっている。
(読売新聞)


反政権側、流血の責任巡り内紛・・・ベラルーシ

2006-03-27 00:05:02 | 海外
反政権側、流血の責任巡り内紛…ベラルーシ


 【モスクワ=古本朗】野党のデモ隊と警官隊の衝突が流血の事態に発展したベラルーシでは、26日、2人の中核的野党指導者の間で流血の責任を巡り、内紛が表面化した。

 親欧米派の野党指導者、アレクサンドル・ミリンケビッチ元大統領候補は25日の衝突の後、流血は、共に野党勢力を率いるアレクサンドル・コズリン元候補が、野党指導者を収容中の内務省施設へ向かうようデモ隊に号令したために起こった、と非難、コズリン氏と決別する意向を表明した。

 これに対し、25日から警察に身柄拘束されているコズリン氏の陣営は、「ミリンケビッチ氏は怖じ気づき、自由への闘いを裏切った」とする非難声明で応酬。同氏が「政権の回し者」である疑いさえ提起した。

 タス通信によると、ミリンケビッチ氏は26日、20万人規模の反政権デモを4月26日に決行する計画を明らかにしたが、野党内紛で、ルカシェンコ政権に抵抗する市民の士気が削がれる可能性も指摘されている。

 ベラルーシ内務省は25日の衝突による負傷者数を「警官8人、市民1人」と発表したが、タス通信は衝突の際、「少なくとも3―4人の市民が警官に打ちのめされた」と報じており、真相は不明だ。
(読売新聞)


ラグビーボール大のレモンがたわわに・・・キプロスの村

2006-03-26 20:15:55 | 海外
ラグビーボール大のレモンがたわわに、キプロス


 [プセブダス(キプロス) 25日 ロイター] キプロスの村ではラグビーボール大の巨大なレモンが実り、村人たちを驚かせている。
 キプロスの首都ニコシアの南東約30キロに位置するプセブダスの村では、ひとつの木に直径10センチから20センチのレモンがたわわに実り、栽培用の水に何かが混入されているのではないかと訪れた人々を不思議がらせている。しかし、木の持ち主は全くの有機栽培と主張している。
 裏庭に巨大レモンの木があるアンドローラ・チャララムボスさんは「(巨大レモンの)木は接ぎ木ですが、ほかの木と違うものは何も使っていません」と語った。
 住民によると、ほかにも何人かの村人が重さ1.5キロから2.5キロにもなる同様のサイズのレモンがなる木を保有しているという。
 チャララムボスさんは、巨大レモンについて「たくさんのジュースが採れるし、皮は砂糖漬けにしています」と語った。
(ロイター)


「イラク情勢は緊迫している」と米大統領、支持を訴え・・・

2006-03-12 03:05:46 | 海外
「イラク情勢は緊迫している」米大統領、支持を訴え


 【ワシントン=貞広貴志】ブッシュ米大統領は10日、ワシントンで行った講演でイラク情勢について「緊迫の時期を迎えている」との厳しい認識を示した。

 米国内ではイラクがイスラム教シーア派聖廟(せいびょう)爆破以来の緊張の結果、「内戦」に陥る、との悲観論も広がっている。大統領は今月20日がイラク戦争開戦3周年にあたることを踏まえ、13日からイラク復興に関する連続演説を行い、イラク政策を巡る支持立て直しに乗り出す。

 大統領が連続演説で同政策への支持を訴えるのは、イラク国民議会選挙を控えた昨年11~12月に続くもの。13日の演説では、3本柱の戦略と位置づける〈1〉治安対策〈2〉政治プロセス〈3〉経済復興――のうち、治安に絞り、イラク治安部隊に対する訓練の重要性などを改めて訴える。米国では米軍駐留の長期化にもかかわらず治安が改善しないことへのいら立ちが募りつつある。
(読売新聞)


旧ユーゴ・ミロシェビッチ元大統領、拘置施設で死去!

2006-03-12 01:15:07 | 海外
<旧ユーゴ>ミロシェビッチ元大統領、拘置施設で死去


 ◇最も憎まれ、最も愛された大統領
 【パリ福井聡】11日に死去したミロシェビッチ元ユーゴスラビア大統領は、冷戦崩壊後、民族紛争の弾薬庫となったバルカン半島に10年余り君臨した。その間、政治危機に直面するたびに民族感情に火を付けて人心を掌握し、欧米諸国からは「民族浄化を指揮した」と非難を受けたが、国内的には野党各派を分断・弾圧する一方、保守派からは圧倒的支持を得た。「最も憎まれ、最も愛された大統領」だった。
 同氏は90年代にバルカンで相次いで起きたクロアチア、ボスニア、コソボの紛争の際、常に「受難のセルビア」を演出する形で国民の心情に訴えかけ、自らの地位を保った。欧米諸国はボスニア和平交渉では同氏を利用したが、99年のセルビアによるコソボ抑圧では北大西洋条約機構(NATO)が対ユーゴ空爆を実施。しかし、空爆後も、同氏は国民の反NATO感情を引きつけて地位にとどまった。
 ミロシェビッチ氏の最大の罪は、側近登用と反対者弾圧で人々を恐怖に陥れ野党を分断した政治手法と、旧ユーゴ連邦を孤立化させ経済制裁を招き、国民の暮らしをどん底に突き落とした点だった。コシュトゥニツァ前大統領はこの点を突き、00年の大統領選で勝利。しかし、選挙後はミロシェビッチ氏を訴追せず、同氏は社会党党首のまま政治活動を続けた。
 同氏は国内で論議があった末、01年6月末に超法規的に国際戦犯に引き渡された経緯がある。欧米諸国に強く要求された新政権が、援助と引き換えに「前大統領を売った」とも言われる。
 戦犯法廷でもなお「セルビア人の大義」を主張し続け、セルビア人にとって認めたくはないが否定できない、愛憎半ばする存在だった。
(毎日新聞)