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アニメ 時をかける少女

2007-07-10 | 映画、本

時をかける少女といえば、原田知世さんですよねー。


尾道の街が綺麗やったなあー。



アニメの時をかける少女を見たのでちょっと紹介。


(7月21日にテレビで放映されるそうです。)





(ネタバレなし 安心してどうぞ)



これ、筒井康隆原作とほぼ内容が同じで、オマージュ


を込めた作品なのですが、時代背景が現在に変わって


るのと、当時体験した少女の姪っ子が主人公になって


タイムリープする内容になっています。



ちゃんと笑えるし、なかなか面白かったですよー。


関東の街を舞台にしてると思うのですが、なかなか


街の風景も綺麗でした。



二人の「時をかける少女」が登場するのですが


欲を言えばもうちょっとその関係を濃くして欲し


かったかな?



なんか、「男女間に友情は成立するか?」なんて


話題を真面目にホームルームの時間に討論して


いた高校生時代を思い出させてくれるような映画


でした。。




是非7月21日(PM9:00- フジ系)に見てくださいね。。。




映画 サマータイムマシーンブルース 

2007-04-14 | 映画、本

週末日系のレンタル屋さんへ行って来ましたー。

 

なんと自分がリクエストしていたサマータイムマシーンブルース

ありましたーーー

で、速攻で借りることに。。

 

「UDON」「踊る大捜査線」でおなじみ本広監督の2005年の作品で、

瑛太さん、ぎゃぽーでおなじみ上野樹里さんが主役をしています。

で、UDONに出てきた松井製麺所や、俳優さんたちも出演

してましたー。

 

 

内容(Wikipediaより)

 

「SF研究会」のだらしない部員達に起こるドミノ倒しコメディ。

前日にクーラーのリモコンが壊れてしまい猛暑の中ぐったりしてる部員達

の前に突然タイムマシンが出現する。昨日に戻り、クーラーのリモコンを

取ってこようと思ったメンバー。しかし、タイムトラベルしたことが面白くフザ

けたことばかりする。そんな中、過去を変えると今が消えてしまう事を知った。

慌てた部員たちは自分たちの「今」を消さないために、大急ぎで以前に自分

たちが過去でやらかした一連の行動が致命的なことにならないようにリカバリー

しようと奮闘する。「昨日」と「今日」だけのタイムトラベル物語。

 

 

こういうタイムパラドックスを主題にしてる映画っていろいろ

あるのですが、この映画の内容はコメディタッチですごい

楽しかったです。

 

なんで、タイムマシーンがあるのに、壊れたリモコンを

取りに行くだけに使うの??

突っ込みどころ満載ですが、それがまた楽しいねー。

 

 

大学のSF研(SF研究会)というマニアックなサークルのノリが

すごい懐かしいなあ。。

 

ロケは香川の善通寺でしてるのですが、大学は四国学院大学を

使ったみたいですね。善通寺の懐かしい風景、熊岡のかたパン

(香川の人しか知らんかも。。)いろんなアイテムが映画を

ちょびっとノスタルジックに仕上げていました。

 

時間軸が複雑なので、いろいろ頭の中で整理しながら

見ないといけないのですが、映画が進むに連れて

部員に降りかかってくる出来事の原因がだんだん

はっきりと分かって来ます。

 

これって、SF物の醍醐味ですよねー

きちんと青春映画してるし、お暇なときには

いい1本かもしれません。

 


となり町戦争  小説

2007-02-02 | 映画、本

 

ネタばれなし

映画化された となり町戦争。 映画を見ることができないので

小説を読んでみましたー。

 

去年の4月ぐらいから、愛媛(東温市、大洲市)でロケしてましたよねー。

松山の繁華街に江口洋介さんが現れたと結構話題になりました。

そういえば、愛媛でロケって「船を下りたら彼女の島」以来では?

 

あー。 セカチュウがあったねー。 恋は五七五もあったねー。

そういや

 

 

自分の住む町が、となり町と戦争に??

どういうこと?

 小説は、すばる新人賞を受賞した三崎亜記(男性)という方が

書いたのですが、なかなかおもしろい内容でした。

発想がおもしろいねー。

 

町ぐるみで立案して行う、となり町との戦争。。

主人公はとなり町の(戦争相手)調査員(スパイみたいな

ものやねー)として町から任務を受けるのですが、その後

一人の女性と共に仕事を任務していくこととなります。

 

主人公が目で実感できない戦争。。 果たしてどんな

戦争が繰り広げられるのでしょうか?

(これ以上書くとネタばれになるのでやめときます)

 

 

小説を読んでると、キャスティングがいいねー。

主人公の一人が、原田知世さんなのですが、知的で

クールなところがいい感じです。 

 

小説でちょっと官能的なシーンがあるのですが、

すごいいい描写をしてて、思わず想像してしまいますた。。

 オイ。。

 

映画で使われるであろう場所やシーンも想像できるので

実際に映画を見るのが楽しみです。(いつになることやら。

 

 はじめは、住民不在の地方自治といった面をクローズアップ

したかったのかなと思っていたのですが、どうも違うみたいですね。

 結局は自分が見ている世界だけでは、何も真実を捕らえていない

って事を強くメッセージとして伝えたかったみたいです。

 

 

詳細は映画でどうぞー。 

愛媛の風景がどう映画に映ってるのか楽しみですね。

 


アメノナカノ青空  ing

2006-09-23 | 映画、本


あれ、他人のブログに来たかなーって思わんとってねー。
毒男のブログへようこそ。 まちがってないっすよー


初めて韓国の映画見ましたー。
今まで、韓流ドラマって結構話題になってたけど、全然見たこと
なかったんよね。

まあ、三十路おやじが見てもいいでしょー? 



アメノナカの青空  

内容 goo映画より

19歳のミナ(イム・スジョン)は、レストラン・オーナーの母ミスク(イ・ミスク)と2人暮らし。病弱で入退院を繰り返していたミナは、高校に通い始めたものの、年下のクラスメイトとは打ち解けない。ある日、マンションの下の部屋に、カメラマン志望の青年ヨンジェ(キム・レウォン)が越してきた。何かにつけて声をかけてくるヨンジェに、最初は相手にしていなかったミナも次第に心を開き始める。年上の恋人との、楽しい日々を過ごすミナ。しかし、そんな日々は長くは続かなかった。

内容的には、最近はやりのパターンかなって思ったんですけど
結構よかったす。

この監督知らないんだけど、なんか岩井俊二監督の
作品を見てるような感じ。 

綺麗な映像が多いわー。


恋人との愛。親子愛を丁寧に書いているのですが、

自分の死を知りながら、母親を気遣う優しさ。
初恋の時の初々しさ。

がこの映画のポイントかな。


秋の夜長に恋ひ人と一緒に見るのがいいかもしれんね


がんばっていきまっしょい  映画版

2006-09-01 | 映画、本
最近ますます映画三昧な日々を送ってます。 
仕事を終えて、家に帰って飲みながら映画鑑賞。
こっちは夜は寒くてつい家でだらだらしてしまいます。

もういもたきの季節やねえー。 今週末なべをしますー。
じゃぱにーず 心意気を見せますってオイ

日本にいるときにできなかった夢が実現してなんともうれしいん
やけどねえ・・・


ビデオレンタル屋さんに行くと、映画版のがんばっていきまっしょいが
あったので借りてみました。

愛媛に住んでる人なら誰でも知ってるしょいー。

去年のドラマのイメージが強いよね。 小説はまだ読んでません><

ドラマが放映された(去年)時に当時の松山東高の生徒がドラマの製作会社に「実際はうちの高校はこうではない!学校のイメージダウンにつながるようなことはやめていただきたい」と猛抗議したエピソードがある。だそうです。 すげーな オイ。。



10数年前の四国・松山を舞台に、ボートに青春をかけた女子高生たちの姿を瑞々しく描いた青春ドラマ。監督は「目を閉じて抱いて」の磯村一路。第4回坊ちゃん文学賞を受賞した敷村良子の同名小説を、磯村監督自身が脚色。撮影を「ちんなねえ」の長田勇市が担当している。主演は新人・田中麗奈でキネマ旬報日本映画新人女優賞を受賞した。芸術文化振興基金助成作品。キネマ旬報日本映画ベスト・テン第3位。

いやー。 田中麗奈若ーーーー。

ドラマと雰囲気が全然違いますね。 どうも70年代中盤の話を1998年に
上映したみたいだけど、5人の女の子の雰囲気が当時に非常にマッチしてました。
ドラマの方が相当現代風にアレンジしてたんだなっていうのが分かったよ。

ヒメとリーがドラマのイメージに近いかなあ。




三津の渡し
ことり(うどん屋)
いさにわ?神社
ひぎり焼き(実はまだ食ったことない)

松山のおなじみの風景が映画に広がってました。

コレクターズエディションほしいなー





海がきこえる  ジブリ作品 DVD

2006-08-19 | 映画、本



最近映画ネタ多いねえ。 暇な証拠や

ビデオレンタル屋さんでなんと、懐かしいDVDを
発見しましたー^^


スタジオジブリの作品で「海がきこえる」。。知ってますか?

最近の作品もいいけど、昔のジブリ作品も自分は大好きです。

昔のジブリだと、「ラピュタ」「海がきこえる」「カリオストロの城」
が、好きかなあ。



知ってますか? 「海がきこえる」


自分が思うノスタルジックな作品を上げなさいと言われたら

「ツルモク独身寮」とこの作品を真っ先に上げます。

世代的にど真ん中の人は懐かしいんじゃないかなあ。


「海がきこえる」は、1990年から2年間にわたり 「アニメージュ」に連載されてた高知を舞台にした小説です。原作は氷室冴子さんなんだけど、それがアニメ化されました。

高知の風景が本当に綺麗なんよねー。


アニメを見たときは1993年。(平成5年) 自分は浪人真っ只中で
このアニメをテレビで見たときは、身震いをするほど感動して絶対に
東京の大学行くぞーと意気込んだ記憶が。。



内容

東京の大学に進学した杜崎拓が、吉祥寺駅の反対側ホームにみた人影は、高知の大学に進学したはずの武藤里伽子だった。
里帰りの途中、拓はあの2年前の夏に思いを馳せる。東京から転校してきた里伽子は、勉強もスポーツも万能な美人だった。男子は色めきだち、しかし、その気性と高知に馴染もうとしない態度は女子の反感を買う。そんな里伽子に、拓の親友・松野が惹かれていることを知る。だが、このときはまだ彼女は親友の片思いの相手というだけだった。そう。そのはずだった。高校3年のハワイの修学旅行までは――。


吉祥寺駅での彼女との再会のシーンは本当に感動



高知の進学校(小説の舞台は土佐高校)での男女の三角関係
を描いた作品なんですが、小説とは違った描写をしてるので
結構おすすめです。 脚本とかがやっぱり10年も経つから
ちょっと古くて、ベタかなあと思うかもしれないですが自分の
世代的には一番いいですねー。
昔のジブリ作品を知らない人はこれ見たらちょっとびっくりするかもね。

同窓会のシーンは自分らがした同窓会と非常にかぶってたので
懐かしく見てました。
思春期のいろいろな感情とかが、爽やかに描かれてるんよね。
多分女性から見た視点が味わえるかな。


化粧をしちょっと大人になってきれいになった女の子たち。

東京や大阪の大学に行き、言葉が変わった友人たち

実はあの人が好きだったと告白する野郎たち

大学生になったばかりの同窓会ってこんな感じだったかなー。



昔、ブログに書いたことがあるのですが、浪人時代
駒場の河合塾に通ってた時期があり、その時に高校時代の彼女と
渋谷のスクランブル交差点でばったりと会ったことがあって、
これは運命かもと勝手に思い込んだ時がありました。




ほんと映画みたいな話だけど、これもまたいい思い出でござあすなあ。
(びびる風に しつこい?


海がきこえるを歩く


塾の仲間からの電話。。  理想的な教育とは  共育

2006-08-17 | 映画、本
長文です。 懐古ネタ、教育ネタなので
興味ない人はすっ飛ばしてね。


久々に、MIXI経由で高校時代同じ塾を通った友人から連絡が。
なつかしーー。 彼は九州で働いてるのですが、久々に昔話で
盛り上がりました。
それも自分らが通った塾ネタで^^


自分は中学から6年間同じ塾に通ってたのですが、ここの塾はただの
進学塾ではなく、非常に個性的な塾でした。

学習塾 レーゼクライス


自分は大学の間、塾講、家庭教師、予備校講師とバイトを重ねて
来たので、さまざまな塾、生徒、保護者を見てきました。しかしながら
今考えるとここまで個性的な塾はやっぱり経験したことがありません。


香川という土地は、非常に中央志向が強く、旧帝大への進学率が高い
ところでも有名です。
実際、理系の友人は四国に帰ってくる人がほとんどいなく、寂しい
思いをしました。
また、塾の競争も激しく、今は生徒獲得に大変なはずです。



自分が行ってた塾の特徴は成績至上主義ではなくて、みんなで学ぶ姿勢。
情緒教育を大変重要視していました。 
また、指導するものも学ぶ「共育」という言葉を大事にしてたかな。

教室の前には論語が貼ってあって、当時は意味が分かりませんでしたが
今になって分かったような分からんような。。


当時から塾生は多かったので、学年初めに入塾テスト(筆記試験、面接試験)を
受けて入塾した記憶があります。


他の塾じゃ考えられないけど、


1.感想文の提出: 毎月感想文が課せられてそれに対して感想文を提出します。後でみんなでディスカッションをするんよ。星野 富弘さんの本を15,6歳の頃に読みましたが、まだ鮮明に覚えています。 
学生のときに本を読む大事さが今になって本当に分かりました。



2.夏季合宿:一週間弱ほど合宿をします。すごいでしょ? 昔は合宿設備もきちんと整ってなかったけど、みんな楽しんでたなあ。 朝は、グランドでラジオ体操


で、大体は勉強をするんだけどソフトボールとか、ピクニックをして遊ぶこともしました。
先輩も後輩もみんな一緒になって勉強、食事の準備、洗濯をして共同生活をするので、いろんな話が聞けて面白いんよね。 手伝いに来るOBの大学生がこれまたおもろい。
単語テストの勉強を洗濯をしながらするという荒業をすることによってどうでもいいような集中力が鍛えられました。


3.縦割り学習:これはすごいいいなシステムだなって改めて思います。 中間、期末テスト前になると学年関係なく、みんな適当に5,6人ほどのグループになって勉強をします。分からないところを先輩に聞くというシステムを取るので、すぐに聞けるし、勉強がはかどった記憶があります。


学習の成績さえよければいい。 勉強だけしていれば何もしなくていい。といった
自己的な考えがいけないってことを塾長は力説していましたが、まったくもってその通りだと思います。


自分がこの塾で学びはじめてはや20年。学力低下、学級崩壊が叫ばれている教育現場でまったくぶれることなく、理想目指してこの塾を運営していく塾長には本当に頭が下がります。

その考えに協賛する保護者がいるのもなんか安心できるなあと思う今日この頃です。。(って保護者はやっぱり成績さえよければいいんだろうけどね)


自分も、日本では下の先生の教育をしなければいけませんでしたが、
なんか中途半端で終わったような気がするので今後も、ただ威圧的に
教えるだけじゃなく、共に勉強していけたらなと思います。


教育者たるもの、共育者たれ。


映画  リンダリンダリンダ

2006-08-14 | 映画、本
関東は停電大変だったみたいですねー。
大停電の夜にみたいなロマンスはなかですかねー
ってないわなー。







夜は映画三昧でしたー。 っていっても
DVDやけどねー。

男たちの大和、蝉しぐれ、リンダリンダリンダ、

なぜか江原啓之スペシャルも

はじめの二つは、映画館で見たんだけど、やっぱり感動して
しまいましたー。

とりあえずリンダ リンダ リンダの説明を。。


ストーリー

とある地方都市にある芝崎高校。文化祭・ひいらぎ祭の前日に、恵(香椎由宇)、響子(前田亜季)、望(関根史織)の3人は途方に暮れていた。高校生活最後の文化祭のためにオリジナル曲を作って練習を重ねてきたのに、ギターの萌が指を骨折してしまったのだ。


リンダリンダリンダ結構よかったです。 スイングガールとも違う
独特の雰囲気をかもし出す作品でした。

自分はこの作品の方が断然好きです。 若い子の心情をうまく
引き出す監督はほんとすごいなあ。
わざと主人公を置かなかったのも意図的だったのかなあ。


本当に青春やのー。 ブルーハーツのコピーバンド(これだけで
世代的に泣けるー)が日本語のつたない韓国人留学生を
ボーカルに迎えてステージに立つまでのストーリーです。


リンダリンダの曲って本当に、よくカラオケで歌ってたなあ。
隠れて酒飲みながらみんなと暴れながら歌ってました。 ヲイ

今の女子高生が歌っても、本当に全然色あせてないー
ユニコーンもよかったー。
決してうまくない4人組でしたが、最後の演奏のシーンは自分も
くいるように見てしまいました。


当時は高校生の時って、多分何も感じずに過ごしたんだろうけどその
瞬間って実は今考えたら、すごい幸せだったんだなあって実感しました。


自分の高校時代は、田舎特有の殺人的な進学校で自分自身つぶされそう
になりましたがその合間をぬって、恋愛、バンド(米米のバンドを
してた。)をしてたのですごい自分の過去とオーバーラップしながら
見ました。



また、みんなで歌えるかなあ。

燃ゆるとき

2006-08-08 | 映画、本
パソコンで変換すると「萌え」とでましたが。。


DVDを見ましたー。 「燃ゆるとき」
90年代の日本の即席麺企業のアメリカ進出にかけた熱きサラリーマンの
戦いを描いた映画です。

小説が元ねたらしくて、○ちゃんブランドで有名な、東洋水産の実話をアレンジしてるみたいですね。





内容を紹介

東京・築地市場で産声をあげた小さな食品会社《東輝水産》は、即席麺を主力商品として、今や日本全国をマーケットにする大企業に成長し、アメリカ大陸にも進出していた。しかし、アメリカでのカップ麺の売り上げは、安価なアジア企業に押され頭打ち、工場の再生が不可欠となっていた。
創業者でもある社長(津川雅彦)と現地法人の社長(鹿賀丈史)の強い信頼を受け、単身渡米した資材担当の営業マン・川森潔(中井貴一)は、言葉の壁に不安を抱きながらも工場再生に着手した。
現地従業員の一時的なレイオフ。大幅なコストカット。旧態に凝り固まった営業担当(長谷川初範)や工場長(伊武雅刀)など古株の社員との対立。アメリカ人の嗜好に合う新たな安くておいしいカップ麺の開発。工場のスピードアップ化や新規オイルの導入…。
川本の奔走や工場スタッフの努力の甲斐あって、新規開発された《レモン&チキン味》のカップ麺の評判は上々で、全米から注文が増えていった。
しかし、工場が軌道に乗り始めた矢先、川森は全幅の信頼を寄せていた女性部下からセクハラの嫌疑をかけられ、また、水面下では会社の買収工作の不穏な動きなど、波乱の連続。日本に残してきた妻(大塚寧々)の悩みや病気にかかった息子の問題も川森に襲いかかる。苦難と逆境の中、どう踏ん張りどう乗り切るのだろうか―― 。
大ヒットした映画『金融腐蝕列島-呪縛-』の原作者として知られる経済小説の第一人者・高杉良が、実在する食品会社をモデルにした渾身のベストセラー「燃ゆるとき」「ザ エクセレント カンパニー/新・燃ゆるとき」(角川文庫刊)をもとに、『シャブ極道』『竜二 Forever』などのベテラン細野辰興がメガホンをとった。そして、小田和正が歌う主題歌「そして今も」は、映画を見るすべての人たちへの応援歌として心に響き渡る。







主人公の営業さんは、アメリカにある即席麺工場の再生のため、カリフォルニアに派遣されたのですが、セクハラ冤罪で訴えられるなど、とんでもない試練に立ち向かい、米国市場に戦いを挑んでいきます。アメリカの合理的なやり方よりも日本の家族的な会社を重んじてアメリカで戦っていく姿は感動しました。



すごい地味な映画でしたが、アメリカ進出の際に言葉の問題、契約の問題等、当時の人たちは非常に苦労したんだなって言うのが伝わってきました。同じような試練を経験した父がこの映画見たら泣くだろなあ。。



東洋水産をだいぶ美化したような内容でしたが、社長が幹部に対して、海を見ながら

「会社が本当に大きくなったけどまた原点に戻って仕事頑張ろうな」という言葉は本当に感動しました。


社長が、こういう人なら一生ついていこうと思うだろなあ。考え古臭さーと思われるかもしれないですが、尊敬できる人がいる会社に勤めることは本当に光栄なことですよね。自分もそういう意味では、本当に幸せだなあと思ってます。


にわかに起業して沈んでいく、浮き沈みの激しい業界よりも、ものをこだわり作り続けていく人の温かさに、日本人の生真面目さに感動した映画でした。



ちなみに今、アメリカでもマルちゃんのカップラーメンが安く買えます。
一個60セントぐらいかな? こういう苦労があるからこそアメリカで
日本食が食べられるのかなあ。  

映画 カーテンコール  佐々部 清監督

2006-07-19 | 映画、本
おおー。  1ヶ月ぶりに来てみました。 このブログ
うーん。 アクセス数がまじで変わらんどないしたんだろ。 これ。。
多いときは、いつも500-600人の方がこのブログを見てくれてた
のですが、今も相当な数の人がこのブログを見てくれてます。

うーーん。 情報は生が命なのでなんか公開してるのは気がひけるなあ。

とりあえずカーテンコールのお話をつけときます。


call














この映画も見損ねたので、DVDで借りてみました。
こっち来て、時間があるので日本にいる時以上に映画を見ています。
やっぱり邦画は繊細だから、いいねー。
こういうきれいな映画を観てるとほんと日本に帰りたくなってしまいます。


「四日間の奇跡」で有名な佐々部監督の作品。この人の作品は非常に好きです。
出演者の心情表現を曲げることなく、丁寧に表現してくれるので、安心してみれるんよね。
「四日間の奇跡」は確か、山口で撮ったはず。今回のカーテンコールは下関なので、この監督の出身は山口かなと思って調べてみると下関だそうです。 自分の故郷が作品になるなんて、ほんといいですね。





内容 自分なりにアレンジ。

映画が最大の娯楽だった、昭和30、40年代。 映画館は今でも映画の中の主人公、ヒロインと時間、心情を共有できる唯一の場所。みんな、笑い、感動し、泣いた映画館。
はるか昔、昭和30年代に、映画と映画の間に、さまざまな芸をして楽しませてくれる幕間芸人がいたそうです。 その芸人がこの映画の大きなポイントとなります。
女性雑誌編集者宛ての一通の葉書がきっかけで、その幕間芸人として生きた男を探す旅に出ます。 いつも劇場で芸をする主人を見守っていた女性。その女性の死後、一人娘に「いい子にしていれば迎えに来るからまってるんだよ」と言葉を残して去っていった父。その父に会えないまま数十年が過ぎてしまいました。
果たして、父と娘が再会することはできるのでしょうか?


非常に、きれいな映画でした。 白黒のシーンとラストはもう、泣きっぱなし。
随所に、過去を映し出すモノクロシーンがあるのですが、いつしか現在の主人公の女性とモノクロシーンが重なり合っていくのです。


下関の風景が情緒あって、映画館との風景ときれいにマッチします。
子供とかに、みてもらいたいなあ。 ほんと。



主演の伊藤歩さんだったけ。スワロウテイルで結構すげー演技をする子だなって思ってたんだけど、今回は、やさしい雑誌編集者役を演じてました。


芸人役の藤井隆さんも、いい感じだし、恋人、嫁さん役の綿貫薫さんもいいなあ。



ちょっと自分ねたを

「自分にとって忘れられない映画館。。」  高松ライオン館

未だに忘れられないのが映画館での迷子事件。昭和50年代中盤のお話。
小生、当時小学生低学年だったのですがこの出来事は未だに忘れることができません。

親と一緒にお正月の寅さんの映画を観に行って、映画の上映途中で客席を出てしまい親とはぐれてしまったのです。(当時は二本立てが当たり前で、一つの上映が終わった時に、他の客につられて一人のこのこ出てしまったのです。 映画に飽きてたのもあったかも)

その後迷子になってしまい、コトデン(香川の私鉄)の踏み切り前で泣いているところを優しいおねーさんが交番まで連れて行ってくれました。 交番の交差点の前に親が車を駐車してることを、おまわりさんに説明しても、おまわりさんは聞く耳を持ってくれません。自分の名前、住所を言ってもおまわりさんは聞く耳を持ってくれません。
 しかし、優しいおまわりさんはなだめるように温かいココアを自分に渡してくれました。 あのときのおまわりさんは本当に優しかったなあ。そうこうしているうちに父親が飛んで来てくれたのですが、あのときの出来事は一生忘れることができません。親も忘れてないみたいですが。。


昭和ってやっぱりみんな幸せだったのかなあ。まだ日本が腐ってなかった昭和に自分も行ってみたいと思う今日この頃でした。