今月号の論座を出勤の途中で読んでいるが、非常に面白い!政治(今回の選挙や小泉首相の手法)の話から教科書の話、はてさてヨン様の話まででていて(因みの論座今月号は、写真のとおり、ヨン様。論座も商魂逞しくなった?!)、正にバラエティ化した総合雑誌になっている。私個人としては、論座の企画には他の雑誌では真似のできない「骨太なもの」も多く、リベラル傾向で数少ないまともな総合雑誌であると考えている。
同号は、今回の選挙における政治のメディア戦略を特集している。今後の政治や選挙のあり方、有権者と政治の関係を考える上で多くの示唆を含んでいると思う。

同号の別企画「教科書のカラクリ」は、教科書検定や採択に関する関係者の覆面座談会。関係者にとっては当然かもしれないが、私のような部外者には非常に興味深い内容。また、私自身、教科書会社から本を出していて、その途中で教科書作成の話も仄聞していたので、興味がさらに増した。
またヨン様の関するファン(韓国的、特にヨン様にいうと「家族」)の座談会も、韓流の現実が知れて面白い。
さらに、本号の特に凄いのは、小泉手法(政治)とヨン様の有り様には共通点もあるという論文「〈純粋なるもの〉への回帰願望」まであることである。冬ソナ現象も今回での小泉首相も、「純粋なるものしか日本を救えないこと」「カリスマ性」「日本をもう一度『モダン』な社会に戻す運動」である点で一致するのだという。実はこのことの象徴として、本号の論座の表紙には、ヨン様以外にも。小泉首相がカラーででているのだ。
竹中大臣に関する塩田潮さんの論考も興味深い。補足すると、私は塩田さんの取材を受けていて、同論文にも引用されている。
同号は、今回の選挙における政治のメディア戦略を特集している。今後の政治や選挙のあり方、有権者と政治の関係を考える上で多くの示唆を含んでいると思う。

同号の別企画「教科書のカラクリ」は、教科書検定や採択に関する関係者の覆面座談会。関係者にとっては当然かもしれないが、私のような部外者には非常に興味深い内容。また、私自身、教科書会社から本を出していて、その途中で教科書作成の話も仄聞していたので、興味がさらに増した。
またヨン様の関するファン(韓国的、特にヨン様にいうと「家族」)の座談会も、韓流の現実が知れて面白い。
さらに、本号の特に凄いのは、小泉手法(政治)とヨン様の有り様には共通点もあるという論文「〈純粋なるもの〉への回帰願望」まであることである。冬ソナ現象も今回での小泉首相も、「純粋なるものしか日本を救えないこと」「カリスマ性」「日本をもう一度『モダン』な社会に戻す運動」である点で一致するのだという。実はこのことの象徴として、本号の論座の表紙には、ヨン様以外にも。小泉首相がカラーででているのだ。
竹中大臣に関する塩田潮さんの論考も興味深い。補足すると、私は塩田さんの取材を受けていて、同論文にも引用されている。