この前、久々に中目黒に行った。
キチメン「矢嶋」の出演している舞台を見るためだ。
若い女性たち10人に囲まれて、イキイキとニヤニヤと演じていた
そんな舞台に立つ事は、もうないだろう・・・キチキチでは絶対にない
と、そんな羨ましい限りの舞台だった・・・チクショウ~~~~
さて、中目黒・・・
知っての通り、改札を出て山手通りを越すと目黒川が流れている。
川のある街は・・・・・いい
夕暮れの目黒川・・・
のんびりと散歩を楽しんでると、すっかりと日が暮れていた。
少し暗いが1枚・・・パシャ
真ん中を流れる目黒川に、覆い被さるが如くの木々の後ろには高層ビルが
・・・俺の田舎「土佐清水」では、絶対に見られない光景だ。
川あり、海あり、山あり、そして真っ青な空と澄み切った空気・・・・・それが「土佐清水」だ。
だが・・・・・
ビルがない
それが・・・・・
「土佐清水」なのだハハハ
だから、「木々の上にビル」というような上の写真は・・・あり得ない光景なのだ
田舎の叔母ちゃんとかに見せると、眉間に微妙な皺をよせて
間違いなくこう言うだろう・・・
「こりゃ~どっかの外国かい??」
さて・・・
ちょいと小腹が空いた俺は、さっそくラ~メン屋にIN。
もう随分と前に世田谷の方で食べたが、久々の「百麺」だ。
相変わらずのこってり味だ
隣を見ると、3歳くらいの男の子とその両親。
実は、この男の子が最高にいいキャラの子だった
小さめの器に母親がラ~メンを取り子供に渡す。
子供は「おいしそうだねぇ」と一言
口にラ~メンを1本入れる・・・「おいしいねぇ」
スープを飲む・・・「おいしいねぇ」
ラ~メンを1本・・・「おいしいねぇ」
スープを・・・「おいしいねぇ」
この子供は、口に入れる度に「おいしいねぇ」と喋るのだ
店員も「ありがとう」と、お礼を言う。
親は子供が喋る度に「ねぇ」と相槌をうつ。
また喋る子供・・・「おいしいねぇ」
店内に、すごくいい空気感が流れる。
俺にラ~メンが運ばれてきた。
1口すすって勇気を振り絞って俺も言った。
「おいしいねぇ」と・・・
すると、少し間があったが、すかさず子供が「おいしいねぇ」
それからは、「おいしいねぇ」の言葉が店内に響き渡った。
帰り際、俺が「バイバイ」と手を振ったら子供が答えた・・・
「さようなら」
思わず俺も言いなおした・・・「さようなら」と・・・
※俺とは違い、いい育ちをしてるんだなぁ・・・と、痛感
しかし、思い返せばあんな気分でラ~メンを・・・いや
食事をした事はないんじゃないか?
心洗われた、ほのぼのとした時間だったなぁ
やっぱコレだよ
これからは、俺も笑顔と感謝で食事をしよう
ただ、「おいしいねぇ」と俺が一人で言ってると頭おかしいんじゃ?
と、思われるんで、言葉では言わないが心では・・・ねっ
という、何ともGOODな時間を過ごしましたとさ・・・めでたしめでたし
ほいたら
※「おいしいねぇ」 って、15回以上は言ったなぁ・・・。
でも、親的には正直ちょいとしんどいかなアハッ