トラウマと戦う

皮膚科の学会紙で読んだ記事ですが、アトピー性皮膚炎を患ったまま成人になった方の多くに、鬱の症状が出るかたが多いようです。

その背景には、物心つく前からの親からの「掻くな！食べるな！泣くな！」
の叱責や、過剰なほどの保護下のもとに長期にわたって暮らしてきたために

自分は親に面倒かけて、なんて悪い子なんだろう。。と悩んだり
逆に親に対して反抗的になりやすい傾向があり、その混合型の人もいます。

読んでいて、胸が苦しくなる文でした。

私も子供が生後数カ月でアトピーになった時は、がっくりと肩を落とし
上記のように怒ったり、過保護に育てた時期がありました。

でも、思いきってハワイに飛んだことで、この病気から解放されることができました。
この解放された喜び・・・言葉では言い表されませんね（T-T)

私は、アトピーじゃなかったけど、別の場面でトラウマの多い人生だったと思います。
親に甘えていて一人では何もできないくせに、反抗心も強くて、
「こうなったのは、親のせいだ！！」と責めたこともありました（反省・・・）

だけど親になり、色んな経験を積むと、見えてくるものがあるんです。
親だって人間だって。弱いし不安だし、情けなくて泣くことも多い

そんな一人の人間の「親」から受けたトラウマを、ずっと引きずっている方が多いですよね。とくにアトピーという病気になると。

私は、成人の方が、この病気から解放され真に自分の人生を自信をもってまっとうするには、過去のトラウマから離れる努力をすべきだと思います。特に２０代半分を過ぎた方は、親を一度心から許してあげることです。
そこからは、あなただけの自分で切り開いていく人生だと思うから。

トラウマと戦って、前向きに生きていけば、必ず明るい未来が待ってます。

この病気は何年もかかって治す代物ではありません。
さっさと治して、過去を清算し、楽しい人生を歩みましょう