バイバイ☆アトピー

ハワイでアトピーが治った!の著者。本を読み趣旨を理解してくださる方限定のお部屋。図書館にもあるので探してみて下さいね♪

プロポリスペースト+竹酢(木酢)の作り方

2008-04-28 | 竹酢プロポリス
アトピー特有のカサカサに効きます。

黄色ブドウ球菌感染が疑われるような、ボツボツ・ぐちゅぐちゅには効きません。
こういう症状がある場合は、私はステロイドもありだと今は思っています。
皮膚科の先生、これ試してくれるといいんだけどな

・・・まあ、まず無理でしょう。
効かないかたいたらごめんなさいね

ここでは私のお勧めの塗り薬を紹介します。私はここに出てくる業者さんとは何の関係もありません。
合わない方がいらっしゃっても責任はとれません。それを了承していただいた上で、参考にしてくださいね。

「プロポリスペースト」+「木酢または竹酢」のブレンドの作り方


1)プロポリスペーストを購入~成分:プロポリス+蜜蝋+馬油
http://www.makeitpossible.jp/shop/P08.html 1個3150円

2)このケースと同じくらいの大きさのケースを準備(100円ショップで購入)

3)ペーストの1/4くらいを別のケースに移し、ここに竹酢(または木酢の原液)を加えて良く混ぜたあと、基本は冷蔵庫に保管。



片方だけでは難しいです。プロポリスよりも、木酢の成分が殺菌に有効と思われますが、単独で使うと痛すぎて虐待並みの辛さです~
ブレンドすることにより、皮膚についてる時間が固定されますし、痛みも和らぎます。
ただし、服が匂いや汚れるので、安い服を着せることをお勧めします。

木酢とかも、ネットで販売されていますが、私はあまり精製されていない、色の濃いものがいいのではないかと思います(炭が効いてる感じなんです)。

この二つをただ混ぜればいいのですが、ペーストは油なので木酢と混ざりにくいです。
ペーストを同時くらいの大きさの別容器に少しとって、木酢を色が変わるくらい(黒いほど効きます!)よーく混ぜて、これを朝晩塗ります。
赤ちゃんの場合、痛みがあると可哀そうなので、木酢の液体がなくなるまで練りこんじゃってください。
お風呂に入るときは、この部分を石鹸で流す必要はありません。お風呂も短時間でさっと流すくらいで十分。



カビ(真菌)を知ろう!

2008-04-27 | ✳️アトピー =細菌感染
[カビの発生条件] カビの発育条件 ~カビを育てる4つの条件~
●栄 養
カビは栄養源となるものに寄生して成長します。カビが特に好きなものはデンプン、糖分などの炭水化物やセルロースに富んだものです。またカビ自身からも酵素や酸を出して、水に溶けない金属や繊維を分解して吸収、発育します。ですから、食品、木材、畳、布、皮革、ガラス面、タイル面、コンクリート面など住宅の内外のほとんどのものを栄養源にします。また、鉄や銅などの金属、岩石、電子部品、接着剤なども大好物です。
●温 度
住宅や建築物に発生するほとんどのカビが、5℃~35℃の範囲で発育します。20℃を超えると急速に活気づき、28℃あたりでは繁殖が一番盛んになります。冷蔵庫の中でも夏の暑い時期に頻繁に扉を開閉すると温度が上がるのでカビには快適。低温、高温を好むカビもあるので要注意です。
●水 分
カビは少しの水分があれば生育します。かなり低い湿度で生育するものもありますが、大部分のカビはジメジメした場所が大好き。湿度が60%を超えるとカビ、ダニが発生しやすくなり、80%を超えるとあっという間に増殖します。
●酸 素
ほんの少量の酸素があればカビは生育します。つまり地球上のほぼどこででもカビは発生、生育できます。


[カビを発生させないためには] ~室内湿度を50%程度に保つ~

栄養、温度、水分、酸素、この4条件のどれか一つを抑えれば、カビの発生はかなり阻止できます。といっても、カビにとって、ホコリや汚れ、人のアカ等があれば、栄養源として十分ですし、酸素は人にとっても取り除くことは出来ません。温度が10℃以下ならほとんどのカビの生育を抑えられますが、ちょっと寒いですね。湿度は通常のカビは60%以下で発育し難くなりますが、好乾性のカビだと60%以下でも発育します。人が快適に感じる湿度は40%~65%なので、少し乾燥気味かなと感じる50%程度の湿度を保ことが最良の方法のようです。

↑ここまでがカビの知識としてコピーしたところ

カサカサで痒みを伴うアトピーの場合、それは皮膚の角化層に真菌が感染している状態だと思います。
春先になるとアトピーが悪化する方が多いですが、上記の通り、真菌は気温が20度超えるころに活性化するので、花粉症や黄砂が飛ぶ時期とダブり色んな因子がアトピーに関係すると思われますが、私は一番悪さをしているのはこの真菌達だと思っています。
上記の4つのうち、私達が対応できるのは「水分を抑える」という点しかありません。脱保湿がやはり必要なのです。この一つを徹底して年間を通してやる必要があると思います。
女性は特に顔のガサガサを少しでもしっとりさせようと、保湿をしたくなってしまいがちですが、春先は特に我慢する時期だと思います。化粧水もクリームも避けて、洗顔は石鹸も使わず朝か晩にパシャパシャと水だけで流す程度でいいのです。ガサガサ・バリバリの時期が辛いですが、この時期は脱保湿を徹底すれば3ヶ月で大分改善すると思います。ただし、もっと早く抜けたいのであれば、日光浴がお勧めです。(大人の方で、顔でなければ竹酢原液も)
カビは身近な菌ですし、情報も多いです。上の記述だけではカビの全てを知ることはできないので、ご自身で「カビ(真菌)」を検索して読んでみてください。もっと役にたつ知識がみつかると思います。


細菌って言われてもねぇ~

2008-04-19 | ✳️アトピー =細菌感染
私は仕事がら、細菌の特性がわかるのですが、知らない人には私が言ってる事がイメージしにくいかもしれません。

だから皮膚を日本に、細菌を人間に例えてみました☆

今の日本は比較的安全といわれる国で、色んな人種が暮らしています。体も同じように、何百種という細菌が共存してます。この国でテロリストは、全体の割合でいえば極少数。たとえそういう人が存在したとしても、この割合が少なく安定している状態が、人に例えると健康な皮膚の持ち主です。免疫細胞は警察官に例えておきましょう。

でも、テロリスト(真菌・ブドウ球菌)が多く戦闘下におかれているような状態は、常に建物(皮膚)が破壊され、一般人(正常細菌)は身を潜めてびくびくと暮らしています。この荒れた状態がアトピーの最悪な時期。
一般人(正常細菌)は相手を傷つけるような武器を持っていないので、テロリストには太刀打ちできずやられっぱなし。警察官(免疫細胞)も頑張りますが、相手がこう多くては上手く力を発揮できません。でも、奢れるものは久しからず・・という言葉がある通り、ずっとそのままということはないかもしれません。脱ステ派の先生は、おそらく「その時期を静かに待て」と言ってるのでしょう。でも修行僧でもない私は、いつ終わりが来るか分からない苦しみを耐えて待つよりも、この辛い時期を如何に早く終焉させるか、と策を練ります。

テロリストは、隠れて悪いことをしますが、彼らにも弱点があるはず。その弱点は、もしかしたら一般人にはそれほどダメージを受けないないことでも、彼らにとっては意外や存続の危機すら感じるものかもしれません。

紫外線も竹酢も脱保湿も、きっと正常細菌からしたら、好きなものではないでしょう。でもいくらか耐えられるんだと思います。でも、真菌にとっては致命傷。この微妙な差が鍵です。これで一気に数を減らして、その間に身体の免疫で皮膚を再建してしまえばいいのです。(がんの治療も同じように、こういう僅かな差を利用してがん細胞を叩きます。世界中の学者がこの差を見つけるために研究しているのです。)そこである程度皮膚が強くなったら、紫外線や竹酢に耐性をもつブドウ球菌等に効く薬を使うのです。これを私は「2段階戦法-そのⅠ」と名づけます(そのⅡもあります)

そして、その後がとても大事。これまでの行動や意識に対して抜本的な改革が求められるのです。治ったばかりの皮膚はまだ不安定。これを丈夫にするには、敵を知らないとまた簡単にのっとられてしまう。もう相手に、隙を与えないような社会を作る努力が必要です。敵を知れば百戦あやうくなし!ということで、その具体的な方法が、前の記事に書いたことなんです。

・・・と私の頭の中では繋がっているんですが、だめですかねぇ、この考え^^;


帰国するとダメ?いや違う!!

2008-04-16 | ✳️アトピー =細菌感染
海外で改善しても、帰国後に戻る方も多いみたい。そういう方は、おそらく日本で何に一番気をつけるべきなのか知らないか、それほど重要に思っていないのかも。

それでは何に気をつけるのか?それは「脱保湿」。
塩素除去と同じくらい、いえ、それ以上大事なことかもしれません。本やブログでも触れているのですが、この部分を軽く捉えて欲しくないの。

私の子供は帰国後、再発を最小限に抑えることができました。これは運が良かったのではなく、敵を細菌にしぼり、「超・脱保湿」を実践・長期継続したからです。この他、日光浴や竹酢も有効でしたが、この点を意識しないと他の努力が報われません。
これから行かれる方に、帰国後にどんな生活をしばらく続けなくてはいけないか知って欲しいと思います。

まず、自分が何と戦っているのか意識して下さい。
相手は水分を必要とする菌。これらが育ちにくい環境を徹底的に作り、正常細菌の割合を増やすように年単位で臨むのです。
だから帰国してすぐ保湿なんてもってのほか!!
帰国後1年は保湿はタブーという考えでいかないと、賭けたお金と時間が無駄になります。

保湿は以前にも書きましたが、入浴もです。海外で良くなった人ほど、評判の良い温泉でも止めましょう(特に冬!)。グチュグチュした湿疹が少しでもあるなら、お風呂は禁止。その間は汗をシャワーで洗い流す程度にとどめ、カサカサタイプの人も肌がふやけないうちにサッとあがること。
入浴するなら、ざっぷーん!ばしゃばしゃっ、その後10秒数えてハイ終わり!!
家のS君をお風呂に入れるようになったのは、帰国して1年以上経ってから。
それくらい神経を使っていました。今の完璧な状態でも30秒も浸かりません。この間に体と頭の全て洗うんです。
日本人は、お風呂=身体にいいと思う人が多いですが、これは健康な皮膚の持ち主だけに通用するものです。海外を見渡すと、お風呂につかる国のほうが少ないし、循環式のお風呂も稀です。

以下、帰国日から試してもらいたいことを書きます。

(お風呂)基本は塩素除去シャワー。グチュグチュ湿疹ならお風呂は×。カサカサでもお風呂は1分以下。夏は汗をかいたらさっと浴びる程度。冬は3-4日に1回で十分。石鹸も必要なし。皮膚をふやかさないことが重要!(←コレ!これが一番大事なんです!!!)。タオルでしっかり水分をとったら、髪もドライヤーですぐ乾かす。

(散歩または運動)帰国後は、可能なら1-2ヶ月は毎日散歩。ムリなら1週間に2回は日中に散歩するべし。仕事している人なら、昼休みを利用して日向ぼっこ。また、ジョギングなどして汗を流すのも有効。私達が帰国したのは6月で10月末まで、仕事を昼休み抜け出して雨の日以外は子供と散歩していました。幼稚園や仕事よりも、この時間を大切にしていました。

(湿疹)大人は赤くカサカサタイプだけなら、竹酢原液をすり込む+日光浴。子供は、おもいっきり外遊び。痛みを和らげるために竹酢にプロポリスペーストと混和。その上から通気性の良いガーゼの包帯でカバー。湿疹が限局した部分で、ブドウ球菌が疑われる場合(←日光、プロポリス、木酢でも改善しないとき)、S君のようにステロイド、抗菌剤が有効の場合もある!!(この時こそ皮膚科を受診して、新しい薬を処方してもらい量を守るべき。一度蓋を開け3ヶ月以上経った昔の薬は絶対使わない)

(帰国する時期も重要!)全身にアトピーが広がり、初めてチャレンジする人なら5-7月頃帰国できるのが理想。帰国して冬になる時期はお勧めしません。

塩素除去すれば・・とか、ハワイでお風呂に入っても大丈夫だったから・・・という考えも捨てましょう。環境が全然違うのです。お風呂や保湿を甘く考えてはいけません。「このくらい・・・」という気持ちは、あとで後悔につながります。帰国後1-2年間は肌がふやけるような状態をつくらないよう気をつけてください。また、ここの情報を部分的に試しても結果が出にくいと思います。日光+脱保湿+アルファ(竹酢、他薬剤等)の3点セットで臨んでもらいたいと思います。

上記の内容は海外に行かない人にも良いことだと思うのですが、ハワイのような強力な日光の力を借りながら一緒に進めていかないと、目に見えての回復はないし苦しいだけ。だから、この方法は秋・冬には向きません。試すなら夏。
保湿にチャレンジして上手くいかない方は、積極的に日光に当たれない人だと思います。日本でチャレンジするなら、かなり改善している人なら短期でいいのですが、全身に広がっている場合は、可能なら家から離れて温暖で海の近いところに1ヶ月以上滞在する気持ちで臨んで欲しいと思います。






アトピー総論(私の妄想編)

2008-04-13 | ✳️アトピー =細菌感染
頭の中では、アトピーに対する答えがまとまってきました。自費出版なんて試みてから、はや2年。この間、私の考えはまったくぶれることなく、「アトピーは細菌感染だ」という一言に尽きます。

だから、ステロイドを使う、使わないという問題以前に、この細菌達をどうやってうまく排除し、正常細菌を育てるか・・・という議論が全然出てこないのが、とても残念です。細菌の存在を無視してのステロイド論争は、いつまでも答えの出ない迷路と同じに感じるし、アトピーを治す方向と少しベクトルがずれてるように感じます。

「細菌を制するものが、アトピーに勝つ!」と言っても過言ではありません。

もし、これが本当に細菌感染である場合、そのまま放っておいて治るか?私は治らないと思います。ここが有名な脱ステのS先生と意見が違うところです。(この先生を信じている方すみません。私個人の考えですからスルーしてください)

細菌学でやる実験では、シャーレの寒天培地に細菌(真菌など)を植えつけ体温に近い温度で育てると、どんどん育ちます。でも、培地に含まれる栄養素がなくなったり、数が増えて狭くなると減っていきます。

2種類の菌を入れた場合、力関係の強いものがはびこります。日本は特に水道水の全てに塩素が添加されているので、身体の表も中も消毒されています。この環境で生き残れる細菌は真菌やウイルスくらいでしょう。真菌は昔は少数派だったと思いますが、水道水に塩素が導入され50年以上になり濃度も高まるにつれて、この菌にとって住みやすい環境が日本で出来上がったと感じています。今は日本・身体全体で塩素による日和見感染が起きているのではないでしょうか。

こういった状況を踏まえて、シャーレを人間に例えると、一定に保たれた体温と湿度と培地と栄養(皮膚・血液)は尽きることがないし、他の雑菌が住みにくい世界が出来上がっているので、真菌にとってこれほど最適な環境はありません。膝の裏、腕の曲がるところ、脇の下、首周り、耳下、アトピーの好発部位は皮膚が薄く血管(栄養)に富むところです。同じ体上でもわずかな環境の差で、彼らには住みやすいところとそうでない部位があります。だから自然に任せて治すのは難しいと思うのです。

もう大人になったから治るとは言い切れない時代。大人になって治った人は、掻く事の自制心が出るために自家感染を抑えたり、季節や学校での屋外の活動、スポーツなどを通して、日光に当たったり、汗を流したり、殺菌作用の含むものを飲用または塗布している・・・など治る過程では、何かしら殺菌作用を有するアクション(行動・環境の変化)が必ず存在するはずです。

また、アトピーでよく話題にのぼる黄色ブドウ球菌は、「トビヒ」としてプールや温泉等でもらいやすい病気の一つですが、これは抗菌剤とステロイドを使うことで簡単に治せます。でも、アトピーの場合、この治療だけでは一時的に抑えるだけで完治に至らないと思うのです。このガサガサ肌が底辺にあるかぎりバリア機能が働かないので、しょっちゅうブドウ球菌やウイルスに感染しステロイドが手放せなくなり、姉のようなステロイド皮膚症に移行する方が出てくると推測します。そしてステロイドを止めたときのリバウンドに苦しみ、「ステロイドは悪だ」という考えが恐怖観念とともに定着してしまうのだと思います。

ステロイドは本当に使い方しだい。これは皮膚科の先生も言っていることですが、問題はこの症状に出していい症例か?と、鑑別できる先生が少ないことだと思います。先に真菌の存在を疑わなくては、アトピーを短期間で治すのは難しい。これだけ真菌が優勢になった国は日本がダントツでしょう。これらの生態系のバランスを戻すには、個人の家だけでなくて、日本全体が取り組む必要があります。本当はこれを率先してやるべきなのは、皮膚科の先生だと思うんですが。。。

この病気は私の頭の中では最短で3ヶ月で治せる病気だと思います(長くても1年)。早いことは悪いこと?遅いことは身体に優しいこと?はたしてそうでしょうか。これほどの痒みを長く経験する必要はないと思います。私もこの痒さを2度経験しましたが、この痒みが続くことより苦しいことが、この世にあるとは思えませんでした。
あくまでも私の考え方ですし、偏った考え方にみられると思いますが、治るということは、そこに真実が隠れているからだと思うんです。細菌をターゲットにするべきで、私にとってステロイド論争は、治すことを目的とすると蚊帳の外の話題です。


やっぱりお前か!

2008-04-09 | ✳️アトピー =細菌感染
家のお風呂、怪しいです。やっぱりお前か~って感じ。
我が家のお風呂は、お湯がお風呂の中から出てくるやつで、24時間温められる循環式タイプ。お湯が出てくるところは、ちょうど大人が座って腰の上から出てくる位置にあるのだけど、こどもをお風呂に入れるようになり、火傷しないように・・・と私がそこに背を向けて座っていたら、ちょうどお湯が当たるところに直径10センチの赤くカサカサとした丸い湿疹ができてしまった!!・・・ってこれができたのは、先月だったんだけど、最初はそれほど痒くなくて「放っておけば、治るよねー」と1ヶ月放置。
でも治らないどころか、その薄っすら赤いところがだんだん境界が赤く盛りあがりはっきりしてきて、すごーく痒くなってしまった!!それで我慢できなくて、掻いてしまったら、その部分から5センチ上に同じような赤い直径3センチくらいの湿疹が~!!

何コレ?!すっごい痒いじゃん!!しかも、転移してるし!!

グチュグチュじゃなくて、表面赤くカサカサで0.2㎜くらい皮膚から盛り上がっている。しかも、異常~に痒い。これ、貨幣状湿疹って言われてるのに、似てるな。
仕事中も集中したいのに、痒くて思わず背中をポリポリしてしまう。夜中も痒くて起きる始末。ああ、もうだめ。何か塗ろう!!

そう思って取り出したのが、木酢。背中だから塗れないので、旦那にお願いしました。痒いながらも、これで何日治るのか、どんな風に治っていくのか、興味しんしんで4月2日からトライ

4/2-4/3 原液を手で塗ってもらう。
  ギャームチャ痛い!!ヒリヒリ+ビリビリ+ジンジン。部分的なのに、背中全部が焼けるように痛く感じる。絶対子供にはムリだーと再確信。塗った10分は痛痒くてもだえるけど、その後からウソのように痒さがピタッと消えた。4時間おきに痒みがぐわーっと襲ってくる。そのたび塗り塗り。そしてその度超痛くて騒ぐ。
4/4 相変わらず塗ると痛い!面白いと思ったのは、湿疹の周りに、木酢から逃げるように小さな湿疹がぶつぶつ出てきたこと。これもムチャ痒い。
  逃がさんぞー。お前らにも塗っちゃる。
4/5 湿疹のところが赤から黒に変わり、表面がカサブタに変わった。
  触るとカサブタがカチコチに固まってる。この部分の痒みはすっかり消えたけど、周りに散らばった小さな湿疹の方が痒い!爪でガーッと掻きたくなるのをぐぐっと我慢(←子供なら間違いなく掻いてると思う)
4/6 木酢塗るたび、原発のところは治ることは分かったけど、周囲に湿疹が散らばることを自覚。ヤダヤダ広がるのは。そこで天気がいいことに、背中だけ30分日光浴。背中がぽかぽか温かい。背中に熱がこもっていくうちに痒みが消えていくことを実感。この日から木酢中止。 

4/7 昼休みを利用して、背中だけ日光浴。これがとても気持ちいい!周囲の小さな湿疹が枯れてくるのを実感。「やっぱり太陽の力は偉大だなー、今日晴れていて良かった~TVT」と心から思う。原発のカサブタのところがすごく痒い。病的な痒さじゃなくて、カサブタが治り浮き上がってはがれるための痒み。でも掻くのを我慢。
4/8 昼休み、30分日光浴。周囲の小さな湿疹も枯れて平らに。痒みもすっかり消えた。カサブタ5割はがれた。むずむずするから自分でポリポリしてはがしてしまった。
4/9 カサブタ9割とれた。その下の皮膚は再生して痒みなし。赤みもなく盛り上がってもいない。周囲の湿疹も消えた!わーい

ほぼ1週間で治った。でも改めて思ったのは、これは子供には絶対ムリな方法だということと、このガサガサは真菌か、そのお友達だということ。
赤ちゃんのころの初期の湿疹って、表面赤くてカサカサしたところからスタートするんじゃないかな。まだ盛り上がってなくて、ちょっとむず痒くて擦る程度。でもこれが成熟するとだんだん痒くなってきて、全身に広がってしまう。うちのS君がそうだった。まだ自制できないから、掻き毟りその傷から色んな雑菌に感染して、ガサガサ、ブツブツの混合になっちゃう。
ハワイは太陽の島だった。外に出るたび掻いたけど、掻いても掻いても毎日治っていく。これは本当にビックリで、夜中全身さすってあげて自分が一睡もできなくても、この変化を止めたくなくて毎日散歩したっけ。
これは真菌の仲間だよね、やっぱり。この塩素大国日本で生きながらえた塩素耐性菌だと思うなー。これには紫外線が効くということを自分の身体でも試せたから、良い経験できたな。木酢の黒く染まったところは全部カサブタと一緒にはがれて、跡は残りませんでした。これ、カサカサタイプの大人の方に、試してもらいたいな。(超痛いけどっ)^^;