バイバイ☆アトピー

ハワイでアトピーが治った!の著者。本を読み趣旨を理解してくださる方限定のお部屋。図書館にもあるので探してみて下さいね♪

室内プールVS外のプール

2009-06-27 | 🚰水道水(塩素、フッ素)の影響

「お子さんがアトピーなら、プールはやめましょう」

と、正直いいたいです。

なぜなら・・・去年うちの子は完璧にお肌がきれいになったと思い、
思い切って冬からプールに通わせてみたんです。

そしたら週一のプール2-3回入ったところで、ひざ裏が再発がーん(やっぱりプールだめやん)

幸い、ここだけで済んだのですぐに休会届けを出して対処しました。
今、うちの子はサッカーを習ってます。外で走り回って真っ黒ですが、肌の調子はいいし、プールのことも忘れて楽しんでいます

お子さんに習いもの・・と考えると、プールって一番手っ取り早いんですよね。
6か月くらいからベビースイミングでも通えるし、何よりも子供が一番喜ぶのが手に取るように分かるんです
こどもの喜ぶ顔が見たいのは、私も一緒。
でも、痒がるこどもの顔は私は二度とみたくない。。。
ここは、心を鬼にして止めさせるのがいいんでしょうね。
うちは子供が将来泳げないのを恥じて、自分の意思で習いたいときに習えばいいくらいの気持ちでいます

今は塩素を抑えたプールもありますが、どんなに薄くても温水であったり、その後シャワーを浴びる回数も増えるし、プールは細菌感染の宝庫なのでバリアの弱いアトピーのお子さんにとってプールが正に傾く要素は何一つないと思うんです。

これから小学校でもプールに入ることが多くなりますが、私は外のプールに関してはそんなに怖がってないです。水の温度も低いから塩素の活性も抑えられるし、太陽にダイレクトに当たりますからね。

でも、室内のプールって塩素の逃げどころがないし、温水であれば肌を酸化させる力がつよくて、一年中入れるから、冬の乾燥が強い時にプールなんて通ってたらアトピーが治るわけがないと思うんです。

「プールから上がったあと、石鹸で塩素を洗い流せばいいんじゃないか?」

という考えは無意味です。塩素はその場でダイレクトに皮膚を酸化させますから、洗い流すことはできません。

「低濃度だからいいよね?」

という考えもなしです。塩素は塩素ですから週1回でも定期的に肌を晒すのはよくないと思います。
触れなくて済むなら、その機会を減らす努力は必要だと思います。

2~3歳までアトピーが発症しないお子さんに対しては、プールは大丈夫だと思います。この年齢までアトピーにならない子は、皮膚の機能がしっかり働いているので、プールくらいでアトピーにはなる確率はぐっと低いはずです。

(マイナスイメージ)室内プール<外のプール(プラスイメージ)

私のプールのイメージはこうかな。

プール、甘く見てはいけませんねえ



それでも薬を使いたくない場合→リスクを背負う覚悟を持って

2009-06-26 | ✳️アトピー =細菌感染
グチュグチュが伴う湿疹の場合、

黄色ブドウ球菌か
ウイルス感染

が考えられます。
アトピーを悪化させる大きな要因は「黄色ブドウ球菌」ですが、以前ここのブログで紹介したことがありますが、とても厄介な菌です。
また、ウイルス性の湿疹がつぶれてしまったりすると、どちらの感染なのか菌を採取して判定にかけなければ皮膚科医や眼科医でも分からないことがあります。

まあ、どちらにしても、これらの感染を自然の力で治すことは大変なこと。
もしウイルス性で目の周りに広がり角膜などに感染すると、失明の危険もあるし、進行が早いので、その兆候が現れたときはすぐに薬を飲むか点滴が必要です。

それでも「薬は使いたくない」という方がいますよね

使う・使わないには、どちらも「リスク」があります。
使わない=自然治癒力で治してみせる!!と考える方がいますが、それ相応のリスクを背負う覚悟を持ってください。

まず使わないデメリットから挙げます
1)治るのに時間がかかる(=どのくらいで治るか検討がつかない)
2)湿疹の範囲が顔・頭部・全身に広がる可能性が高い
3)日常生活で不便が生じ本人・家族ともにストレスがかかる
4)それがウイルス性だった場合、失明や一生残るその他の神経系へのダメージがあるかもしれない。(神経にダメージを受けたら、それは回復しません)
5)家族に感染する可能性が高くなる。(服、タオル等から)
6)あまりに酷くなりすぎて最終的に薬を使うことを選択すると、結果的に量や日数が増えることになる

使うメリットとしては
1)2-4週間で症状の改善が目に見えて分かる
2)身体の他の部位への感染や広がりを予防できる
3)日常生活が快適になる

こう書いても、薬を避けたい方の考えは私も分かるんです。
だって、私も薬がイヤで、強硬手段でハワイに飛んだのですから。
それでもうちの子の場合は、最終的にハワイで抗生剤に助けられました。これは見ていて明らかでした。また私も仕事で薬はよく使いますが、これがどれだけ大きな病気へ発展させないように凌いでくれたかを経験しているので、抗生剤や抗ウイルス剤に関しては恐怖感はあまりありません。
私が一番怖かったのは「ステロイド」
これと一生付き合わなくてはいけない状態がイヤだったのです。
(やめたときの姉の状態を間近で見ていましたから)
でも、アトピーが細菌感染だと考えると、このステロイドも怖くなくなりました。

アトピーの症状は本人や家族を不安にさせます。そしてイライラさせます。
できれば短期間で治したいところでしょう。
ただ、歯科の治療でもいつも感じるところなんですが、患者さんは「リスク」を払うのがとても苦手。それを受け入れるまで時間がかかる方が多いです。

黄色ブドウ球菌による湿疹だとしても、ハワイで自然に治すには3~6か月かかるでしょう。だから四季のある夏は湿気の多い日本で薬を使わないで日常で治そうと思うなら、数年単位と時間がかかるのを理解して見守るしかありません。

話がまとまらないのですが

使わないで日本で治す方法を選ぶなら、

「広がって当たり前。痒くて当たり前。
時間がかかって当たり前。
アトピーの治療で薬を使わないで安くて早くてリスクがない方法はない!」

と腹をくくって付き合っていきましょう。

皆さん、どこかで抜け道はないか?と考えてしまう。
でもね、自分が細菌になった立場で考えてみると分かるんですよ。
ちょっとやそっとのことで、死にたくないじゃないですか!!
細菌だって生き残りをかけて、学習するし必死なんです。
これらに短期決戦で勝つには、リスクを背負えた人だけが通れる道。

リスクを受け入れる覚悟がない方は、菌が奇跡的に去ってくれるのを「待つ」のみです。


ブドウ球菌と真菌のアプローチ法(改訂版)

2009-06-20 | ✳️アトピー =細菌感染
この記事は12月に作成したものですが、私のベースになる考え方なので、少し手を加えてもう一度ここでアップします。

ハワイで全身に広がった(体表面積90パーセント以上)アトピーが、49日間滞在の40日前後で5パーセントまで下げることができました。でも私は日本で維持、完治させることが一番だと思ったから、細菌の種類を意識してできることは全てやったと思う。日本でも治せたのは、大部分の菌をハワイで叩いて健康な皮膚を「長く」「多く」定着させたことが最大の鍵だったと思います。30日で帰国してたらコントロールは難しかったはず。

ハワイでやっと朝まで睡眠がとれて、食物やその他のアレルギーと思っていた症状から解放されたから、この状態まで落ち着いていない人がアレルギーを気にする気持ちが良く分かります。かつての私もそうだったから。

部位が限局されている黄色ブドウ球菌のみの感染なら、ステロイドもアリだと思います。もちろんこれには適した「種類」と「量」の抗生剤の併用は欠かせません。でも真菌と混合型だと、これだけでは難しい・・・というかほとんどの人は混合型でしょう。この方法だけだと慢性化し大人まで引きずるし、抗生剤の反応も鈍くなり、ステロイド使用が長期化してしまう。。。ステロイドで治せた人は、主にブドウ球菌感染が多かった人のはず。私は皮膚科医が真菌の存在を無視しているから、アトピーを治せないんじゃないかと思う。ブドウ球菌と真菌を治す方法が全然違う!!から難しいんだと思う。

Sくんがなぜハワイで劇的に治せたかと今振り返ると、ハワイの湿度や日光の具合が真菌タイプのガサガサな皮膚にテキメンに効いたから。水も綺麗だし初めにガサガサな皮膚が治り、最後に残ったブドウ球菌を抗生剤が叩いてくれた感じ。先にガサガサが治ると皮膚が強くなるからブドウ球菌も簡単に飛び火しなくなり傷がかさぶたになり治りやすい。

ここで補足しておきますが、あのタイミングで抗生剤を使わなければ、ハワイにいる期間はもっと長かったと思うし、ここで完璧に黄色ブドウ球菌を叩けたからこそ、うちの子は再発しないんだと思っています。

色素沈着が目立ち、ガサガサタイプの場合はハワイは最高にいいはず。でもグチュグチュしたり湿疹を伴う場合は薬の力も必要。薬の使用を怖がる人が多いけど、なんでも自然に治すことが一番と思うのは違うと思う。薬を使わない=体に優しい方法ではないし、辛い時間を長引かせるだけ。いいですか?!母親でも、本人でもここは賢く柔軟性のある考え方でいかなくてはいけません。薬は敵ではないのです。西洋科学は悪いもので、漢方なら良いものだと考えるのも良くありません。知識をしっかり持ち、良いところは利用すべきです。ここが妥協できない人が本当に多いと思います。妥協って悪いことではありません。このことに関しては、「知識を有効に活用したレベルの高い正しい妥協」なんです。

ガンの治療も、一つの方法だけで治すことはありません。
外科的な手術の他に、放射線、化学療法(薬剤)、その他温熱療法・・・など様々なツールを並行してアプローチします。一つの方法だけに偏りすぎると、必ずどこかに支障をきたします。アトピー治療もこれと同じなんです。
あと、年齢的なことも合わせて考えなくてはなりません。感受性の高い2歳未満のお子さんに紫外線だけで治すことは危険だと思います。

「組み合わせとバランス+柔軟な考え方」

ここをもう一度考えてみてくださいね。

<これまで読んでくださった方へ♪>

少しでもアトピー治療の一助になれたら嬉しいです(というか混乱させてしまったらゴメンナサイ。^^;)
私はアトピーは単なる細菌感染だと思っています。だからこそ、自然に治ることもあれば、手を加えて治すこともできると思っています。でも、自然に治すことを願うと、とても長い時間がかかり、人によっては10年、20年とかかる人もいると思います。私は歯科医なので、細菌に対しては薬や紫外線で戦うことも必要だと思っています。病原菌は、体の免疫だけで治すのが大変なことを百も承知だからです。そのためには適した指導や薬を処方してくれる先生が必要なのですが、なかなか理解ある先生に出会えないのが現実です。

最後にハワイを考えてる人がいるとしたら、お伝えしたいことがあります。
お子さんがアトピーならお子さんの人数+大人1名が原則です。(子供1人なら大人2人)そして2ヶ月は滞在してください。2週間なら行かない方がいいです。どうしても一緒に2ヶ月も滞在してくれる人がいなければ、初めの1-2週間や帰りの1週間自分以外の誰かが来てくれると楽です。あと、ハワイに適した子供の年齢は3才-就学前。この年齢だと親が子供を管理するのが楽ですし、外で遊んでいるだけでかなり改善すると思います。大人も症状や生活が落ち着くまでは誰かが来てくれるといいでしょう。難治性の湿疹で再発が多い場合は、ウイルスも疑われます。こういった症状がある場合はきちんと皮膚科を受診し、抗ウイルス薬を処方してもらいましょう。(目の周りの湿疹がウイルス性の場合は日光浴は禁忌です。しっかり治してから臨みましょう)



水道水の塩素について 50(まだ途中ですがっ)

2009-06-16 | 🚰水道水(塩素、フッ素)の影響
・日本の水道には必ず、塩素が入っている。
・きっかけは、アメリカ軍が日本のし尿による野菜生産を見て、塩素の比率を0.4ppmにするよう命じたことから始まった。
・しかし、現在のアメリカ本土は殆ど塩素を使っていない。
・それどころか、ヨーロッパなどの諸外国では塩素を毒と認定し、水道水に塩素は入れてはいけない法律がある。
・水源保護という視点が日本では欠けている。
・イギリス・フランス・ドイツでは、水源保護区を定め、公共が土地を持ち、市民の立ち入りを禁止し、道路はけしてつくらせない。
・日本では富士山麓の二つあった貴重な水源地を高速道路をつくるために遮断してしまった。
・日本の水道水は急速濾過(塩素を使う方法)
・諸外国の水道水は緩速濾過(塩素を使わない方法)
・急速濾過を維持するには、莫大な税金が使われている
・ちなみに大阪は600億円急速濾過装置に資金を投じた。
・緩速濾過にかかる費用はおそらく、その1/100の資金で十分である。
・緩速濾過とは、砂利や砂、微生物と太陽の力で作りだす天然のミネラルウオーターである。
・日本にも昔緩速濾過があったが、1965年以降姿を消した
・この時期からアトピー、アレルギー、ぜんそく、花粉症が増えた。
・日本の水道法は、給水地域のもっとも遠いところで、水道水中の残留塩素量は0.1mg/l以上と定めている。
・浄水場に近いほど塩素濃度が高いことになる。
・しかし、上限は定められていない。
・一般家庭では、1ppm前後が多い。
・例)東京都大田区の1.5ppm、横浜市の0.8~1.2ppm。
・ちなみにプールの指定塩素濃度は0.4ppm。
・日本の家庭のほとんどがプール以上に塩素濃度が高い水道水を使用している。
・塩素を多量に含んだ水の入浴での安全性はまだ確認されたことがない。
・一番風呂がもっとも塩素の濃度が高いので、アトピーの子供には禁忌である。
・40~41°Cくらいのお湯がもっとも塩素の活性が強くなる。
・塩素はシャワーや蒸気に混じって、喉や鼻の粘膜を直接傷める。
・お風呂よりもシャワーの方が塩素の影響が強くでる。
・シャワーは水が玉状になって表面積も増すため、短時間で大量の塩素を暴露する
・東京よりも埼玉の塩素濃度ははるかに高い。
・一般に都市部ほど塩素濃度が高く、アトピー患者も都市部に多い。とすれば、水道水中の残留塩素がアトピーの要因ではないかという推論も可能になる。
・ある皮膚科医での統計で、ほこりで悪化、布団に入ると痒くなるは14%前後で、プールで悪化22%、風呂で痒くなるのは34%と出た。
・温水は冷水よりも塩素が遊離しやすいので、刺激を感じやすくなる。
・風呂で痒くなるのは、温度刺激よりも塩素による化学的刺激が主体である。
・化学物質の吸収経路は消化管、呼吸器、そして皮膚である。
・アトピー性皮膚炎は、塩素という化学物質過敏症の側面を持っていると考えられる。
・塩素を除去する方法はいくつかある。
・お風呂なら入浴剤、シャワーなら塩素除去シャワー。
・塩素ガスは、10mg/m3で臭気を感じ、44mg/m3で眼や呼吸器の刺激作用があり、2900mg/m3で即死。
・塩素ガスは猛毒なので、この毒性によって水道水を滅菌している。
・夏場は特に病原菌への安全性を考慮して多めに加えられている。
・最近は塩素殺菌でも死なないクリプト原虫などの有害性が問題になっている。
・塩素が水に反応すると、次亜塩素酸と塩酸を生じる。
・プールに入ると目が真っ赤にしていたり、肌がカサついたり頭髪がパサパサ。
・髪や皮膚や粘膜にとりついた塩素が、水分を奪って次亜塩素酸と塩酸を生じ細胞を痛めつけて起こる現象です。
・塩素はドライスキンを造り、小ジワの原因となる。
・次亜塩素酸は、酸化力と共に色素結合を切断(漂白作用)する力が強いため、
モヤシやレンコンの漂白に使用される。
・水道水で洗顔洗髪すると、肌を酸化(老化)し、黒髪から艶を奪い変色する。
・塩素は、水中の有機物と化合しトリハロメタンと呼ばれる数種類の発癌物質を造りだす。
・塩素は水中のメタンと結びつきクロロホルム、ブロモホルムといった本来、自然界に存在し得ない物質を産み出す。
・トリハロメタンはこれらの物質の総称で、強力な発癌物質として、また奇形児を造り出すとして有名。

・アメリカ研究皮膚科学会発表1997,Free residual chlorine in bating watere decreased stratum corneum Water-holding capacity of atopic skin.(washington,DC.USA)
アトピー性皮膚炎の患者10名のうち、浄水器を使った入浴を1年続けて症状の観察をしたところ、6名に改善がみられた。

・日本美容皮膚科学会発表 1998 大阪医科大 長谷川義博
塩素が髪に与える影響
「0.5ppmの塩素を含む40度の湯と、塩素なしの同温の湯で、20歳代の女性5人から切り取った髪各47本を朝晩2回ずつ洗浄、1週間続けた後、髪の太さの変化を比べたところ、塩素なし群は71・19±22・11デニール(繊維の太さを表す単位)に対し、塩素を含む群は66・45±19・68デニールと細めになった。統計学上明らかな差だという。塩素なし群は髪の損傷も少なかった。」と報告


・20年前の京都大学の研究で、当時の水道水で実際にお米を炊いてみたテストで、「水洗いの段階で破壊されるビタミンB1が40%近くにのぼり、炊飯で熱を加えることで更に30%近くが分解されたが、塩素のない水では、ビタミンはほとんど失われなかった」と報告した。現在より遥かに塩素濃度の低かった
当時の水道水での実験ですらこのような結果なので今ならもっと厳しい結果となる。

・米国ピッツバーグ大学大学院、ジュリアン・アンデルマン教授
実際に研究室の中にシャワールームを設置し、水道水に普通に発見される化学物質を設定してみた実験での結果、「15分の入浴とシャワーの間に呼吸から吸収される
揮発性汚染物質の量は、1リットルの水道水を飲むことで摂取する量と同じである」と報じる。

ニュウヨーク州立大学臨床小児科助教授医学博士ドリス・J・ラップ女史
著書「Is this your child ?](1991年)の中で、「シャワーのお湯の中から塩素と鉄分を除去する特殊なフィルター(風呂用シャワー浄水器)を購入することを考えなさい。そのお湯をシャワーから浴槽に入れることができます。お湯に含まれる汚染物質の20から91%は、入浴中とシャワー中に皮膚を通して、湯気を吸い込むことで体内に吸収されています」

・塩素による水道水の殺菌は、1902年ベルギーで行われたのが最初。
・米国では1912年ニューヨーク州ナイアガラ滝の市営水道で使用された。

・1920年代に広く使われるようになるが、その結果、心臓病が存在しなかった地域に、心臓病による死者が出始めた。塩素を知らなかった昔の英国でも、相当脂肪分の多い食事をしていたにもかかわらず心臓病は存在していなかった。
・現在のエスキモーはアザラシやトナカイの生肉を常食とし、多くの脂肪を摂取しても、彼らに心臓病はない。塩素とは無縁の雪解け水を飲んでいるから。そんな彼らが、都会に移り住んで、塩素入りの水道水を飲むようになると、心臓病に見舞われた。

・アメリカのJ・M・プライス博士は、その著書「冠状動脈、コレステロール、塩素」の中で、「塩素が、アテローム性動脈硬化に起因する心臓発作や、脳血管障害の決定的な原因になっている」とし、すべての人が、直ちに、そして永久に、塩素入りの水道水をやめるよう主張している。



これを読んで、水道水の塩素が身体にいいものだと思った方はいないでしょう。
アトピーにだって悪いのもおわかりになると思います。
でもこんなにたくさんの情報が簡単に手に入るのに、
どうして、皮膚科や小児科、産婦人科の先生は水道水の危険性について、教えてくれないんでしょう???

それが私は聞きたいんです。



日本小児皮膚科学会

2009-06-13 | 現在の皮膚科事情
来月行われるこの学会に参加するにあたり、抄録が送られてきました♪

はじからはじまで読みましたが、全然水道水の塩素について、書かれていない・・・

どの内容も前とそんなに変わらない

アトピーは生後2-4か月から発症することが多く、予防するためには
スキンケアとしては「清潔」と「保湿」が一番と書かれています。

でもね、アトピーの少なかった時代って、そんなに清潔にしてた?保湿剤なんて存在してた?アフリカや南米の子供たちで、アトピーの子っていると思う?

清潔というと、家でやることはお風呂やシャワーに入れることと考えるし、産婦人科でもそういった指導が多いんだけど、あれだけ項目がたくさんあるのに、水道水の残留塩素について、何も取り上げられないってどういうこと?!

だって、塩素って皮膚をダイレクトに酸化させるんですよ
当然のごとく、セラミドだって破壊されるでしょう。
それに皮膚の油分を取りさらって、バリアを低下させるんですよ
その結果、細菌感染が起こりやすくなります。
はっきりいって、新生児のあの薄い皮膚には、酷なんですよ
場所によってはプールの濃度より高いところが沢山あるんですよ
日本では塩素の濃度に上限が設けられてないんですよ
しかも、毒なんですよ~~~

清潔清潔って思う度に、母親は子供を守ろうと、何度もお風呂に入れ、石鹸で洗うんです。一番気になるのは顔でしょう。でも新生児の初期のアトピーで一番多い部位は「顔」なんです。そうなると、母親は必死にここを何度も洗ってしまうんです。水道水でっ

飲み水は浄水器をつけることが浸透してきたのに、お風呂に関してはまだ不十分です。これは、皮膚科や小児科が塩素に対しての危機意識が低く、働きかけが少ないからです。

私は生まれたときから2歳まで皮膚が成熟するまでは、お風呂やシャワーから塩素を除去すべきだと思います(2歳以降は神経質にならずにオーケー)。これだけでアトピーにならない子は、今までのやり方よりもはるかに少なくなると思います。

ここまで書いて、すでにアトピーになっている方に、塩素を除去したから治るとは言いません。なってしまったら、除去しながら他のことをやらなくてはいけないので。

2歳未満でアトピーにならない子が増えたら、日本のアトピー人口は確実に減ります。でも、勝負は0~4か月の家での対処法にかかっていると思うんです。

今度の学会、勇気を出して質問してこようと思います。
あ~コワっ