日本統治時代に置かれていた花蓮港駅のスタンプです。制作者は総督府鉄道部ではなく、JTB(ニホンツーリストビューロー)です。口琴を吹くタロコ族の女性をそのまま外枠とし、砂金採掘や吊り橋、港、タビト(現天祥)の桜、太平洋の荒波と盛りだくさんの図案です。
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私たちは「ビューロー」と呼んでいました。
和名は「交通公社」だつたと記憶しています。
このビューローが昭和10年代にまとめた、旅行のカタログを古書展で入手しました。
ポケット版ですが、厚さは5cm以上もあります。
それによると、満洲旅行や台湾、朝鮮旅行などのツアーがあります。
結構いろいろなツアーを販売していたようです。
当然日本内地からは船旅です。
その料金も各等級ごとに出ています。
当時の海外旅行をビューローが一手に引き受けていたようです。
こういったスタンプはコレクターとの交換や古新聞、古雑誌などからの複写などで集めていきます。なかなか探せなくて難儀します。
でも「JTB」とアルファベットで書かれているのも興味深いですね。
こういうものは、どうやって探してくるのですか?