台北郊外の三峡に行ってきました。今回もいくつかのスポットを取材してきましたが、この町を代表するものと言えば、祖師廟です。廟についてはガイドブックなどでよく紹介されていますのでここには書きませんが、ここでおもしろい動物を発見しました。殿宇の前に一対の獅子が置いてあります。これ、見れば見るほど日本の狛犬に似ています。それもそのはず、この獅子は日本の狛犬をモデルに作られたのだそうです。この廟の彫刻は李梅樹という人物によりますが、この獅子は李梅樹が弟子たちに狛犬の写真を渡して作らせたのだそうです。モデルとなったのがどこの狛犬なのかはわからないのですが、興味が尽きません。追って調査をしたいと思います。
なお、この廟の8本の柱は旧台湾神社の大鳥居が使用されているほか、壁になっている石材は台湾神社の灯籠が使われています。やはり、台湾神社の狛犬がモデルなんでしょうか。
なお、この廟の8本の柱は旧台湾神社の大鳥居が使用されているほか、壁になっている石材は台湾神社の灯籠が使われています。やはり、台湾神社の狛犬がモデルなんでしょうか。
三峡の清水祖師廟には二回行きました。
ここは今でも「建築中」だそうですね。
ガウディのサクラダなんとやらの教会や、台南の「鹿耳門正統馬祖廟」と
同じです。
本殿の奥に広い作業場があり、三人の彫刻師が樟脳の木で、いろいろな
彫刻を彫っています。
祭壇の縁や天井の装飾などです。
樟脳の香りが強く漂い、薄暗いところで、彫刻師はみんな無口です。
いろいろ質問しても、ちらっとこっちを見るだけで、あまり返事を
してくれません。
「不法侵入」を咎められているような雰囲気です。
廟の建物の石柱のなかに、台北の「台湾神社」の鳥居の柱が使われて
いるとか聞きました。
どれがその柱かは、確認できませんでした。
李承機君、東大で博士号取得。
現在は台南の成功大学教員、台湾語はプロペラ、音楽もかなりのもの(サキソフォンと記憶)。絵画の方はどうかな?
2.李梅樹画伯の孫(承機君、現在台湾の大学教員)は良く知っているので、必要な場合は紹介します。