今日6月4日は旧台湾総督官邸の台北賓館の一般公開日でした。ここはこれまでに3度ほど取材をしていますが、大規模な修復工事が行われてからは初めての公開です。当日はあいにくの雨でした。事前予約が必要と聞いていましたが、当日直接現場で申し込みもできるようになっていました。公開されたのは1階部のみでとても残念。実は2階の客間がなかなか凝っているのです(修復工事が間に合わなかったのかな)。しかも、写真撮影の制限が厳しく、不満も聞かれました。今後は定期的に開放していく予定とのことです。それにしても、台湾の人々って建築や歴史に興味があるんだなあと改めて思いました(笑)建物の歴史については、拙著『台湾 日本統治時代の歴史遺産を歩く』(戎光祥出版)と『台湾土地・日本表情』(台湾・玉山社)をごいただけると幸いです。