熊本の干拓地の面積がどれほどあるのかについて
資料を取り寄せたら、
どの時代にどれだけ干拓がなされたのかの
一覧表が載っていたのでご紹介します。
1)加藤以前 786.00ha
2)加藤時代(44年間) 2,215.08ha
3)細川前期(132年間) 1,005.05ha
4)細川後期(107年間) 8,143.77ha
5)明治時代(45年間) 2,548.49ha
6)大正時代(14年間) 1,297.86ha
7)昭和時代(43年間) 2,018.87ha
合計 18,015.12ha
江戸時代以前から、
ご先祖様が営々と干拓事業を
続けられてきたんですね!
それにしても驚異的なのは、
加藤時代の44年間で、
2200ha余りの干拓地を造成していること。
細川前期の132年をはるかに凌駕しています。
技術レベルがもっと高かったであろう
明治時代の上を行っているのもすごいです。
さすが「土木の神様」と言われている加藤清正公ですね!
ちなみに、干拓地1.8万haは、
現在の熊本県の耕地面積11.6万haの約16%を占めます。
この干拓地で、現在では生産量日本一を誇るトマトや、
さまざまな野菜や米が作られています。
干拓地は、農業産出額全国第5位の熊本県農業には
なくてはならないものであると言っても過言ではないと思います。
先人の偉業が、何代も後の子孫の繁栄につながっている。
これぞ真に有益な公共事業だと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます