ごくまれ日記

思いついたこと、書きたいことをごくまれに投稿します。

日本人が忙しい理由

2008-03-04 16:43:56 | 会社変革
ヨーロッパ人が忙しくない追加的理由(WIRED VISION) - goo ニュース

この藤井敏彦氏のコラムはよく言ってくれた! という思いになった。

「お客様は神様です」という日本人にとっては当たり前の美徳が、実は回りまわって社会全体の効率性や幸福をものすごく阻害している。

お客様の尻拭いもしなければならないので、お金にならないのに仕事はより急いでやらなきゃいけない。まさに「Noと言えない日本人」がここにある。
そして、自分がミスをすればとことんつけ上がられる。
だから日本は欧米に比べものすごくサービス業の効率が悪い国にとどまっているのであろう。

藤井氏が書いているように、ヨーロッパのように「お客様を大切に」しないような態度もまた問題だと思うが、重要なのは顧客とサービス提供者のそれぞれが、相手の立場を尊重し、自分の非があるところは認め、不用不急のものは急がない、という姿勢をもって臨むことだと思う。

仕事でコンサルティングをしていると、「なぜそんなに急ぐ必要があるの?」と顧客や自分の会社の役員に対し疑問を抱くことがよくある。それが従業員の体力や気力を奪い、利益をも剥ぎ取ってしまうことにもっと気付くべきだ。日本人の気質自体が、人を幸せにしない構造をはらんでいるといっても言い過ぎではないかもしれないと思う。


上顧客を見つける

2006-03-27 17:57:43 | 会社変革
「『自社にとって上顧客と思っていたところが、実はそうではなかった』という例は以外に多い。たとえば、その上顧客を獲得・維持するために、かなりのコストがかかっていたというケースなど、本当に上顧客かどうか、コストを踏まえて大きく見直す機運が出てきている。獲得コストを把握しつつ、属性情報の取り方を抜本的に変えることで、上顧客を見つけ出す。」(「日経情報ストラテジー」チラシ)

獲得コストは最初はやってみなければわからないので、リスク覚悟というところもある。ただ、継続的に取引して毎回取引コストがかかっているなら選別は簡単とも言えるかもしれない。

会社のドレスコード

2004-08-04 15:05:33 | 会社変革
会社のドレスコードというものがないので、取り決めようという会議をしました。

いろいろ社内の反対もあると思いますが、ルールがまったくない状態っていうのもこれはこれでまずいと思います。

価値観が多様化しているいま、上司が自分の価値観だけで「その服装は何だ!」と怒鳴りつけても、説得力がありません。

会社の代表として顧客の前に出るとき、どのような格好をしていれば会社のCIが維持、向上するのかを考えて最低限のルールを決めるべきだと思っています。