日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

林英臣政経塾in日田!

2014年10月24日 00時30分47秒 | 日記


9月27日に咸宜園教育センターにて林英臣政経塾9月講座を行わせて頂きました。
林英臣政経塾では、毎年1回所属している議員の地域の特性を生かした学びを得る様になっております。
去年は鳥栖市にて、今年は私の希望も含め日田市にて開催をお願い致しました。



場所は咸宜園教育センター内にて、日本最大の私塾、門下生5千人、廣瀬淡窓について学ばせて頂きました。
講師は廣瀬淡窓の本も出版された深町先生からご教授を頂きました。

広瀬淡窓は善を実践する事、天命を楽しむ事。天は善の行為を喜ぶ、人は運命を受け入れる、そして運命は変えられる。と仰っております。

また、日本で最初に通知表と言われる「月旦評」など、その教育の手法は明治維新後の文科省の原案を作ったのが門弟の長三洲という人である事です。
意外にも日田市在住者には知られてないのが残念と感じます。

その他、熊本県山鹿出身の清浦第二十三代総理大臣や、大村益次郎なども輩出されております。

かなりの病弱で、眼の疾病もあって人生の2/3を寝て過ごすような生活でしたが、瞑目静座の中での深い思索は、多くの思想的著書を残し、「天」を宇宙の主宰、不可知の存在として敬い、その一端として「天は善に福し、悪に禍ひす」という禍福応報論を「約言」という著書に記されました。







広瀬淡窓は教育者という顔だけでなく、儒学者、歌人という3つの顔を持った1つのカテゴリに分けられない縦横無人な功績や働きを行った人であり、参加された塾生からも「先哲というか聖人というか、このような人が九州にいたということを知りませんでした。名前も知らなかった。」という声も頂けました。





その後は、夜まで本日の講義と政治談義を行いました。





最後は早朝稽古の後、広瀬淡窓や我々日田市住民に縁のある大原八幡宮に参拝致しました。

私としては、日田市の偉人に他市の政治家が感銘を受け、其々の地元でその学びを生かしてくれる事を確信しております。
皆様の学びに感謝、ありがとうございます。



では、また。