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~球児たちの あしあと~

2012 春季高校野球近畿大会 準決勝 ~智弁学園vs報徳~観戦記

2012-06-02 | 2012 春季高校野球



近畿大会準決勝!応援に行ってきましたぁ

今日はお天気が心配だったのですが、薄曇りで暑すぎず選手にとっては動きやすい気温、気候だったと思います。

準決勝 第1試合は智弁学園と報徳、第2試合は大阪桐蔭と明石の対戦となりました。
兵庫勢2校が決勝を賭けた対戦、今日もスタンドは満員たくさんの応援がありました。


第1試合 智弁学園vs報徳戦は、6回まで智弁学園が2-0とリード。
しかし、6回の報徳 今日は代打での出場となった佐渡友選手がライトスタンドへ2ランHR!!で同点。
どちらも譲らない展開となり、今大会初の延長戦へ突入しました。

対戦の行方は・・・

まず今日のスターティングメンバーです。


報徳先発 乾 投手(11)


智弁学園先発 小野投手(9)


小野投手は昨秋近畿大会決勝(天理戦)で優勝マウンドに立った投手です。
打順は4番、決勝では2ランHR!も放ち打撃でも存在感のある選手です。

今日の対戦、先制したのは2回智弁学園

6番米田選手、7番小池選手の2連打と、9番大崎選手の内野安打で1死満塁と先制のチャンス。
その後2死満塁となり2番山口選手の打席、相手エラーで先制。
 

痛いミスとなってしまった報徳・・・でもまだまだ序盤!
3・4回と乾投手が三者凡退に打ち取ると・・・
5回には盗塁を阻む好送球や、中村捕手(12)の懸命なファールフライ捕球など硬い守りで投手を盛り立てます。

2番山口選手 1回にもライトへのヒットがあり、先程のエラーで出塁もあり、3打席目またまたレフト前! 


今日はライトを守るエース青山投手の素晴らしい2ベースヒット!
青山投手、2→3塁へ盗塁成功!ナイス走塁で2死3塁 追加点のチャンス!




しかし次打者4番小野投手がキャッチャーフライ・・・


中村捕手(12)のガッツプレーでピンチを凌ぎました! ナイスガッツ!でしたよ!!

5回では追加点を阻まれた智弁学園でしたが、6回には・・・

先頭5番中道捕手が初球をライトへ、6番米田選手のバントヒットで無死1・2塁

7番池田選手の打席。
池田選手の送りバントでWスチール1死2・3塁となるはずが・・・


1塁→2塁への盗塁は成功!
報徳の好送球で2塁→3塁は盗塁死!
先を阻むナイスプレー!だったんですが・・・

その次が・・・
サードからファーストへの送球が悪送球
慌てちゃいましたかね・・・


1死1・2塁となっていたところ、この送球で1死1・3塁。
またも報徳ピンチを広げてしまいました

こうなるときっちり得点に結びつけますね。

8番小池選手がレフトへ犠牲フライ・・・
際どいタイミングでしたがセーフとなって1得点 2-0と智弁学園が更にリード。


 

この回が延長戦へともつれ込み、ラッキーとアンラッキーが交差した回だったかなぁと思いました。

2点を追う報徳は、この裏9番乾投手のヒットを送って1死2塁の場面。
代打に佐渡友選手を送りました。


采配的中!佐渡友選手がライトスタンドへ大きな2ランHR!同点打!
素晴らしいホームランでしたぁ
 



智弁学園はこのHRの後、3番永岡選手のヒットと4番吉田選手への四球の後、丸野投手へ継投。
走塁ミスもあり勝ち越しは許しませんでした。


報徳は8回から大力投手(10)に継投し、お互い8回・9回と踏ん張り延長戦へと突入しました。


延長10回 智弁は3者凡退。
再び小野投手がマウンドへ上がり、報徳は3番永岡選手のヒットでサヨナラのランナーが出塁。


この回で決着か??と予感しましたが、秋の王者はそう簡単に終わらせてくれませんでした。

延長11回・・・決着の時
智弁学園の底力と、ここを乗り切って欲しかった報徳との明暗分かれる回となりました。

智弁学園の攻撃

先頭8番小田原選手(8回からサードで出場)の内野安打


9番大崎選手の送りバントがフォースアウト!1死1塁


1番浦崎選手のヒットと、2番山口選手への四球で1死満塁


3番青山投手の犠牲フライで勝ち越し。3-2




更に4番小野選手へ死球・・・ピンチは続き2死満塁
5番中道捕手の2点タイムリー 5-2




 

中道捕手が盗塁を成功させて2死2・3塁 続くチャンスと続くピンチです・・・

打席には6番米田選手
センターへ運んで2打席連続2点タイムリー 7-2


 

・・・と、ここへ来て智弁学園の底力を見た。
この回5得点と智弁学園が一気に勝利へ近づいた予感・・・

でもまだ11回裏の報徳の攻撃がある。
がんばれ!!とスタンドからも熱い声援が送られたのですが・・・

2者が内野ゴロに倒れ、最後は7番代打松谷選手(2)の強い当たりがサードライナーに。
7-2 智弁学園の勝利となりました。


6回佐渡友選手の2ラン同点振り出しから、お互い譲らないがんばりでした。
手に汗握る11回の攻防に、終わってしばらく茫然となってしまいました。

智弁学園は近畿大会2季連続優勝に王手です!
第2試合 大阪桐蔭vs明石の勝者、センバツ王者大阪桐蔭との対戦となりました


この春、報徳ナインの数々の素晴らしいプレーが観られました。

また夏の報徳ナインの戦いを楽しみに・・・

近畿大会4強おめでとう!



そして第2試合 桐蔭と明石の対戦。
前半は互角の戦いとなり、前半を終えて1-1。
明石は全員野球でがんばりましたが春の全国王者にあと一歩及びませんでした。
しかし素晴らしいチーム力で、打ちこまれて敗れた・・・という対戦ではありませんでした。

立派な4強!夏に繋がる自信になった近畿大会だったのではないでしょうか。

明石ナインのがんばりに感動した対戦でした。
明石ナインのがんばった姿はまた紹介したいと思います。



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