来春の第84回選抜高校野球大会の21世紀枠最終候補9校が決定しました。
この候補9校から来年1月27日に行われる選考委員会で3校が選ばれることになります。
選出方法は、東(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)と西(近畿、中国、四国、九州)でそれぞれ1校、残る7校から1校が選ばれます。
47都道府県高野連から1校ずつ推薦され、全国9地区から各1校を候補校として選出。
第79回大会で県の推薦校だった大垣西(岐阜)を含め、9校とも候補校に選ばれるのは初めてだそうです。
各校の選手のみなさんは春の便りが待ち遠しいですね。
春甲子園ではどのチームが観られるか今から楽しみです第84回選抜高校野球大会 21世紀枠最終候補
【北海道】 女満別
【東北】 石巻工 (宮城)
【関東・東京】 高崎 (群馬)
【東海】 大垣西 (岐阜)
【北信越】 金沢西 (石川)
【近畿】 洲本 (兵庫)
【中国】 広島観音 (広島)
【四国】 小松 (愛媛)
【九州】 宮崎西 (宮崎)
21世紀枠とはどのように選出されるのでしょう。
これから高校野球へ進む球児のみなさんLet's study
《21世紀枠選考基準》
21世紀になって初めての春選抜大会となった2001年(平成13年)第73回。
新たな世紀・21世紀になり、高校野球の選抜でも新たな改革が始まった。
21世紀枠である。
部員不足などの困難の克服したチームや、文武両道で他校の模範となるチーム、
あと一歩で甲子園ながらチャンスを逃し続けているチームなどを別枠で選抜甲子園に出場させ、
多くの野球部員に夢と希望を与えようというもの。
こうして21世紀枠は「秋季大会の成績にとらわれない『清新の気風あふれたチーム』の選考」という意義をもって新たに導入された。
手順としては、まず各都道府県連盟の推薦により1校が決定。
次に各地区推薦1校が選ばれる。
そして地区推薦校の中から選抜出場校が選ばれる。
最終選考会での候補校のプレゼンテーションは各都府県連盟理事の持ち回りによるものらしく、
同じ地区の他都府県の学校を紹介することにもなる。
21世紀枠で選ばれるためには秋季都道府県大会ベスト8以上、また参加128校以上の都道府県は
ベスト16以上の成績を残していることが条件となる(2010年の候補校条件緩和により条件に「原則」が付記された)
この条件を満たした学校が以下の基準を元に推薦される。
1.他校の模範になる
2.困難条件の克服
3.予選で良い成績を残しているがなかなか甲子園に出場できない
それでも候補校を決定できない場合は「甲子園出場経験がないか、もしくは出場から30年以上遠ざかっている」
学校が選ばれることになる(候補校条件緩和により「出場からより遠ざかっている学校」へ)