1990年代中盤から、地味な開発を続けていた富士通。
2000年に発売したのが、「FUJITSU FMV-BIBLO NJ」
「バイオレットブルー&ライトシルバーのスタイリッシュデザイン」
とありますが、薄型全盛の時期であり、デザインに関してはどのメーカーも
工夫を凝らしていた中でのこの箱っぽさに、初見時は笑いが止まらなかった。
A4ファイルサイズの大きなボディに12.1インチの小さなLCD。
いったい、何がしたかったのかよくわからない製品。
開発者もさぞストレスを感じていたことと思います。
富士通のノートパソコンは、当初から他社に比べて雑さが目だってました。
家電を多く扱う電機機器メーカーは見えない部分でも細かく配慮されていることが多く
勉強になっていたものでしたが、富士通にはまったくその部分が見当たらない。
逆に心配になることが多かった。
不思議といえば、不思議な会社。