2000年に発売された 「SONY CLIE」

VAIO の世界観を持つ PDA という期待を裏切る普通の PDA。
PalmOS を搭載。
ジョグダイヤルやメモリースティックといった SONY アイテムを装備。
しかし、ユーザーに何をやらせたいのかが、いまひとつよくわからなかった。
タッチパネルも薄暗く、モノクロモデルに至っては、時代遅れ感が強い。

「PalmTop」 の開発・商品化を続けていての 「CLIE」 であれば
もっと提案型の製品になっていたのではないだろうか。

「CLIE」 はそれなりに進化した後、2004年にひっそりと生産中止。
その間、VAIO との抱き合わせ販売をされたり、順調ではなかったようだ。
あまり表舞台に出てこない製品だった。